2010年12月21日
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（上田早夕里さん「魚舟・獣舟」（「魚舟・獣舟」所収）Ｐ２７）
というわけで、上田早夕里さんの「魚舟・獣舟」を読みました。
全体としてアベレッジの高い短編集で、特に表題作の「魚舟・獣舟」は、世界水没後の特異なシチュエーションが印象深く、環境適合のための人類の進化ということについて考えさせられました。これと、「くさびらの道」（ マタンゴ みたい・・・・・）は、修羅の道を行くといった気迫が感じられます。
その他のものも、読みでがあるものでしたが、中で「小鳥の墓」については「火星ダークバラード」の前日譚の中編ということで、ついでながら、引き続き「 火星ダーク・バラード 」を読んでみることにしました。
それから、（計画では）その次に、「魚舟・獣舟」と同じ世界を描いた長編「 華竜の宮 」を読んでみることになっているのですが・・・・・。
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