買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2008年01月28日
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あの恐怖(?)が再び降臨!

というわけで、吉村達也さんが書いた「マタンゴ -最後の逆襲」を買書つんどく。

この前「マタンゴ」を話題にしたときには、このような恐ろしい(?)ことが起ころうとは思っても見なかった!
僕は、この偶然のいたずらに、崇高な慄きを感じています(笑)。

「富士山麓の樹海の奥深く、大型ヨットが浮かび、亡霊がさまよっている―その「都市伝説」を確かめようと訪れた五人の男子学生と二人の女子高生を包み込む極彩色の胞子の霧。そして現れたキノコの怪物!十年後―悪夢を忘れ、女優、作家、キャスター、刑事、実業家、細菌学者、宇宙飛行士として活躍する彼らのうち、四人の身体に異変が。十年の潜伏期間を経て、肉体がキノコに変身しはじめたのだ!その裏には国際バイオテロ計画が。伝説のマタンゴが、半世紀ぶりに蘇る。」(「BOOK」データベースより)

そして、この本の解説の中で縄田一男さんが転載している、吉村さんの「マタンゴの恐怖」を紹介しときますと、

「私のホラー作品を読んで「怖くてトイレに行けなくなりました」という感想はよく頂戴するが、その作者の私が一九六三年、小学校六年生の夏に見て、文字どおり震え上がった映画がある。数ある東宝の特撮作品中、いまもなおマニアックな人気を誇る「マタンゴ」だ。
(中略)
どれぐらい恐ろしかったというと、映画を見終えたあと、アイスクリームを買おうと小銭を取り出す指先が、恐怖の余韻で小刻みに震えて止まらなかったほどなのだ。

さすがに、いまでは怖さはほとんど感じない。だからといって、映画館で手を震わせていたあの日の衝撃が色褪せることは決してなかった。「こころの風景」とは、そうたやすく消えないものらしい。」

なんてこと!
まるで自分のことを書いていただいているようです。

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Last updated  2008年01月28日 08時29分15秒
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