雫-しずく- の隠れ家

『病』　躁鬱病

『病』躁鬱病

簡単に言っちゃうと　「躁」の時には　ﾊｲになり
その反動で「鬱」になり　ﾛｰもﾛｰ、（なんで･･あんなん、してしもたんやろか･･･）
と　自分を追い詰めるって感じかな。

躁の時は　物凄く「饒舌-ｼﾞｮｳｾﾞﾂ」になり
話してはいけない事　またはＴＰＯにそぐわない会話をしゃべくりたおします。
買い物も凄いです。帰り賃も考えず　買いまくります。
（帰れなくなり駅員さんに借りる・友達を召還するなど多々ｱﾘｗ）
動作も凄いです。喧嘩もします。そりゃぁどつきあいです。

何度「今年の目標」に「殴り合いの喧嘩をしない」と無駄な決意をした事やら（苦笑）

そして　次にやって来る鬱･･･

何故　あんな話をしてしまったのか･･･
何故　あんな所に行ってしまったのか･･･
何故　あんなにお金を使ってしまったのか･･･

何故何故何故。。。もぅ、死んでしまおう。

此処まできます。

周りから見れば　きっと　「気分屋」に見えるでしょう。
でも違うのです。本人にしては　大変な負担。
自分で自分を振り回して　疲れます。　
一緒に生活してる人には多大な迷惑をかけていると思います。
己が分かってるからこそ　

辛いのです。　

この病気は精神病とは違って 気分障害 に属されます。
脳内の神経伝達の異常から引き起こされる病気です。
ですから、薬物治療が主になります。

ﾓﾉﾉ本には「半年から１年で治るが、再発しやすい」とあったりしますが
たぶん雫は　もう14年は　お付き合いしている病気です。

躁鬱病は、鬱病のように、原因となっている要因を取り除けば治る、
というものではありません

原因は、色々言われていますが、大きくは遺伝的体質（２～１０％）
ストレス、その他色々で、その結果、脳内の神経伝達異常が起きると考えられています。

発病しやすい人　といえば
すぐ自分のせいだと思う、ノーと言えない、人に気を使う、くよくよしやすいという性格
（メランコリー親和型）ですかね。

社会的には　めっちゃいい子　に見えるんですがね（苦笑）

躁鬱病には、1型と2型の二つがあります。1型の方が躁が激しいものです
雫は　2型の方かと思われます。

1型は天皇の親戚になってみたり　選挙に出る！と言いだしたり　とにかく妄想壁がすさまじいです

2型は社会生活を営めるくらいの躁（軽躁）であり、激しく怒ったり妄想が出たりはしません。
眠らなくても平気で、深夜に、家中の鍋をﾃﾂﾔで磨いたりします（笑）
機嫌がよくて、友だちとの交流も活発で、一見何も問題ないように見えます。

んが!!
単純に楽しいわけでは決してなく、イライラが募ったり、
楽しそうな状態も、実はかなりのプレッシャーがかかっていたりします。
薬物、眠剤などでｺﾝﾄﾛｰﾙせずに放っておくと、いずれガス欠になって鬱状態になります

薬も、一般的な気分安定薬であるリーマスの他に、
デパケンなど他の気分安定薬を併用したり、デパケン単独で使用した方が効果があるという説もあります。
特に雫の場合、てんかん要素も含まれているのでデパケンは必須です。

そんな　躁鬱病
一番効くのは　雫には　Ｆ氏と心友です。
彼らといると　心がとっても楽になります。

「丸ごと知っててくれる」と言うのが　一番の安心でしょうか。

彼らが居るから　雫は　

まだ　生きて行けます。

次回は　「統合失調症」を書きたいな　と思います。
たぶんそれで　雫の 『病』 は終着します。

（2007、1/22　記録）