生きている証明書

生きている証明書

2026.04.07
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カテゴリ: 身辺の事柄

​20260407TUE
 間違っているかも知れない。うろ覚えなのだが、初めの5文字のところが出てこない。

   ・・・・・祇園をよぎる夕月夜今宵逢う人皆美しき   与謝野晶子

 中学か高校の時の教科書に載っていたと記憶する。
 イメージは湧かないが美しい景色だなと思ったものだ。
 後に京都でそんな場面の中を通ったことを思い出す。まだ京都に赴任するより前のことだ。花の時期の日暮れ時に、京都に出張して祇園を東から西に通り抜けたことだある。祇園の公園らしいところに花篝(はなかがり)もあちこちにあって、大勢の人が出ていた。すれ違う人が美しいかどうかは気にも留めなかったが、咲き誇る花の中の篝火は艶やかに見えた。四条通から烏丸通に出て京都駅まで歩いたことを覚えている。歩くのは平気であった。
 上り東京行の夜行に乗ろうとしたのだが、夜行列車に乗れたのかどうかは記憶にない。山陰の方に行ったり、その方面から来る夜行はあったと思うが、急に普通席を買えるものでもなかっただろう。どうなったかは思い出せないままだ。

      たらちねの花見の留守や時計見る    子規

      花篝(はなかがり)衰えつゝも人出かな   虚子

 これも後のことだが、石清水八幡宮の夜の祭りで鉄籠に入れた篝火の薪が燃え尽きようとすると新しい薪をそこにくべる役の者がいて燃えやすいように上手に入れていく、その様子を何度か見た。

 祇園の花篝は今も健在なのであろう。京都に長いこと住んでいたが、夜桜は御所の乾門を入って少しの左手の枝垂れ桜で十分であり、祇園はよぎったことがない。








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Last updated  2026.04.07 15:11:05
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