Tapestry

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LOVE ACTUALLY

「ラブ・アクチュアリー(LOVE ACTUALLY)」 2005-05-20

19人が織り成すそれぞれの愛のカタチ・・・これが公開時のキャッチコピーだが、
2時間ちょっとの中で、それをどのように見せてくれるんだろう?
と観る前から楽しみにしていた。
たくさんの登場人物の愛の行方を同時進行で、と言うややこしそうな展開だったのだが、
混乱することもなく、違和感もほとんどなく、充分楽しめた映画だ。
大人の為のクリスマス映画、と言えるだろうし、
クリスマスが近づいたら、毎年観たくなる一本になるに違いない。

物語は、クリスマスの5週間前から始まる。
彼ら登場人物全てに愛する人達がいて、相手の為に右往左往しながら、
なんとかその愛を成就しようと生きている。
一目惚れあり、片思いもあり、親子の愛情もあり、初恋もあり、不倫もありと、
その形は皆それぞれ違うのだが、彼らの誰もが皆、とてもラブリーで一生懸命で、
なおかつ滑稽で。そんな彼らの姿を見ているだけで、心が温まる。

どのキャラクターも全て良かったのだが、私が一番気に入ったのは、
やっぱりあの初恋に悩む男の子と、妻を亡くした父親の関係。
あのお父さん、めちゃかっこええ~。演じてたのはリアム・ニーソン。
スターウォーズエピソード1でも一番好きだったし、
あの中でもまだ少年だったアナキンの才能を見出す、と言う、父親的な役割だった。
理想のお父さん像NO.1に選ばれても驚かないよ~。
息子サムを演じていた男の子も可愛くて、好きな女の子を追いかけて
空港を走る姿も胸キュンだった。

エマ・トンプソンが演じていたカレンも良かった。
クリスマスのプレゼントがネックレスでなかった時のショック。
(実は一瞬、その意味を理解できなかった、超鈍感な私なのだが)
ひとり寝室にこもって涙を流す。
それだけのシーンに、彼女の気丈さや夫への愛情、母親としての強さなど、
いろんなモノが込められていて胸が熱くなった。

もし私がこの映画の役を演じるとしたら、やりたいのは
やっぱりキーラ・ナイトレイが演じていたジュリエット。(年齢的に無理があるけど。^^;)
あの結婚式も良かったし
(突然、バンドが現われて「All You Need is Love」を演奏してくれるなんて、サイコー!!!)
クリスマス・イブの夜、あんな風に愛を告白されたら、嬉しいだろうなぁ・・・。
下手すれば、クサくなりそうな演出だけど、あのシーンでは全くイヤミがなかった。
これもクリスマス・マジックか。

ひとつだけ気になったのが、サラとカールの恋の行方。
精神病の兄(?)を持つサラには、好きな人と2人だけでゆっくり過ごすことも許されない。
彼女の苦労と不運を思うと胸が詰まったが、できればそういう背景も含めて、
彼女を包んであげて欲しかったよ、カール君。
このカップルのクリスマス・イヴは映されてなかったのが、とても残念。
カールがすごいイケメンだっただけに(笑)その点が残念でならない。

宝石店の店員で出てきたMr.Bean、相変わらずいい味だしてました。
個人的には、彼が商品を包装しながら「Lovely,Lovely!」を連発していたのが受けた~。
イギリス人は「Lovely」という言葉が大好きで、よく使うと言うのを聞いた事があるが、
どうやら嘘でもないみたいだ。
アメリカではあまり聞かない気もするんだけど、これは私も大好きな言葉。
とってもラブリーな言葉だものね。

あぁ、最近、観ている映画のせいで、イギリスに行きたくってしょうがない。
ロンドンってやっぱり魅力的な街だよねぇ。
イギリス人のユーモアやキャラクターも大好きだ。
(この映画で出てきたアメリカ人のギャル達、馬鹿みたいに映ってたけど、
あれってやっぱりアメリカ人をばかにしてる???)
いつかロンドンに住んでみたい・・・。


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