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稲葉忍

稲葉忍

Jan 22, 2020
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今回のお題は「日本・オーストリア友好150周年記念 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」
今回の東京旅行のお目当てはこれで、「戦争は他国に任せておけ、幸いなるオーストリアよ。汝は結婚せよ」という家訓通り政略結婚で勢力を拡大し、絶頂期には神聖ローマ帝国の皇帝も兼ねていたほどの名門一族の美術品コレクションを紹介。
 10年ほど前に京都で開催された「 THE・ハプスブルグ 」と展示内容がかぶっていないいうことで行ってきました。展覧会がもうすぐで終わりかけということなのかたくさんのお客さんが・・・
 今回の展覧会では初めて音声解説を借りた。解説を担当するのは梅原裕一郎さんと舞台「エリザベート」に出演した元宝塚の花總まりさん。梅原さんの声イケボすぎ。
 音声解説を借りることで美術品の裏を知ることが出来、鑑賞の楽しみが倍に。
 西洋の甲冑が数点展示されていたが、全身を覆うタイプでしかも殆ど金属製のため、当世具足よりも重たいってのが見ていて伝わる。当世具足でも鉄砲の伝来を機に西洋甲冑の要素を組み込んだ「南蛮胴」ってものも作られたが。
 キリスト教圏の国っていうことで聖書の伝説をお題にした絵画が多数あったり、オーストリアの人々を描いた絵画も存在。
 王族の人々の絵画も。西洋での肖像画は王族・貴族の間ではお見合い写真の代わりに使われていた・・・ってことで「THE・ハプスブルグ」でも展示されていたマルガリータ王女の肖像画が登場。(今回のはドレスの色が違うものでした)

 音声解説では展示品の解説の他、プリンセスの逸話も入っており、マリー・アントワネットの逸話を聞いた。
 歴代諸侯が美術品コレクターってことでバラエティ豊かな展覧会でした。

常設展も見学。常設展では装飾された本の展覧会と聖書の伝説をお題にした絵画が展示されていて、装飾された本は聖書の写しが当時は主流。日本でもお経の写しが結構出回っているというから似たようなものか?装飾された文字、細かく入る絵が見ていて楽しい。装飾された文字が今のカリグラフィの元になったのか?








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最終更新日  Jan 24, 2020 10:53:41 AM
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