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2005年04月01日
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カテゴリ: 日常(日々の泡)
4月1日。

 なったのがこの日でした。
 最初に出社した日が、約20年前
 の今日(年月の多少のごまかしは許して!)。

 入社式や一通りの訓辞とかが済んで、
 初日は午後2時には解放されて帰途に
 ついていた記憶が。しかも、帰りに
 三宮でパチンコやって、負けた記憶

 入社の連中とお茶飲んだりするんだろう
 けど、そういう記憶がまるでない。

 でも、確かにあの時は嬉しかった。
 マスコミの試験、って今は知らないけど
 当時でも百倍を越えるとんでもない
 倍率で。その中で、たった一社とはいえ、
 僕を記者として必要としてくれた、って
 いうのが嬉しくて。

 大学の入学式の時、坊主頭にブレザーが
 嫌で、普段着で行って恥かしい思いを
 したこともあって、きちんとこの時は

 ことなんだけど、そんなことも判って
 なかった。

 要は、常識に欠けてた人でした。この
 新聞社の、入社試験を担当していた方が
 、明かしてくれた話も面白くて。「お前の作文

 われたんですが、今考えると、本当にいい上司
 だったんだな、と。

 だって、作文の題目は「気配り」で。
 私が書いた内容は、気配り気配りなんて言うヤツに
 限ってそんなことはしてない。うるさいから、
 黙っててくれ、という内容で、当時の三浦報道
 を始めとしたマスコミ批判に近いものでした。

 「気配り」なんて、口にしてやるもんじゃない、
 黙って行動で示してろ、って書いて。口にする
 記者になるぐらいなら、マスコミ人になんか
 なりたくない、ってヤツだったんだよなあ。
 「若い」よね。勢いはあったと思うけど。

 私は結局、その上司の期待を裏切るような形に
 なって、数年後に別の会社に移りました。でも、
 あの上司がいなければ、マスコミへのパスポート
 は手に入れられてない。それに「ああ、あの
 作文のこと?あれ、エプリルフール」とか、言われて
 たら、今回小説を出そうと考えるほど、
 どこかで文章表現に並みの自信(あるんだとは思います。
 自覚はないけど)を持つこともなかっただろうし。

 もう、初心に帰って、なんて嘘は書きません。
 そんなこと、出来っこないもん。それより、
 残された時間(日本人の平均寿命で考えたら、
 半分ぐらいしか残ってないことになるから)に、
 これまでの時間をどう生かすか、を考えます。
 初心に帰ってる時間なんか、ないですよね。

 でも、あの上司が「エプリルフールやったのに」と
 笑っていたとしても、私は知りたくないですね。
 もう、後には戻れない。それほど、年を重ねて
 しまいましたから。


 (下)この写真を撮った場所からよく見える位置に、
 最初入った会社はあった。でも、これを撮った時
 (2003年6月1日)には跡形もなかったですね、
 元の位置には。今は別の場所に移って、ちゃんと
 新聞を発行し続けてます。





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最終更新日  2005年04月01日 22時22分35秒
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