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2011年07月01日

「コクリコ坂から」読

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・・・・・コクリコ？　かわいい名まえ！　じゃあ　海は？

・・・・・ラ　メール

・・・・・じゃあ　こんどから　海のこと　そうよんで　もらおうかな
（高橋千鶴さん「コクリコ坂から」Ｐ３５）

というわけで、高橋千鶴さん（佐山哲郎さん原作）のコミック「コクリコ坂から」を読みました。

読んでみて、正直、時代を感じますが、今回の映画化については、ある意味、その「時代」がひとつの見どころとして選ばれたのだと思います。

結果的には、割と単純な恋愛ものになっていて、冒頭のユニオンジャックの掲揚や、タイトルとなった「コクリコ坂」のことや、あこがれの「北斗」さんがどうしたことか、とか、ツッコミどころ満載と思いますが、ジブリのアニメでは、このあたりがどう処理されているのか見てみたいと思いました。

「小松崎海は、行方不明の父と海外にいる母親に代わり家族の面倒をみるしっかり者の高校生。風間俊と出会った事から、彼女は波乱の毎日を送るが…。70年代を舞台に学園闘争と純愛を描いた青春物語。解説は宮崎吾朗。」
（角川書店の紹介）