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最近、施工や工事についてのお話が多かったので、春らしい輸入の照明器具に焦点を当てましょう。こちらの照明器具は、一般にペンダントと呼ばれているタイプで、天井から吊るす形で使います。多くの場合、ダイニング・テーブルやバー・カウンター、アイランド・キッチンの上に複数取り付けるのが一般的。ステムと呼ばれる細長い棒で吊っているのですが、このステムはネジが切ってあるので、つないで長くしたり、逆に短くすることも可能です。だから、吹き抜けのような高い天井であっても取り付けられるんですね。但し、天井に傾斜のあるようなスロープ天井ではちょっと無理がありますから、そういう場合はチェーン・タイプのペンダントを選ぶときれいに納まります。薄いベージュの膜が張ったようなガラス・シェードの筒の上に小さなお花が咲いたようなデザインはなかなか可愛らしいですよね。今回、豊川市のレンガの家、N邸でこちらを使おうと思ったのですが、納期が掛かるということで採用出来なくなりそうです。(別のもので素敵なものがありましたから、大丈夫ですが・・・)輸入の照明器具は、欠品、長納期、廃番といったことが問題となるケースがありますが、それでも美しいものは使いたいですよね。
2014年01月07日
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ゆるやかにカーブを描く円形ガラス。こんなデザインのガラスを昔見たような気がしませんか?この照明は、フラッシュマウントと言って、天井に直に取り付けるのではなく、台座から短いダウンロッドを吊ってその下に本体を取り付けるタイプの照明です。少し手が込んでデザインになりますが、装飾的な感じがして美しいですね。電球は、75Wのタイプと100Wのタイプの2種類が用意されていますので、用途や部屋の大きさに合わせてお選び頂けます。また、台座の色もニッケル・クローム以外に選べますからいろいろなシーンに対応出来ます。こういうところが、国産にない遊び感覚ですね。
2013年12月26日
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近頃、めっきり寒くなってきましたが、今日は早朝よりお客様に豊川の現場へお出で頂き、電気配線の打合せを実施しました。配線プランと輸入照明のデザイン・プランは、既にお渡ししていましたが、紙の上だけでは実際の位置や使い勝手といったものは、素人の皆さんにはなかなか分かりにくいもの。ですから、ある程度お客様にご家族と机上にて相談をして頂いてから、建方(建物全体の構造を組み上げる)工事完了後に、こうして電気屋さん、現場監督、担当者(私)、そしてお客様が一同に顔を会わせて位置や種類、数の確認を現場で行います。こうすると、平面でしか分からなかったことが、立体となって現実化しますから、分からなかったことが明らかになってくるという訳です。今回もいくつか変更や追加をしていきながら、電気の確認を致しました。お客さんは、現在東京にお住まいですから、ちょくちょく現場を見ることもままなりません。ですから、逐次私たちが施工の様子を写真に撮ってメールしておりました。構造材として使われたパイン等のいい香りを感じながら、こうして屋根まで出来上がった状態を初めて見るのは、感慨無量ではなかったでしょうか。打合せの後、せっかくですから、2x4工法の構造説明や私たちの施工への気遣い、何故こうなっているのかという質問への返答などをさせて頂きました。こういう時間が、住まいへの愛着を醸成するのに大切なんです。だって、私が今までブログに書いてきた膨大な情報が現場のあちらこちらに転がっているのです。それを記事に書いた本人である私から、マンツーマンで直接聞けるのですから、すごいと思いませんか。でも、話し出すと止まりませんから、打合せを含めて4時間掛かってしまいました(笑)勿論、こうして現場を見ながら話を聞きたいという場合は、ご相談下さい。状況が許せば、お話ししますよ。
2013年12月01日
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カナダやアメリカの照明カタログでよく見かけるペンダント照明。天井からチェーン等で吊り下げられ、下向きのシェードなら下方向を、上向きのシェードなら天井を主に照らす。でも、こういう照明デザインって、日本の照明器具では皆無と言っても過言ではない。勿論、あるにはあるが、吹き抜け用に特別にデザインされたものとして、それ程多くバリエーションがある訳ではない。これは、日本の家の一般的なデザインであまり吹き抜け空間を造らないということと、家のプランを上下に部屋を取る総2階のデザインにして、坪当たりの施工単価を安く見せようとしていることが原因だ。もしお疑いなら、坪単価を最も強く意識している建売り住宅のチラシをご覧頂きたい。そこに掲載されたプラン図を見れば、私の言っていることが本当だとご理解頂けるはずです。そういったプランを合理的とか経済的とか言う方もいるでしょうが、言い換えれば何の面白味もない四角い部屋の連続でしかないとも言えるのです。あと、こうした照明を、欧米ではリビングやダイニングに平気でもっていきます。人が通らないダイニング・テーブルの上やソファの前のコーヒーテーブルの上に吊るすのですが、日本の住宅メーカーのインテリア・デザイナーは、滅多にそういう照明を使いません。(勿論、中には使う人もいるんですよ)それは、テーブルの大きさや配置、そのデザインに至る迄きめ細かくお客さんと打ち合わせたりして、想定するなんてことをやっていないですから、場所やデザイン・コンセプトを固定化してしまうような照明器具を付けることに躊躇してしまうからなんですね。逆に、これに見合ったテーブルを後で探しましょうなんてことが言えればいいのですが、責任問題になる為かそういうことも提案しないというのが現実なのかも知れません。こういう照明を付けると、シェードの中に埃が溜まるなんて人もいますが、そんなのたまに掃除機で吸えばいいんですよ。それより、シェードの上にあるアイアンの曲線が、電球の光によって天井に描く影を想像してみて下さい。きっと、本物が取り付けられた時には、想像以上の満足感と驚きが得られることでしょう。私たちは、そういうことをイメージしながら、皆さんに輸入住宅のプランニングやライティングの提案をするのです。
2013年11月14日
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明日、久々に東京に住むお客さんが、ご実家に戻られるということで、この機会を利用していろいろ打合せをすることになっている。その時は、先日より詰めてきたキッチン・洗面のキャビネットのプランの打合せ、玄関の上がり框(かまち)の高さの設定、ガス機器やレンジフードの選定、タイルの選定、電気配線プランの打合せ、輸入照明の選定、ドライウォールの色の相談などやろうと思えばとことん仕事がありますねぇ。まあ、そうは言っても何時間もある訳ではありませんので、輸入しなければならない資材を優先して決めていきたいと考えております。で、今日は朝から、電気の配線図を描きながら、どんな照明器具を使おうか悩み悩み作業を進めました。そうは言っても、Kichlerという照明メーカーだけでも1000種類以上バリエーションがありますから、それをチェックしながら描いていくのは至難の業です。私のように慣れた人間でも、お客さんの好みを踏まえてちゃんと提案出来る内容にするには、夜の9時まで掛かってしまいました(笑)まあ、いくつか好みに合わないものもあるかも知れませんが、実際に施工したら結構いい感じになると思います。輸入住宅ビルダーの社長で、これを自分でデザイン出来るやつはいないだろうなぁ~。いや~、明日が楽しみですねぇ。
2013年11月02日
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新築時におうちの照明計画を、照明器具のショールームや住宅メーカーのコーディネーターにお願いするのが一般的。でも、その多くがメーカーのカタログに記載された畳数の目安を基に照明器具を決めているのが殆どです。写真の国産照明でも、「この照明器具は、~12畳まで」という記載になっていますよね。ですから、これを見たインテリア・コーディネーターの多くは10~12畳の部屋の天井ど真ん中にこれ1個を付けるようにプランします。白熱球60Wで8灯付くということですから、合計で480Wになる計算です。そして、カタログにも10~12畳の部屋(17~20平米)のところには400~500Wの明るさを選ぶようにと書かれています。さて、皆さん、これを本当に鵜呑みにしますか?マリオットなどの一流のホテルでこんな照明プランをしているでしょうか。いえ、こんな明るすぎる照明にしたら、リラックスするばかりか落ち着かなくて仕方ありませんよ。この目安は、オフィスや工場で作業をする時に必要な光の量であって、人間にくつろぎを与える明るさではないのです。私が12畳の空間をデザインするなら、40Wの電球が5個付いた照明を天井から少し下げた位置に吊り下げます。そして、外壁に面した壁に40Wのブラケットを2ヶ所取り付けるでしょう。そうすることで、光で部屋に強弱を持たせて、ムードのあるデザインにすることが可能となるはずです。こうした配置は、欧米では非常にスタンダードなものですが、電気配線やスイッチの数が増えたり、照明の金額がかさむという理由だけで、一部屋に1個の照明を付けるというのが当たり前になっています。こんな陳腐なデザイン計画では、日本の家の価値が上がるはずがありません。勿論、照明器具自体のデザイン・センスも問題ですが、如何にお部屋の雰囲気を格好よくするかに気を遣うことが最も大切だと思います。また、照明のシェードが上向きか下向きかでも光の具合に違いが生じることも忘れてはいけません。もしあなたが暗めのリビングで本を読みたいと思ったとしたら、私はこんな輸入のフロア・ランプをお勧めします。ソファ・サイドにこれを立てて、ティー・カップやメガネ・ケースをガラス・テーブルの上に置いておきます。シェードは下に広がっていますから、本の手元以外に光が及ぶことはありません。ですから、自分の必要な場所だけに必要な光を当てて、部屋の雰囲気を崩してしまう恐れもないという訳です。周りにいる家族への配慮を忘れないのも、お洒落な生活スタイルだと思いませんか?また、インテリアのデザイン計画をするに当たり、「色彩と光の選び方 by PARA PAINTS」をお読み頂ければ、参考となるかも知れません。
2013年10月11日
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昨日の記事でお話ししましたKichler社の大きなアイアン・シャンデリアがこちら。シリーズでたくさんのバリエーションのある照明器具ですから、インテリアのデザインを統一するのに持って来いでしょ。吹き抜けの壁に付けた照明器具からこぼれた光が、ドライウォールの白い壁に当たって美しいですね。この光景を、本当は夜に見て頂くと、更にムードが出るんですが・・・。手前に写るアーチの梁(ハリ)の角が丸くしてありますから光の当たり方が柔らかくなっているのも、ツヤ消しの塗料 PARA PAINTSで塗られたドライウォールならでは。輸入住宅でしか、こういう凝った仕事は出来ないですが、これを見て自分たちもやってみようと思うビルダーさんは現れないでしょうかねぇ。私たちだけが美しいものを追求しても、住宅業界自体が底上げしていかないと、日本の家づくりは低レベルの状態から脱することは出来ません。
2013年09月09日
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愛知県半田市のレンガの家、K邸を引き渡す前に完成した状況を見てみたいというご要望を頂き、午前中に現地をご覧頂きました。工事中の時から、幾度かおうちの様子をご覧頂いていたお客様でしたので、完成した室内を見て感慨深げでいらしたようです。この前見て頂いた時は、ドライウォールを施工する為にリビングの吹き抜け空間に足場が組んであったりして随分窮屈な感じを受けたようですが、今回ご覧頂いてこんなに広かったとは思わなかったと言われました。工事が進むにつれて、どんどん室内が広くなっていくと感じることはよくあることですが、自分たちが計画している家もそうなるのだと実感出来たことでしょう。中世ヨーロッパのお城(洋館)をイメージしているということは以前にも記事に書かせて頂きましたが、どうですか、この重厚なアイアンの照明器具は。荒削りな鉄の角棒を手でひねったような力強いデザインは国産にない圧倒的な個性を感じます。ダイニングにあるこの照明器具は、比較的小ぶりなシャンデリアですが、それでも10kg程度の重さがありますから、取り付ける為の下地もしっかり造っておく必要があるのです。そう、見た目では分からないところに手間が掛かっているというお話をよくしますが、下地補強もその一つ。でなければ、将来歴史的な建築物になることなど出来ません。吹き抜けリビングのシャンデリアなどは60kgを超えますから、見れば圧倒されますよ。輸入住宅建築に於いて、ホームメイドが国内屈指のビルダーであるという理由はここにあります。
2013年09月08日
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この照明器具は、最近北米のKichler社から発売されたペンダント・ライト。ソファの前のコーヒーテーブルの上やダイニング・テーブルの照明としてイメージされたものですが、ここまでナチュラルなものは日本ではなかなかないですよね。それも、この照明器具はオーダーの一品ものということではなく、量販品としてカタログに掲載されたものというから、懐の深さを感じますねぇ。鳥の巣のようなペンダント・シェードは、何と本物の植物の枝か茎で作られています。こんなところも量販品ではあり得ないところです。まあ、量販品と言っても、これをインテリアで使いこなすには相当センスのあるナチュラリストか、モダン・リビングにアクセントとして添えることが出来るツワモノくらいでしょうから、素人さんは手出し禁止です(笑)このシェードから洩れる光は、どんな風に見えるのでしょうね。それを考えるとワクワクします。きっと、見たことない景色が室内の壁や天井に広がるんでしょうね。もしかしたら、小鳥が照明の上に住んでしまうかも知れませんが・・。
2013年08月07日
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最近、ムーミンに出てくるような家を探しているというお話をよく聞きます。私が子供の頃が、TVでアニメもやっていて毎週見たものですが、最近は絵本やグッズでしか見たことがないので好きな人は好きなんだなぁなんて、久しぶりに思いました。で、ムーミンに出てくるような輸入材は、どんなのだろうと輸入照明で探してみました。上の写真のものは、傘がちょっとスナフキンの帽子に似ていると思いませんか。また、こうした曲線的なデザインが、ムーミンが住んでいたおうちのようなイメージを抱かせます。そして、下の照明器具は、少し和のテイストが入った感じがすっきりした北欧デザインを連想させるかも知れません。また、直線的に見えるラインも実際には少し歪んだ形状をしている為に、優しい感じになっているのもアニメチックな雰囲気があるように思います。これらの照明器具は、玄関先や門灯として使いますが、同じシリーズでいろいろ種類がある点も見逃せません。何れにしても、照明だけでなくトータルでデザインを考えることが家づくりには必要ですね。
2013年05月11日
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Kichlerの照明器具の新しいシリーズが出ましたのでお知らせします。アンティーク・ホワイトという色なんですが、難破船で長い間風雨に曝されていたというイメージで、色が更に落ちてしまっているデザインになっています。シェードの周囲には、モザイクのように小さな貝殻が整然と並んでいます。照明器具の下には、薄い乳白色の円盤パネルが張られているようで、ダイニングテーブルの夕食を優しく照らしてくれそうです。この写真からは、照明の上部がどうなっているのか分かりませんが、下と同じパネルが張ってあるのか、それともオープンになっていて、天井方向を明るく照らして間接照明の効果を狙っているのか、何れにしても取り付けるまでのお楽しみがあって、面白いですね。もしかしたら、貝殻自体が薄くなっていて、薄っすら光るのかも知れません。さて、私だったら、少し長めの6人掛けのテーブルを置いてそこにこの照明器具を2つ並べて設置するでしょうね。この照明器具は、シリーズものとして他にもいろいろなバリエーションの照明器具がありますので、海を意識させるデザインの輸入住宅にしたいなら、持って来いです。シリーズの他の照明器具については、またの機会にご紹介させて頂きます。
2013年05月07日
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これをアメリカで購入したのは、もう15年くらい前になる。前に会社勤めをしていた時に、初めてお客さん家族を連れてアメリカ シアトルに家の資材を見に行った。その際、気に入って買ってきたものの一つがこれだった。当時は、カントリー・デザインが流行り始めていたが、フレンチっぽいロートアイアンの製品を日本で見つけるのが大変だった記憶がある。そんな折に、とあるショップで一点もののこの照明を見つけてすかさず手に入れた記憶がある。写真は、つい先日撮らせて頂いたものだが、その美しさには古さを感じない。この薄暗い雰囲気やドライウォールの天井に映るブドウのツルの影。当時の私としては、冒険したデザインだった。だって、間接照明を一般家庭に持ち込むなんてことは、今の大手住宅メーカーですらやっていないことですし、地方の小さな工務店の営業担当だった私がやるなんて、誰も思っていなかった。壁や天井のドライウォールもこのお宅が初めてだった。Jeffというアメリカのドライウォーラーとも知り合って、アメリカのペンキも輸入した。英語も輸入業務も私以外誰も出来ないという状況の中、果敢にチャレンジしたのが、名古屋市緑区白土のS邸だった。今回、ご家族が新たに加わるという状況で、再び私がこの輸入住宅のリノベーションをデザインさせて頂くことになった。まだまだこれから資材や色をチョイスしていく段階だが、また新たな挑戦をしていきたいと思う私です。
2013年03月10日
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日本ではあまりお目に掛かれないファブリック・シェードの付いた輸入のシャンデリア。北米でもこういうクラシックなデザインのものより、モダンでシンプルなデザインのものの方が好まれる傾向にあるのだが、これからは逆にクラシックなゴシック・デザインのものにも注目が集まってくるかも知れない。本当にトレンドって、移り変わりが早いですから。このファブリック・シェードは、10種類以上あるオプションの中から好きなものを選ぶことが可能です。写真中央のシャンデリアは、チェーンを短くするタイプにも代えることが可能です。それが、写真右。このように天井近くに吊り下げれば、天井の低い場所や頭が気になる場合にも使えますよね。勿論、中央のもののように下の方まで吊り下げれば、ダイニングテーブルやソファのコーヒーテーブルの上なんかにも似合いますし、ちょっとした吹き抜け空間でも大丈夫。また、左の大きなものも、同様に2通りの変化を楽しめますから、より大きな吹き抜けやリビング・ダイニングにも持って来い。このシリーズは、至るところにクリスタルを配していますから、夜に明かりが灯った時には、キラキラ輝いて綺麗でしょうね。輸入住宅には、やっぱり輸入の照明器具ですね。こういう照明器具で私たちと一緒に家づくりをしたいという方は、ご相談下さいませ。
2013年03月03日
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写真を整理していましたら、こんなのを見つけました。名古屋市八事で施工したレンガのお城、F邸の階段を下から見上げたところです。1.2mの幅で両側のハンドレールを付けたはずですから、階段室自体の幅は1.8mあったと思います。でないと、直径1.2mを超えるようなシャンデリアは付かないですもんね。真っ白なハンドレールと整然と並ぶ白いバラスター。そして、薄いピンクのドライウォールの壁が織りなす幻想的な写真です。シャンデリアは、キャンドル型の白熱電球を20個近く付けていますから、豪華ですよね。でも、この照明器具は、既に生産が中止されています。今、北米では金色デザインのものが少なくなってきているのです。私は、このクラシックなデザインが結構好きだったんですけどねぇ・・・。但し、・・・うちの倉庫には、たった1セットだけこのシャンデリアの在庫があるのです。いや~、もの持ちですなぁ(笑)多分、そのうちこれが付けたいというお客さんが表れるでしょうから、その時まで大切に取っておきま~す!
2013年01月22日
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先日、フィラメントが輝くエジソン電球を紹介させて頂きましたが今回は、その第2弾。レトロ照明について書かせて頂きます。ここの会社というか、このお店ですが、昔から自社で和風の照明器具を製造・販売していたそうな。今は、販売した昭和・大正デザインの照明器具の修理や古い民家から引き揚げてきた照明器具を手直しして、再生販売しているということでした。お店の天井だけでなく、壁や床にも所狭しと並べられた照明器具の白熱球の光からは、大正ロマンのはかなさを感じますねぇ。このお店は、ホームメイドの地元である名古屋ではありませんが東海地区でもこうしたレトロ趣味の方が多くいらっしゃるでしょうから、こんな照明器具が今でも売られているとなれば、どうしても欲しいという人もいるでしょう。店の壁には、こちらで製造された照明器具のガラスシェードのデザイン画が飾られていますが、実はこの絵は手で書かれたものだということです。いや~、やはり手書き故の臨場感やレトロ感がありますね。どうでしょう、皆さんのおうちにもこうした和風の照明を垂らしてみませんか。もしご希望でしたら、おうちのデザインに合わせてコーディネートさせて頂きますよ。こうした強い個性の照明器具は、部屋の全てに使うと失敗するかも知れません。デザインにしっかり強弱を付けられる人間と一緒に、照明プランをしないとこうしたレトロ・デザインのよさを生かすことは難しいのです。輸入住宅屋の私が、昭和・大正レトロをコーディネートするなんて、何か不思議な感じですが、本物のレンガ積み外壁の洋館を施工できる私だからこそ、プランニングも可能なのです。
2013年01月03日
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どうです、この輝き!実際に見ると、もっと繊細で、もっとほのかな光。さすがにフィラメントに、竹は使われていませんが、炭化させた綿繊維を細い針金状にしたフィラメント全体が光るという素晴らしい白熱灯です。先日、とあるきっかけを頂いて、実物を拝見してきました。家電メーカーが、相次いで白熱球の生産から撤退して、LEDばかりをはやしたてる日本にあって、白熱電球は風前の灯火。私たちのお客さんも、蛍光灯型のパルックボウルに付け替えたりLED電球にしたりする人がいらっしゃいますが、やはり白熱球の美しい光には敵いません。省エネが叫ばれるこの世の中ですが、家庭にて照明器具が占める電力消費量は、冷蔵庫や洗濯機などが最も多く、照明器具は9番目だそうです。そんな状況の中、インテリアの雰囲気を左右する明かりの美しさを犠牲にしてまで、省エネだけを優先する必要があるようにも思えません。こうした白熱球(エジソン電球)の製造にこだわる人が、まだまだ日本にいらっしゃるというのは、考え方の多様化という点で豊かな社会であると感じるひと時でした。でも、この電球は、手づくりですから価格はLED電球の5倍。全てをこの電球にしてしまうということは、一般には難しいかも知れませんが、書斎のデスクスタンドや寝室のナイトスタンドに使ったならどんなにか心温まることでしょう。一見無駄に見えることでも、大切なものってありますよね。
2012年12月30日
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先日完成した輸入住宅、岐阜市N邸。昨日、引き渡しをさせて頂きました。奥様、子供さん、本当に喜んで頂きましたので、建築屋冥利に尽きるというものです。有難うございました。引き渡したとは言え、若干の手直しや残工事はあるものです。写真の照明器具は、お客様が調達されたものですが、クリスタルが外れていたりしていましたので、会社に引き上げてきてうちのスタッフが工具を使ってきれいに取り付けしてくれました。国産の照明器具なら、納期が遅れたり、商品の一部が外れていたり取付け穴が明いていなかったり、なんてことはないのですが、そこが輸入照明のかわいいところです。勿論、私たちが手直しをしましたが、お客さんには手間賃をお願いすることはしませんよ。お互いが何かして差し上げようという気持ちを積み上げていくことで、いい家づくりが出来るんですし、いい社会になる気がします。
2012年12月01日
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この輸入照明も、岐阜市の輸入住宅 N邸で取り付けられたものです。一番外側は、クロームシルバーの飾りフレーム。その内側は、透けるように仕上げた薄いファブリックが張られた円筒形のフレーム。そして、一番内側が、擦りガラスで出来たライトシェードという構成で形作られている。何とも手の込んだデザインではないか。クロームシルバーの飾りフレームには、クリスタルで出来たお花と葉っぱが散りばめられていて、その美しさは本物をご覧頂かないとお分かり頂けないかも知れません。シェードを布で出来たオブラートに包むことで、天井に当たる光と周囲に広がる優しい光と2種類演出している点も憎いところ。カナダの照明器具って、デザイン豊かですよね。こんな照明器具が、お嬢さんの部屋にひとつあるだけで、その満足感や感動は計り知れないものになるかも・・・。
2012年11月09日
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真っ白なバラスターの階段手摺。少しオレンジがかった薄いアイボリーのドライウォールの壁・天井。天井と壁との境に配された白い木製のクラウン・モールディング。そして、最後にクリスタルで彩られた直径1mのシャンデリア。どれをとっても洗練されたデザインを感じさせてくれますよね。シャンデリアは豪華ですが、それ以外はデザイン構成やカラーによって、華やかさを演出しているだけで決して装飾的にしていない。こんなインテリアが、実際の個人住宅で施工できるんです。ほんと、お城のようですが、現実にホームメイドが建てた輸入住宅なんです。岐阜市N邸は、そんなレンガ積みのおうちです。
2012年11月07日
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昨日に引き続き、岐阜市のレンガ積み輸入住宅 N邸に来ています。予約頂いた方だけの限定公開ということもあり、静かな日曜。それでも、ラジカセのジャズのCDを聴きながら、洗練されたインテリアでこうしてブログ記事を書いていると、アメリカの家に遊びにきているような気分です。それくらいセルロースや羊毛の断熱材が入った壁は、音楽室のようにいい音がするし、ドライウォールの美しいインテリアは、落ち着きます。と、自画自賛するのはさて置いて。このお宅の照明器具の殆どは、白熱電球を用いています。勿論、今流行りのLED電球に装換することは可能ですが、やっぱり光が違うんですよねぇ。つまり、影の付き方や壁や天井の趣きが、ダイオードのLEDとフィラメントの白熱球とでは全然違うんです。光の柔らかさ、温かさ、広がり、コントラスト、そういったものが言葉や写真では言い表せない感覚で異なって見えるのです。確かに、省エネや地球環境を考えれば、LEDなのかも知れません。ただ、光のない所で裸電球が付いた時のホッとした感じは、既に私たちのDNAに刷り込まれているんじゃないかというくらい生活の豊かさの象徴になっている気がします。私たちが白熱球を使うのと、原発を維持管理していくのとでどちらが環境に負荷を与えるでしょうか。このくらいの楽しさが、生活の中にあっても贅沢とは言えないと私は思います。国内では白熱球の生産をしない方針のようですが、全てが同じ方向を向かされるのも如何なものでしょうか。多様な考えや許容性があってこそ、自由で活発な社会となる気がしませんか。美しいデザインは、日本人の心を豊かにします。
2012年11月04日
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トラックの荷台に載っている大きな箱。これは、岐阜市N邸の階段ホールに取り付けられる1個のシャンデリア。Marcalina コレクションの中で最も大きなシャンデリアが、これなのです。惜しみなく大量に飾られたファイン・クリスタルとクローム仕上げの本体とが豪華に光り輝く姿に、華やかな室内空間を思い起こさせる、そんな照明器具。Marcalina コレクションの照明器具は、人を感動させるようにというコンセプトで作られました。そのデザインは、あくまでフォーマル、伝統的。シャンデリア球は、12個。直径及び高さは、それぞれ1m超に及びます。吊り下げ用のチェーンを含めれば、その高さは最大3m。吹き抜け用にもっと高さが必要であれば、チェーンを延長することも可能です。相当の重量ですから、取付けには数人の協力がなければ不可能ですね。これぞまさに、輸入住宅の照明器具と言えるかも知れません。
2012年10月19日
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以前から知り合いに頼まれていたシーリングファンが当社の倉庫に入りました。もう半年以上前にオーダー頂いておりましたので大変申し訳ない状態でいました。これを単独で注文すると、余分に送料が掛かってしまう為他のお客さんの商品と一緒にしてもらうようにしていたんですが、そちらの商品がなかなか手配出来ずようやく入荷したという次第です。こちらのシーリングファン(天井扇)は、Cool Touch Systemというオプションのリモコンセットを付けました。ファンのスイッチのON・OFFやスピードコントロール、照明付の場合はそちらのスイッチも手元操作が可能となります。あと、傾斜天井に対応させる為に、それ用のマウント・アダプタも手配しました。こちらのファンは、長野の別荘に取り付けられる予定ですが、地元の電気屋さんは施工出来るかなぁ~。まあ、普通の照明器具同様、プラスとマイナスの電源接続だけですから、問題ないと思いますが・・・。直径1.3mのこのファンは、付けたら格好いいでしょうねぇ。
2012年10月18日
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レリーフをかたどったメダリオンをシャンデリアの吊元に付けるという話を先日書きましたが、今回岐阜市 N邸に取り付けるシーリング・メダリオンが届きましたのでお見せします。シーリング・メダリオンは、シーリング・オーナメントとも呼ばれるのですが、ギリシャ彫刻のような凹凸感や奥行き感が魅力です。JR 東京駅 丸の内駅舎のドーム天井にもレリーフがいくつも飾られていましたが、無機質な感じの天井でも俄然豪華に見えるから不思議です。中央に開いた穴から電源コードを出して、そこをカバーするように照明器具を取り付けます。レリーフのデザインは、カナダ製ならいろいろとありますので、シャンデリアに合わせて選ぶことが可能です。意外とシンプルなものでも、付けてみると結構華やかですから、照明器具のデザインよりも少し抑え気味のものを選ぶと格好いいですよ。輸入住宅全体のコーディネートや輸入資材の調達をしたい場合は、ご相談下さいね。
2012年10月17日
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カナダの輸入照明には、こんなものもあります。お椀型のガラスの大部分をミラーのように覆い隠して天井に近い部分だけ光が洩れるといった凝ったデザイン。その下には、アンティークに仕上げたクリスタルが2連にぶら下がっているという感じが、乙女心を揺さぶりますよね。美しいデザインのインテリアには、美しいデザインの照明器具。何事もバランスの取れたコーディネートが、大切です。こういう照明器具が似合うインテリアで家づくりをしたいものですね。因みに、この照明は120Wの白熱球を使用しますから、6帖程度の部屋をムードがあるようにするには、これだけでもOKです。でも、もう一つ、トールランプか手元を照らすナイトスタンドがあると、もっと素敵になりますよ。輸入住宅は、奥が深い。
2012年10月14日
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キラキラ輝くシャンデリアは、女性であれば一度は憧れるものです。特に、小さな時には絵本の中でこういうものをイメージさせられましたよね。ただ、現実のおうちでは、シャンデリアを飾ることが出来るインテリアであることは少ないものです。でも、インテリアのデザインというものは、実は住宅メーカーの押し付けであることがしばしばあるのです。シンプル・モダンが流行すれば、その方向性の素材しか用意していませんし、選択肢もないのです。シャンデリアが合うおうちというのは、何か仰々しくて嫌味なイメージを持たれる人も多いと思いますが、統一感とメリハリさえあれば、一般家庭においても取り入れることは難しくありません。実際にこういう照明器具を付けている家庭は、カナダでは普通なのですから。シャンデリアは、一点豪華主義。ですから、あちらこちらにシャンデリアを付けたり、華美なものをたくさんインテリアに用いてはいけません。一つのシャンデリアだけを目立たせるようにするのが、お洒落な輸入住宅にするポイントです。そういった意味で、写真のようにレリーフをかたどったメダリオンをシャンデリアの吊元に付けると一層効果を発揮します。勿論、デザインや大きさは、好みに合わせて選んで下さいね。
2012年10月05日
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先日、事務所で使うものを買いに、ホームセンターへ行った。カナダのホームセンターと比べて、規模も品揃えもまだまだ劣っているが一昔前に比べると格段に向上してきた感がある。そんな中見つけたのが、このクリスタルのシャンデリア。ステンレスシルバーにキラキラしたクリスタルが付いていて如何にも流行りを意識している。値段は40万円弱だから、ホームセンターの商品とはいえ、一般庶民にはなかなか手が出せる品物ではない。ただ、手に取って見た訳ではないが、クリスタルっぽい感じのものの中には、透明のプラスチック製の部品も混じっているような気がして、安っぽさを感じてしまう。北米のものなら、全てクリスタルガラスで作られているのにねぇ。それもこの手の大きさなら、半値くらいで現地で買える。まあ、私たちが買うところは、卸し屋さんだからだけど・・・。それにしても、こんなゴージャスなイメージのものが、ホームセンターで売れるのだろうか。セレブが自分でホームセンターに来て購入するとは思えないし、国産住宅のインテリアでこれを付けるのは変だろうし、例え輸入住宅に施工するにしても、トータルでデザイン・コーディネーションしないとこれだけ浮いてしまうもんなぁ。本物のシャンデリアを付けたいというなら、家のプランから私たち ホームメイドで相談して下さいね。
2012年09月25日
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自然派系の人が喜びそうなシャンデリアでしょ。このシャンデリアは、電球が6つなんですが、枝のように長いダークブラウンのアイアンの先にティアドロップ型のクリスタルがいくつも付いているという輸入の照明器具。勿論、カナダ製ですよぉ~。このモジャモジャ感が、たまらんですぅ。ペイントされた板壁の雰囲気と籐の白いイスがマッチしていていい感じです。何か海や山にある別荘に来たみたいです。淡く白っぽい床もいいですね。これをフロスト仕上げと呼ぶんです、まるで、霜が降りたみたいな感じでしょ。でも、この照明は、夜はグッと落ち着いた雰囲気を出してくれると思います。電球の光にクリスタルがキラキラ映えて、豪華さを演出してくれるような気がします。輸入の照明器具って、国産にないデザイン性がありますよね。
2012年07月09日
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ホームセンターや家電屋さんでない限り、日本の照明器具のショールームは、同じメーカーのもので統一されているのが一般的です。カナダの照明器具屋さんは、こだわり志向のお客さんを相手にしているだけあって、いろいろなメーカーの、それもいろいろな種類のデザインを用意しています。写真のようなクリスタルのシャンデリアも、所狭しと並んでいる為目がチカチカして眩い限りです。今回写真に写っているのは、クラシック系のものばかりですが、モダン系やジャパネスク系、キッズ系のものまであるんですよ。輸入住宅にとって、照明器具はインテリアを構成する大切な要素となります。勿論、それだけではありませんが、お部屋の雰囲気をある程度決定するものであることは確かです。国内でこういった輸入照明器具を購入するには、高額な予算が必要ですが、カナダのこうした卸し屋さんなら比較的お値打ちに手に入るのも魅力ですね。ただ、気を付けたいのは、家のグレードや各部屋のバランス、デザインコンセプトにその照明器具が合致しているかです。そういうコーディネーションが出来るビルダーやインテリア・コーディネーターは、なかなか日本にはいないですよね。
2012年07月08日
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日本と違ってカナダのホームセンターでは、家が一軒そこにある資材だけで建ってしまうと言われています。キッチンキャビネットやドア、窓、屋根材は勿論のこと、浴槽や構造材、床材まで全てのものが揃っています。そんなホームセンターの資材をひとつ紹介したいと思います。それは、これらのスイッチプレート。写真にあるのは、その一部です。全部を写真に入れようとすると1つ1つの写りが小さくなり過ぎますからね。どうですか、多彩でしょ。勿論、コンセント用のプレートもたくさんありますよ。スイッチも今の日本では、あまり見かけなくなったレバー式の上げ下げスイッチがまだまだたくさん売られています。何かレトロでいいですよね。ただ、こうしたスイッチが日本で売っていない訳があります。レバーをバネで跳ね上げる為、長年使っていると消耗してバネがバカになるので、そういうトラブルを日本のメーカーはいやがったということのようです。でも、未だにこうしたスイッチを使いたいというマニアの方は私のお客さんにはいらっしゃいますねぇ。スイッチプレート一つをとっても、北米には文化があります。輸入住宅って、いいでしょ。
2012年06月19日
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日本では、天井に大きな蛍光灯照明を付けて、部屋全体を明るくするのが一般的。これじゃあ、ムードも何もあったもんじゃないですね。欧米では、部屋を隅々まで明るくするという習慣はありません。天井に付けるとしても、部屋がほんのり明るいくらいにしてあとは必要な場所だけを明るくします。だって、本を読む時や誰かと語らう時に何も見えなくっちゃ話になりませんからね。そんな時に登場するのが、こうしたテーブルランプやトールランプ。ソファの肘掛けに体を寄せて、その脇にあるテーブルやナイトスタンドにこうしたテーブルランプを置いたり、テーブルがない場合は背の高いトールランプを置いたりすると、部屋のオブジェとしてバランスがよくなります。勿論、ベッドでも使いますよ。ランプに被せられたシェードは、殆どがファブリック。白熱球の光を柔らかく見せてくれて、とってもうっとりした気分にさせられますね。こちらの輸入照明のボディは、銀板をハンマーで叩いて型押ししたようなデザインで、ゴージャスな雰囲気じゃないですかねぇ。こうして白熱灯の温かな光が当たると、金色に見えてくるから不思議です。一粒で昼夜2つのデザインが楽しめますよ。名古屋でも、こうした大人のデザインを楽しみたいという人はいませんかぁ~(笑)照明プランは、私にお任せ下さいませ。
2012年04月29日
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まるで花束のような繊細な照明器具だと思いませんか。カナダのインテリア・メーカー販売されているのですが、夜にこうした照明器具に明かりが灯っていると心安らぐことでしょうね。明るさは、MAXで60Wですから大したことはありません。でも、本を読むデスクの脇に下げてあれば、十分な明るさを確保出来ます。また、ベッドの脇のナイトスタンド代わりに吊り下げても面白いかも知れません。部屋全体を明るくする文化しかない日本の住宅ですが、私たちホームメイドが建てる輸入住宅であれば、間接照明としてこんな照明器具も生きてくるはずです。家づくりには、夢が必要です。夢は、こんな小さなアイテムからも感じられるのではないでしょうか。
2012年04月16日
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大府市 N邸に設置した照明器具のひとつ。こちらのデザインもティファニーコレクションと呼ばれるもので、薄暗い雰囲気のインテリアにはよく合いますね。バーカウンターのようなデザインのキッチンに取付けましたが1900年代前半のクラシックな感じが出ています。シンプルモダンが主流の住宅業界にありながら、ひとり我が道をいくといったところでしょうか。素敵なインテリアには、素敵なアクセサリが欠かせません。デザインを優先するか、価格を優先するかは、皆さんの価値観で決まります。どちらが絶対ということはありませんが、その選択で自分の進む道が見えてきます。住むことが一番ですが、更に一歩進んで、暮らしの豊かさを感じさせてくれるのが、こうしたもののような気がします。
2012年01月19日
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暗闇に美しく浮かび上がるステンドグラスの光。この美しさは、ドライウォールで仕上げた壁や天井ならではの美しさですが、間接照明を利用した光と影のコントラストが大きく影響していることも見逃せません。この照明器具は、Kichler社ティファニーシリーズの壁付照明ですが、シェードに描かれた細いラインとシェードを縁取る太い曲線を描くラインが繊細さとゴージャスさを表現しています。写真で見ると少し暗さを感じる室内ですが、人間の目は瞳を調節することでもっと明るく感じるように作られていますから、夜の光としては十分な明るさなのです。勿論、新聞や雑誌を読むには少し暗いので、まわりの雰囲気を壊さないように、自分の手元だけをスタンドライトで照らすのがオシャレなインテリアを保つ秘訣です。そう、照明計画ひとつで、おうちの美的ランクが上にも下にも行くということを忘れてはいけません。ライト・コンサルティングをご希望の方は、相談下さいね。
2011年12月27日
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モダンなダイニングカウンターと大きなL字型のキッチン。ダイニングカウンターには、少し透ける素材を使いLED照明をカウンター下に忍ばせる。そうすることで、カウンター自体がほんのり光を発する不思議な雰囲気を醸し出している。また、カウンターの正面にあるキャビネットの上は、飾り棚を設けて、その下にもLEDを設置してある。そして、窓側に接したシンクにもLEDのダウンライトを3つ連続して付けることで、リズムと手元の明るさを確保したデザインとなっている。全てを明るく照らすのでなく、必要な部分に必要なだけの明るさを用意すればいいのだということがよく分かりますよね。決してお金を掛けたプランではありませんが、豊かさという点では高い価値を感じるデザインです。因みに、照明器具は全てカナダのKichler社製です。
2011年09月12日
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円筒形の丸い照明。その中に円錐形の布を入れて、その背後から白熱球で照らしただけのシンプルなデザイン。70年代のシンプルモダンを彷彿とさせるデザインは、ノスタルジーすら感じさせる。電球は、天井側を照らすようになっていて壁や床には、布のシェードを通してしか光は差してこない。だから、辺りは薄ぼんやりしていて夕闇の静けさすら演出してくれる気がする。確かに、この暗さでは本を読むのは難しい。でも、こんなムードの中で、わざわざ本など読む意味はない。BGMに静かなJazzをかけて、2人で会話を楽しむなんて素敵じゃないですか。勿論、私ならバーボンのストレートをショットで飲みながら・・・。テレビのバラエティでバカ騒ぎしているのを見るくらいなら、お金を掛けずともこんな贅沢な時間を過ごせるじゃないでしょうか。豊かさはお金では買えません。センスと余裕こそが、豊かさの証です。
2011年05月03日
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この照明器具は、高さが80cmもある大きなもの。ですから、重厚感のある玄関先を飾るに相応しい外部照明と言えるでしょう。デザインは、イタリア ベネチアの雨をイメージしたレインドロップ型。緩やかにカーブしたガラスは、水滴が付いたようにデザインされています。シャンデリア球は、最大40Wのものが、4個取付け可能です。ボディは、アンティークなブロンズカラーで仕上げられていますが、素材自体はアルミですので耐久性も配慮されています。また、色違いでブラックのものもバリエーションされていますからロケーションに合わせてお好みで選択頂けます。ガラスからの光が壁に表情を与えるのは、何とも言えぬ美しさではないでしょうか。これを見るたびに、ヨーロッパの想い出に浸れる逸品ですね。
2011年03月03日
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外側にはクローム色の華やかな枠を配し、内側には白熱球の光を和らげる艶消しのシェードを持つ洗面用の照明器具。大き目の鏡の上にも付けられるように、幅は90cmもあるので、上品でありながらゴージャスなパウダールームを演出してくれます。最大で60Wの電球を5つ取付けることが出来ますが、雰囲気を出す為には、40W以下に抑えた方がいいでしょう。繊細でありながら、気品のあるデザインは、照明器具の新しいあり方を示してくれているようです。こちらは、北米 Kichler社の新しいシリーズの一つです。
2011年02月20日
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1925年のパリ万博以降起こったアールデコ・ムーブメント。幾何学模様や流線形、稲妻や日輪をデフォルメしたパターンなど、今までにない自由な発想を用いて発展しました。また、芸術と言いながら、実用を意識したものを製作したことも見逃せません。そんなアールデコのデザインで作られたナイトスタンドがこちら。天を模した照明の明かりに、少女の姿をした妖精が両手を広げて向かっていく様を表現しています。ドレープの利いたファブリックシェードが、その時代のアンティークさを感じさせます。また、黒光りしたブロンズカラーもいい感じではないですか。妖精の羽根の鮮やかさは、更にアンティークなデザインを引き立たせてくれています。皆さんの枕元やソファの脇に、こんなデザインのナイトスタンドは如何でしょうか?
2011年01月25日
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私たち ホームメイドは、Kichler社などの輸入照明を多く使います。それは、デザインもさることながら、光を当てたい部分をちゃんと意識したものになっているからでもあります。国産の照明器具の多くは、部屋全体を明るく照らすということに重きを置いている為、雰囲気を作り出すということがなかなか難しいように思います。ただ、輸入照明にしても適材適所ということを忘れてしまっては、何ら国産照明と変わることはありません。雰囲気を作るといっても全てを暗く演出しては意味はありません。逆に、機能重視だからといって全体を明るくするというのも間違いです。つまり、まな板で食材を切る時、薄暗くては指を切ってしまいますよね。ですから、まな板を置いて調理するスペースには、スポットの照明を配置すべきです。そして、調理とは直接関係しない場所のキッチンスペースは、少し暗くても大丈夫なのです。それは、写真のキッチンを見れば、一目瞭然。雰囲気と機能とが両立しなければ、いいインテリアとは言えませんね。勿論、こうした考え方は、リビングやベッドルームなどでも言えることです。ただ、それぞれの部屋毎にキッチンとは違うアプローチが必要となります。こうしたセンスは、私たちのような輸入照明のプロとお客様とのコミュニケーションによって成立するのです。一概に輸入照明を使ったからといって、デザインされたインテリアやエクステリアにならないことだけは、理解しておく必要がありますね。センスある家づくりをしたいとお考えの皆さんは、どうぞお問い合わせ下さい。
2011年01月13日
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最近、日本でもスワロフスキーなどのクリスタルを使ったアクセサリーなどを持つ人が増えていますが、北米ではこうしたクリスタルをインテリアに取り入れようというトレンドが起こっています。ただ、こうしたものを使う場合、なかなか他のインテリアと合わせにくいとお考えの方も多いのではないでしょうか。都会的なクローム(銀)色と直線的なクリスタルを用いたこの照明器具は、シンプルな空間デザインと伝統的なダークカラーの家具とをうまく融合させる役割を果たしています。ダイニングテーブルの上にもガラスのグラスと陶器の食器を置くことで、潜在的に現代と伝統という二面性を更に印象付けることにも成功しているのではないでしょうか。アンティークを如何にうまくインテリアに取り入れるか。そこへのアプローチは、全てをアンティークにしてしまうだけではないのです。私たち ホームメイドは、このように皆さんにデザインの方向性をお見せしますが、最終的なデザインのセンスは、あなた次第です。それにしても、美しいデザインを提案出来る住宅メーカーって、多くないですよね。
2010年10月31日
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最近、北米でもこんな金色の照明器具は少なくなりました。ロウソク型白熱球のシャンデリアは、逆に日本では好まれる傾向にあるかも知れませんね。それ程、装飾的でなくシンプルなんだけど、クラシックなデザインが古きよきアメリカを連想させるのかも知れません。直径も17インチ(約43cm)で小ぶりですから階段室のような狭い吹き抜けには丁度いいサイズです。昨日引き渡したばかりのN邸ですが、ドライウォールの壁の色と薄ぼんやりした照明の光と影が、古い洋館のようなイメージを作り出しています。きっと、もう少し壁や床が汚れて古くなると、更に美しさは引き立ってくるのでしょうね。ビニールクロスの壁やありきたりの国産照明では生まれないデザインがここにあります。
2010年09月02日
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最近、省エネ電球としてLEDが注目されていますが1個2,000~3,000円程度と値段が高く、環境に相当関心のあるご家庭以外は省エネ電球がなかなか採用されていないかも知れませんね。特にそうした取り組みが難しいのが、超小型電球のクリプトン球。この電球は、ダウンライトやガラスシェードの付いたシャンデリアタイプの国産照明器具に採用されています。私たちは、間接照明を多用してインテリアの雰囲気アップを目指していますので、ダウンライトはよく使います。でも、ダウンライトは電球を収める空間が非常に小さくてある程度の大きさが必要な蛍光灯には不向きな照明でした。よくファミレスなどに行くと白熱球用のダウンライトに無理やり大きめの蛍光灯が仕込んである時がありますが、あれではおもてなしの雰囲気が台なしです。ただ、最近はこうした既存の白熱球用のダウンライトに取り付けられるクリプトン球型の蛍光灯電球も発売されるようになりました。写真のようなデザインですから、全くクリプトン球と見た目は変わらないですね。勿論、調光することは出来ませんが、これなら600~800円程度で取り付けることが可能です。私個人としては、あの白熱球の温かみのある光をインテリアのデザインアップに使っていきたいと思いますがそればかりでない部分も現実にありますので、皆さんにこういった情報をご紹介したいと思います。もし個人では手に入らないようでしたら、私共にご相談下さいませ。
2010年06月05日
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リアル アメリカン ハウスのC邸。週末2日間のみの見学会でしたが、大勢のお客様に来て頂きました。この場を借りて、感謝申し上げます。最終日の日曜には、この家の詳細設計及び確認申請を担当してくれた友人が遊びにきてくれました。彼は、最近カメラにはまっていて、今回もいろいろ撮影してくれました。そのうちの2枚の写真を掲載させて頂きますが、やはりカメラはいいものじゃなきゃダメですねぇ。私の携帯では、こうはいきません。どちらも1階のリビング、ダイニングが写っていますが50人程度のパーティなら、ここで十分行えます。開口部のアーチや壁の美しさ、広々とした床の輝き、アメリカの邸宅の雰囲気が出ていると思いませんか?あまり豪華なのは好きじゃないとお施主様は言っていましたが、このくらいの家には、このくらいのシャンデリアじゃないとバランスが取れないですよね。キッチン、照明器具、インテリアのコーディネーションの全てを私が担当していますが、このくらいアメリカンに徹底していると気持ちがいいですね。ご覧頂いた皆さんは、本当にラッキーだったと思いますよ。また、次の作品も楽しみにしていて下さいませ。
2010年04月13日
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せっかくですので、昨日に引き続き、ティファニーコレクションをもう一つご紹介しましょう。今回のものは、ティファニーの中でも清楚なイメージがするデザインではないでしょうか。色ガラスもトーンを非常に抑えたものを使用してZINCの細くて黒っぽいリードを強調させています。ちょっと中世ヨーロッパを感じさせる気がしませんか?この照明器具は、ダイニング テーブルの上に吊るす他に、アイランド キッチンの上でもかっこいいですよね。こうした輸入の照明器具には、実はデザインラインを同じにした壁照明や天井照明などもラインナップされていることが少なくありません。ですから、部屋の雰囲気ばかりか、家全体の雰囲気の統一にも一役かってくれるのです。あとは、実際に住む皆さんが、どのデザインを基準として選んでいくかというのが、大切なんです。ですから、私たちのようなプロのコーディネーターが一緒になって家づくりをしなければ、いいおうちにはならないのです。それは、カタログに何百種類とある中から選ばなければならないという状況で、初めて家づくりをする皆さんだけでは混乱してしまうだけですからね。時間を惜しんだ家づくりは、私たちには出来ません。
2009年10月23日
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ステンド グラスでは、知らない人がいないくらい有名なティファニー グラス。シンプルで流麗なものもあるんだけど、やっぱり色遣いが複雑なこういうデザインがティファニーらしいと感じる人も多いんじゃないかな。これ、写真は小さいけど、実際には相当でかいのです。幅は38インチ、高さ54.5インチですから、97cm x 138cmという大きさなんですね。これくらいのものになると、広さ6~8帖くらいの吹き抜けスペースがないと格好が付かないと思います。最近のシンプルモダンやナチュラルカントリーといったデザインに取り入れるには、ちょっとという感じですが、インテリアをエレガントにしたいという人にはまさに家宝となる逸品です。でも、電球換えるの、大変そう~!
2009年10月22日
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ロート・アイアン系の照明器具で統一したY邸。勿論、ほとんど全てカナダからの輸入品です。前々から付けてみたいと思っていた照明器具を、今回玄関ポーチに付けてみました。ヨーロッパの片田舎にポッと点っていそうなほのかな明かり。そんなイメージのする照明器具だと思いませんか?照明器具の笠は、まるでツバの広いスナフキンの帽子のようにうねっています。国産の照明器具にない豊かなデザインは見る人に感動とやすらぎを与えてくれます。住み手だけでなく街の人たちにも、そんなおすそ分けをしてあげたいものです。
2009年04月27日
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私たちが北米から輸入する照明器具の多くは、ロウソク型の電球を取り付ける。そのまま、ロウソク球を見せるのもなかなかクラシックでいいのだが、電球の上に布製のシェードを被せるときらびやかさを抑えたエレガントな照明になる。そうしたシェードは、このように天井に光の花を咲かせてくれる。絶妙な影は、布自体が半透明であるということに因る。勿論、光を通さない生地でできたシェードもあるが、見え方は全く違う。シェードを付けてもよし、外してもよし。ちょっとしてことで、部屋の雰囲気がガラッと変わるのだ。間接照明って、素晴らしいと思いませんか?
2009年02月01日
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残念ながら、今回K邸に取り付けたのを最後にこの照明器具は、メーカーのカタログから消えてしまいました。つまり、廃番になったということです。この照明器具は、クリスタル・ガラスのライン模様が美しく、結構レトロな感じがして好きな照明器具でした。横方向にも3本のラインが切ってあってそのラインに沿って、壁に光が走るデザインもなかなかいいんです。こうした上方向に開口を広げているものは天井方向をぼんやりと照らす為、大人の雰囲気を出すにはもってこい。気になる価格ですが、多分聞くとビックリしますよ。・・・・・なんと、円換算で約2,500円(消費税、電球・取付費別)お金を掛けるばかりが、ゴージャスじゃないんです。如何に美しい素材をお値打ちにできるかが、腕の見せ所ですな。
2008年12月24日
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資材の輸入をしていると、こんなこともあるんだよねぇ。特に輸入照明なんかは、シェードがガラスで出来ているものが殆どなので、輸送途中で割れてしまう。今回知多のK邸のものは、既に船で輸入してたんだけど納期の関係でそれに載らなかった2つの照明を航空便で送ってもらった。その2つが、見事に割れてきてしまったんだ。まあ、空港で作業員がバッグなんかを放り投げている姿を知っている私としては、繊細なガラスが割れるのも無理はないように思う。こういうのを当たり前に思わない日本人は、「なんで割れたの?」「どうするの?」なんて言って怒ったりする。でもねぇ、日本人が当たり前に思っていることって世界から見たら非常に稀なことなんだよね。きちんとした製品が送られてくるとか、納期が守られるとか、数量や色が間違っていないとか・・・。そういうのをグッとこらえて、待てる人じゃなきゃ本物の輸入住宅には住めないかもね。自分たちのこだわりやオリジナリティを実現したいなら、忍耐や工夫も必要なんです。「シェードがなくても、電気が点けば取り敢えずはいいか?」なんて気楽に考えて下さいね。
2008年11月27日
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引き続き、ホームメイドの在庫商品を紹介します。今度は、ソファの脇に置いて手元を明るくする為のトールスタンドです。こちらの本体は、アンティーク・ブラス(古金色)ですから派手な感じを抑えたちょっと大人のデザインですね。シェードも明るい亜麻色をした生地を使って、流行に左右されない落ち着いた雰囲気を醸し出しているんです。また、可愛らしいタッセルをあしらうことでトラディショナルなアクセントをこの照明器具に与えています。シェードのすぐ下の柱には、金と銅という色のトーンの違うリブを付けたガラス飾り。まるで、ケシの花のつぼみのようです。また、この照明器具は、2段階で光の強弱を変えることが出来ます。単純に本を読む時は、強く。そして、部屋の雰囲気づくりをする時は、ぼんやり弱く。間接照明は、こうした小粋な演出が出来るんですねぇ。
2008年10月21日
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