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2016年07月02日
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カテゴリ: 読書
一言でいうなら、読後、アラスカへ行きたくなる。

美しい写真と詩的な文章で織りなす一冊。


極北のツンドラ地帯をカリブーの群れが移動していく写真。

数百頭の群れを率いる先頭を行く一頭が、自分よりも重い生命活動をしてるように思えてくる。

そのリーダーをリーダーとして認めている先頭集団。

先頭集団に続く群れは、完全に依存してついていく。

さらにその後の集団は何も考えず、危険すら察知できないような乱れた隊列にみえる。


一面の白銀の世界に、ホッキョクグマが二頭抱き合うように横たわっている。

夫婦なのか親子なのか。




hokyokuma8.jpg


オーロラの写真は想像が難しい。

冷え切った夜空に何色もの光の幕。

実感できないが、それを目にしたならきっと感動よりも先に理解しがたい恐怖がくるかもしれない。

たぶん、素直に受け入れることができない光景ではないか。


07.11.24HP用Northern lights 15.jpg


人類の歴史よりもずっと長い時間を刻んでいる氷河。

青と白の世界。

自分の一生がとてもちっぽけなものに思えるにちがいない。


見ないなら見ないまま生涯を終えても差し支えないが、生きてるうちにじかに見てみたい風景がアラスカにたくさんある。

それを本当に目にしたとき、どんな風に自分の胸が震えるのかを想像すると楽しくなる。

そんな一冊だ。





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最終更新日  2016年07月02日 22時31分22秒
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