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稲葉忍

稲葉忍

Jan 30, 2021
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カテゴリ: テレビ番組
科学の裏にメスを入れる「フランケンシュタインの誘惑」の今回のお題は野口英世。
今の千円札の柄に使用され、細菌研究で知られる人ですが、現在彼の研究は否定されてきている。それを分析する内容。

まずは英世の経歴を軽く紹介。1歳の時大やけどを負い左手が動かなくなったが16歳の時に左手の分離手術を受けて左手の指が開くようになったことで医者に憧れて猛勉強。医師免許を取得。開業医になる資格は得たものの、資金はない、左手の障害が残ってるため処置などをする時に問題が出る・・・ということで研究者の道を選択し、北里柴三郎が所長を務める北里研究所に就職し・・・ってのが導入部。
 医者になるため猛勉強した英世は独学で英語・ドイツ語・フランス語を学んだが、北里研究所では論文などの翻訳の仕事がメインで研究はさせてもらえなかったのでアメリカへ。アメリカのロックフェラー研究所に就職。ロックフェラー研究所で野口は梅毒の純粋培養の研究と進行性麻痺の解明に成功。前者は梅毒の細菌をうさぎの睾丸に入れて培養を繰り返す・・・というもので純粋培養に成功したと論文で発表したが、今ではその研究は否定されている。確かに培養には成功したが、病気を発生させるには至っていなかったらしい。
ただ、梅毒が関係した進行性麻痺の原因を探って患者の組織を調べて梅毒の菌を発見することには成功。
次に挑んだのは狂犬病の病原菌の特定だが、こちらも否定されている。狂犬病は細菌によるものではなく後でウイルスのせいであることが明らかになっている。
野口の研究・細菌学について研究している人は野口が功名心が強く、間違いがあったとしても研究成果を早く出すことで名を売り出そうとしていたのでは?と推察。
当時の顕微鏡では細菌よりも小さいウィルスは見つけられなかったので仕方のないことではあるとも言ってた。

エクアドルで黄熱病が流行したので野口は現地へ。患者の症状がワイル病に酷似していたことからその特性をもとに研究を続けて黄熱病の病原体を特定した(これも後に否定されている)

研究の大概は否定されたが貧乏農家出身が苦学して医者になったところはすごいと言うしかない。





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最終更新日  Feb 4, 2021 12:11:20 AM
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