買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2016年02月02日
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子規は何かを決心したように根岸のこの家を自分の中心とみなす。
翌々年に書きはじめる「病牀六尺」の冒頭にそれがあらわれる。

病牀六尺、これが我が世界である。

残る歳月は二年である。
(伊集院静さん「ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石」P362)




この本は、題名の通り正岡子規を中心に置きながらも、漱石との友情を重視した傾きがあって、そのせいか、子規のいきいきとした魅力や卓越性が、僕にはうまく伝わってこなかったです。

『ノボさん』といいながら、『ノボさん』になっていなかったんやないやろか。と思ってしまいました。

しかし僕がたらたらしすぎた、という、僕のせいも多々あります。間が抜けてしまいました。


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Last updated  2016年02月02日 21時39分12秒
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