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2005年07月20日
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 20日の午後12時半ぐらいです。

 いや、ほんまは、ボクシング関係の
 世界王者長谷川君の共同取材がセッティング 
 されてるんですが、休みを優先させます。
 すんません。

 5年前なら行くけどなあ。
 今は、もう少し冷静に考えます。
 もう、神戸新聞には今日掲載されてるって

 やわなあ、取材してないのに)。

 昨日は、甲子園で日本最速の161キロが出る
 瞬間を見たし、原稿も書いたよ。 
 昼間の徳山君の取材から回って。
 穴埋めで、起用されて甲子園球場へ行ったら、あれや。
 いや、嬉しかったですけどね。
 とりあえず、歴史の証人にはなれたから。
 85年のバックスクリーン3連発の時も、
 甲子園の記者席にいたんですよ、居眠りしてたけど。

 「めっちゃピンぼけ」、きのう、世界王者に
 返り咲いた徳山君にもやっと手渡ししました。

 たんですが、昨日は大丈夫かな、と。
 「読ませてもらいます」と言ってたけど、
 まあ、ビクビクもんやね。
 しばらくは、彼も機嫌がいいと思うので、そういう
 時に当たってくれることを祈るだけ。


 で、本題。
 評判ですよね。
 「めっちゃピンぼけ」の。
 メールとかで、五月雨式に頂いていた感想は
 ほとんどフリーページに掲載はしてます。

 ここで記すのは、まずは16日の合評会のこと。
 出席者は僕を含めて4人だけでした。
 以前からの顔見知り、というか全く仲間内
 になったので、紹介も憚られましたが、
 このブログで公募はしてたので、内容だけは
 報告します。

 で、ここからは思い切りネタバレ、ありですので、
 これから本を読まれる方は警戒しながら読んでください。
 読後にしてもらってもいいと思います。

 出席者A(女性)
 「話がうまく処理されている。奥さん、涼子さんの絡み
 がしっくり来ない。何で自殺したのか?ほんまのことは
 判らんけど、それもありかな、と。焼身自殺って始末の
 仕方も綺麗。この二人、死んでも良かったのかな、と。
 これまでの谷川さんの小説は色がなかったけど、今回は
 少し色がついたかな(作者注、この方を含めこの日の出席
 者は全員、ほぼ僕が書いてきた習作を出来た順に読まれて
 ます)という感じ」

 出席者B(男性)
 「小説の中にリアリティのないものはない。物語が12歳の
 女の子と焼身自殺、という謎として立ち上がっているのだか
 ら、もっと魅力的なミスリードが欲しい」

 出席者C(男性)
 「二人が心中する本当の理由。私は仁美に対する田辺の復讐
 という風に読んだ。本人に対するリベンジじゃなくて、陽子
 を使ってより激しい復讐をやったと思った。自然描写や6枚の
 写真の使い方はうまくて、題名“めっちゃピンぼけ”の意味が
 読者にとっては判る様に書けている」

 かいつまんで書くとこういう感じかな。
 3人と僕しかいなかったので、雑談みたいに、この小説のこと
 を語り合う時間が長かったので。約1時間半。ただ、Aの女性
 が途中で語ってくれた心中時の状態の推測はおもしろく、それを
 元にもう一バージョン書いておいて、来るべき増刷(売れれば
 あるし、売れないと夢で終わるっていうことですが)に備えよう
 とは思ってます。

 このもう一バージョン、って発想が起こることこそ、合評の
 有り難味で。ヒントがあった、ということですから。この3人
 の方々は、「めっちゃピンぼけ」の最初に書かれた支離滅裂
 バージョンも読まれてましたから、「頑張ったね」と3人とも
 に言ってもらえたのは嬉しくて。最低限、つじつまと後味の悪さ
 は消せていた、ということでしょうから。

 あと、18日に楽天ブログをやられている二人の方が、奇しくも
 同じ日にブログ上で、「めっちゃピンぼけ」を分析して紹介して
 下さっているので、それも参考に読んでいただければ嬉しいです。
 トラックバックをお願いするつもりで、ここで読めるように
 なればいいのですが。あ、NYのゆーみんさんが書いてくださって
 るのと、ヒロキン1023さんが書いてくださってるのもお願いする
 つもりです。気がついて、迷惑にならなければよろしくお願いし
 ます。

 いや、ありがたいことで。
 一つ言えるのは、やはり良くも悪くも、読んだ方が
 何かを考えてくれる小説にはなっていたのではないか、
 ということで。
 作者としては、それだけで充分なもので。
 いい評価もいいけど、それよりも、自分の小説を
 素通りせずに読んで考えてくれる方がいる、って
 言うほうがどれだけ価値があるか、と真剣に思って
 ます。

 (下)本の書評、論評というと難しい、という概念を
 打ち破った一冊。丸山健二さんの小説に対する見方など
 ほぼ僕と同じでした。映画の評論、というか紹介で、
 「スクリーン」誌上での双葉十三郎さんの「僕の採点表」
 を長年読み、わりと信頼して基準として映画の見方を培っ
 てきた僕としては、本の採点もすんなりだったのですが。

 福田さん、袋叩きにあってましたよね。「本を点数化する
 なんて」って、でもどっちがいいか、と2冊の本の良し悪し
 を判断する時でも、無意識に得点化して比較してると僕は
 思いますけどね。

 僕の「めっちゃピンぼけ」は、どのぐらいになるんだろうか?
 ちなみに、39点以下が人に読ませる水準に達していない作品だ
 そうで。船戸与一さん、丸山健二さん、日野啓三さん、鈴木光司
 さんなんかの多くの作品がこのカテゴリーでしたね。





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最終更新日  2005年07月20日 13時20分10秒
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