COLONYの裏側

COLONYの裏側

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

稲葉忍

稲葉忍

Feb 15, 2020
XML
カテゴリ: テレビ番組
2/6日分の「the・プロファイラー」のお題はテレサ・テン(鄧麗君〈デン・リージュン〉。
「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」等日本でヒットを飛ばした台湾の歌姫の素顔を紹介する内容。
テレサ・テンも昔母親が聞いていて唯一「時の流れに身をまかせ」は歌えるんですよね。
日本でヒットを飛ばしたが、中国でも「最も影響を与えた文化人」ランキングで上位に食い込むほど。

 テレサは元国民政府の軍人の父親を持ち、子供の頃から歌が好き。TV局と専属契約を結ぶほど歌声に定評があり、瞬く間に台湾でスターに。1973年にテレサの人気を聞きつけた舟木稔が両親を説得したことで来日することに。当時の日本はアグネス・チャン、欧陽菲菲と台湾出身の歌手が日本デビューを果たしていた年。日本デビュー曲はテレサの声質を生かした歌だったものの全く売れず。2ndシングル「空港」では歌謡曲路線として売り出したところヒットに。けど、中華民国のパスポートではなくインドネシアのパスポートで来日しようとしたため、旅券法違反で国外退去処分を受けることに。今回コメンテーターにテレサと親交があったジュディ・オングが出演しており、当時の台湾の入国事情は複雑で複数のパスポートを持つは当たり前だったとの事。
 アメリカに渡ったテレサは中国系アメリカ人の御曹司と恋に落ち、本気で結婚を考えていたが家長である祖母に反対されたこと、日本での再デビューに動いていたPDの後押しなどもありやっぱり自分には歌しかないということで婚約を破棄。再来日した時のコンサートではウェディングドレスを着て歌を披露している。

 中国本土でも人気が沸騰したため、コピーされた彼女のカセットテープが出回るようになり、人々の心をつかんでいた。中でも特に人気だったのは、1930年代に中国で流行した「何日君再来(ホーリーチュンツァイライ)」(作詞:貝林 作曲劉雪庵)のカバー。やがて彼女は、冗談交じりに「昼は鄧小平、夜は鄧麗君(テレサの中国語の芸名)が支配する」とまで言われるようになった。香港でのコンサートも大成功・・・だけどテレサの影響力を恐れた中国政府はテレサの歌を禁止処分に。でも海賊版テープでひそかに聞いていた人が続出。いい歌は政府の圧力に屈しないわけか。
 テレサはいつか中国の天安門広場でコンサートを開きたいという夢を持ってたが、1989年の天安門事件が起こったため夢は無残な結果に。実際に抗議運動に参加し、歌で抗議までした。実際の映像も流されている。

晩年はパリで暮らしていたが、子供の頃からの持病だったぜんそくが悪化。うまく声が出ないってことも・・・パリの冬は厳しいということで、冬は東南アジアに行ってるってことが増えた。晩年には愛人もいたが、タイのチェンマイのホテルでぜんそくの発作が悪化してそのまま死去。後に直筆のメモが見つかったって秘話が登場。テレサ・テン急死のニュースは当時聞いた時、びっくりした記憶が・・・

 テレサ・テンと言えばヒット曲の事しか知らなかったが、番組中で岡田君が言っていたように意外な素顔を知ることが出来ました。



【中古】 テレサ・テンの真実 悲劇の歌姫、国境を越えた愛 /宇崎真(著者),渡辺也寸志(著者) 【中古】afb


【中古】私の家は山の向こう—テレサ・テン十年目の真実 (文春文庫)/ 有田 芳生 ​​


【中古】テレサ・テン 日本の心を歌う ベスト&ベスト/テレサ・テンCDアルバム/演歌歌謡曲


【中古】 ベリーベスト〜オリジナル集〜 /テレサ・テン[登麗君] 【中古】afb





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Feb 19, 2020 08:44:45 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

コメント新着

稲葉忍 @ Re[1]:「スーパー戦隊」終了?(10/30) ITOYAさんへ 今のところ東映から公式のア…
ITOYA @ Re:「スーパー戦隊」終了?(10/30) 東映の公式発表じゃないこと、が頼りです…
ひこにゃん@ Re:人造人間キカイダー(08/24) 伴大介アクション撮影中怪我をしてからヘ…
流浪牙-NAGARE@KIBA-@ Re:にっぽん歴史鑑定-源頼朝-(01/14) >武家政権を作るって言っておきながら…
稲葉忍 @ Re[1]:007 死ぬのは奴らだ(地上波吹替版)(12/27) ITOYAさんへ コメントありがとうございま…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: