未遂の花

孤独な胸が傷付いて　溢れ出した涙は
未だ夜明けを知らない夜に溶けてゆく
心はいつもあの頃と何も変わる事はない
アナタを失っても重なるばかりで

滲み出るほど儚い夢　今は終わりを知らず
記憶の中で生きている　色褪せないままで
悩まし気に狂わせた　血塗れの手首が
深い闇に包み込んで

閉ざした瞳　暗闇に移るのは・・・アナタ
今も忘れる事ができず狂い咲いて

切なく募る思いは記憶の中でしか
言えず心にしまい込んで閉ざしたまま
会いたいと願っても　届かなくて散りばめて
素足のまま悲劇の中を

閉ざした瞳　暗闇に移るのは・・・アナタ
今も忘れる事ができず狂い咲いて

繰り返される自殺願望　今はただ痛む
身体中を走る痺れに抱かれて　叫び続けた
拒絶をした月夜は　命を断ち切ると決めた
朽ち果てた花のように・・・

閉ざした瞳　暗闇に移るのは・・・アナタ
今も忘れる事ができず狂い咲いて

青ざめた唇は涙に　濡れて
過ぎ去った時の中でこのまま・・・

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