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まる 2005さん道場へは大抵いつも一番乗りである。
胴衣に着替えて準備体操をし、それから膝行の練習だ。
稽古では受け身はあるが膝行の練習をすることがほとんどないからである。
つまり、稽古の始まる時間通りにくると、もう全く膝行する機会がないという状況になる。
稽古では半身半立ちも座技もじつはほとんどしないので、直接的?に役立つことはないかもしれないが、立ち技のときの「下地」になっている実感がある。
二ヶ月くらい前に、前方に進む膝行で少し「突き抜けた」感じを得た。
そして最近になって、後方へ進む膝行で「ん?この感じ?」という感覚があった。
意識しているのは、肩の上下動をなくすることと、前後動をなくすること。
こうすると初めは下半身がかなり窮屈になる。
そして恐らく道場の皆がしているそれとは見た目が異なってきていると思われる。
道場長はぼくの膝行する様子を見て何も言わないが、一度だけ「膝が柔らかいなぁ」と漏らすように云われた。
自分のこの練習の方向性が正しいのはどうかは分からないが、道場の皆がしている膝行は無理なく自然にできるので、柔軟性を養う意味でもいいのではないか?と思っている。