🟡 干し柿が食べごろ | オンリーワン理念は、思いや志を文字にて表現してまとめたものです。言葉のチカラです。

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2025/12/05

🟠本日のランチタイム。

近所のセブンに立ち寄り、ホットコーヒーを片手に、自作の干し柿をひとつ持参して車内でひと息ついた。窓の外には変わらぬ日常の風景が広がっているが、手元には、この季節だけの特別な味わいがある。干し柿の食べごろは、じつはとても奥が深い。乾き切る前の、まだしっとり柔らかい頃――その“途中”こそが、私にとっての最も贅沢な瞬間だ。あと10日ほどが、ちょうど甘味と食感のバランスが整う頃合いだろうかと、ひとつひとつ触り、味見しながら見極める。

干し柿の甘さは、砂糖の甘味とも果物そのものの甘味とも違う。太陽をまとったような、どこか上品で奥ゆかしい甘さだ。それが口の中でゆるやかにほどける。その直後にコーヒーをひと口含むと、苦味と甘味がぶつかるのではなく、むしろ互いを引き立てる。干し柿の自然な甘味がコーヒーの苦味を丸くし、その苦味は柿の甘さに深みを与える。まるで和菓子とお茶のような調和がそこにはある。

食べ物には、それぞれの“旬”がある。しかし干し柿の場合、その旬は一瞬の輝きではなく、干し上がっていく過程の中にいくつも存在する。乾き始めのフレッシュな甘味、中心にわずかに残る瑞々しさ、そして皮の内側がトロリとしてくる頃の濃厚な風味。どれを食べごろと感じるかは、人それぞれであり、また年によって自分自身の好みも微妙に変わる。だからこそ、干し柿の仕上がりを確かめながら、その日の状態を楽しむという行為そのものが、小さな冒険であり、季節の味わい方なのだ。

スーパーに並ぶ完成品では得られない、「途中の味」を楽しめるのは、自分で干したからこそ。天気、気温、風、ときには偶然に左右されながらも、自然と向き合い、時間をかけて仕上げていく。その過程が、最終的な味わいへの思い入れを深めてくれる。

干し柿は、冬の入り口にある小さな贈り物だ。食べごろを探りながら味わうそのひと粒は、季節を舌で感じる楽しみでもある。今日のコーヒーと干し柿のハーモニーもまた、そんな冬の喜びのひとつである。

#干し始めて20日目の干し柿　#干し柿　#食べごろ

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「自分軸をもつ」と書きこんだのも何かの縁と考えたなら、 今現在の自分軸の具体的な方向づけ をより具体的にしてみるのも天からの示唆だと思えればいいキッカケになるわけです。

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