Tapestry

Tapestry

KILL BILL VOL.1/Vol.2

「キルビル VOL.1/Vol.2(KILL BILL VOL.1/Vol.2)」 2005-06-02

★★★★☆

クエンティン・タランティーノ監督・脚本の血みどろの復習劇。

ストーリーは、元殺し屋で、今は足を洗ったザ・ブライド
(コードネームはブラック・マンバ、又の名をベアトリクス・キドー:ユマ・サーマン)が、
結婚式の予行演習の日に、かつてのボスで恋人であったビルに、恋人もお腹の子供も殺される。
そして自分自身も頭を撃たれ、昏睡状態に入る。
4年後のある日突然目覚め、すべてを思い出したキドーが、ビルとその手下に復讐を誓う。

Vol.1とVol.2を続けて観たのだが、
1と2、まったく雰囲気の違う映画にしあがっていると言う印象だ。
タランティーノは特に好きでも嫌いでもないが、あまりに血の量が多いのは、
時に辟易させられる。この映画もVol.1が思いっきり血だらけだったので、
その辺りは好みではないのだが、あまりにも有り得ない設定で、
各所で笑わせられたのが救いだろうか。ストーリーもありきたりではあるが面白かったし、
なかなか見ごたえもあって、映画としてはよく出来てるんじゃないだろうか。
しかし、もしもこの映画の主人公が男性だったら、途中で観るのを辞めてたかも。
ヒロインだから良かったのだ~。強い女性ってそれだけで憧れるから。
それに、ユマ・サーマン自体も実を言うと憧れの女性なんである。(外見がね♪)

まずはVol.1だが、日本が舞台で日本人ヤクザもたくさん登場し、
日本刀での大チャンバラ対決満載、残酷で血飛沫だらけでえぐいシーン続出なのに、
とっても笑えた。ツッコミ所満載で、面白かった。
途中でアニメに切り替わったりした部分も、残酷なシーンなのに、なぜか可笑しい。
ワタシが日本人だからかも。主人公のキドーや仇のオーレン・イシイ(ルーシー・リゥ)の
日本語は正直、何言ってるのかよく分からんかったけど、可愛かったし。
日本のB級ヤクザ映画の影響なのか?私の好みでは決してないのだけど、
仇討ちをするのが女性だからか、知らず知らずに彼女を応援している自分がいた。
服部半蔵役の千葉真一を久々に観て懐かしかったよ~。
(こちらでは「Sonny Chiba」と名前が出てたけど、最近はそんな芸名?それともハリウッド名?)

Vol.2の方はうって変わってカンフーとマカロニウェスタン。
ストーリーはこちらの方が面白くて、好きかな。しかし、あの生き埋めシーンは怖かった。
観ているだけで息が詰まりそうになったし、どうやって脱出するのか・・・と
かなり心配したが、脱出に至るエピソードなんかが、これまた良かった。
カンフーの達人パイ・メイの教えのおかげで、何度も命拾いするキドー、カッコよかったぞ。

もうひとつ、Vol.2で仇となったエル・ドライバー(ダリル・ハンナ)のカッコイイこと!
澄ました顔でビルの弟、バドを殺すシーンなんか、もうサイコー。
毒蛇の解説をする姿なんてサイコーの悪女って感じ。
そしてエルVSブライドの対決。
Vol.2の見どころは、やっぱりこのシーンでしょう。強すぎる美女ふたり。
それに比べると、ラストのビルVSキドーの対決は、ちょっとなぁ・・・。
仇を討つためにはるばるやってきたキドーに娘を見せるなんて言うやり方が気に入らん。
潔くないというのか。ビルがキドーを深く愛していたのだろうと言う事は解るが、
それにしてもなぁ・・・。最後のとどめはあれで良かったけど、
あまりにもあっという間に終わってしまって、気が抜けたという感じだ。
結局ハッピーエンドと言うか、娘と二人、幸せに暮らしましたとさ・・・と言う結末は
まぁいいとしても、ビルは最後の宿敵なんだから、もう少し強くあってほしかったな。

映画に(特に強い女性を見ると)感化されやすいワタシ、
もっと強くならねば、何か武道でも始めようか・・・などと真面目に考えている所だ・・・。



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: