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2004.10.03
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テーマ: スケッチ(564)
キノコがどっさりカヤノ平


そこで春と秋に国有林を借りている人を対象にイベントを開催する。春は花粉症のシーズンなので私たちは参加しないが、秋の取り組みには参加している。昨年はロープワークで枝を使いイスをつくった。一昨年はフィールドゲームがあった。そして秋の催しにはいつもキノコ汁がついている。

今回は私を含め職場で3人。それと取引関係の人とその友達総勢8人で参加した。私たち以外には5人家族、母と子の2人組、お爺さん1人の8人が参加したので半数はわがチームだ。営林局の方も7,8人参加されていた。

当初は高標山コースとキノコ狩りコースの2種類が企画されていたが、朝からの雨で参加を取りやめた家族が何組かあったため、登山は中止になりキノコ狩りだけになった。

町では雨だった。この日カヤノ平は重たそうな空模様ではあったがまだ降ってはいなかった。小型バスに分乗し、栄村にある大滝(だいぜん)駐車場に移動。そこから大滝を目指しながらキノコをさがすことになった。

NPO法人“やまぼうし”の方が熱心で、あちこちで説明がはじまり、なかなか前に進めない。子どもは退屈で先にすすむ。小学校1年のまさきくんと私が先頭で集団を引っ張った。

まさき君がキノコを見つけては「このキノコ食べられる?」と聞いてくる。そのたびに「さあ、おっちゃんはしらんから他の人に聞いてみたら」(実際、営林所の人は何でも答えてくれる)と答える。3度、4度聞いて、ダメだと思ったのか、「このキノコは食べられないよね」と決めつけるようになった。

聞くのをあきらめる子どもをつくった責任は重い。でもまさき君のお父さんも同じように答えていたのでセーフかもしれない。

今回は取引関係のいとうちゃんが仲間3人を引き連れてやってきてくれた。若い娘さんが4人もいるとキャッキャッと明るい声でまわりが華やぐ。



さて、この日私は午後から他の用事があった。正午には管理棟に戻りキノコ汁を食べる予定になっていたが、12時半を過ぎてもまだ大滝の駐車場にも戻れない。私は少し焦った。

それでさきに行った営林局の方を追いかけ、みんなより先に駐車場を目指した。やってきた道をどんどん駆け上る。ところがどこでどう間違ったのか、駐車場にたどり着けない。脇には先ほどの大滝に続く雑魚川が流れている。どれくらい歩いただろう。おかしいと思いつつも、いつまでも見覚えのある道が出てこないので、はっきりと間違いに気付いた。

さあ、どうしよう。このまま川沿いに進もうか、来た道を戻ろうか。進んでも林道に出る保障はない。道を間違えたときは元の場所に戻るのが鉄則だ。いつもなら地図も持って歩いているが、この日ばかりは置いてきた。仕方なくあきらめて来た道を戻る事にした。戻るとなると暗い森が気になった。雨もしきりと降り出した。

よくもまあ、歩いたものだ。行けども行けどもなかなか見覚えのある道に出会えない。昨日の鹿島槍で痛めた足を引きづりながら来た道を戻る。

分岐が見つかった。足下に落ちていた標識には「林道まで250m」。そこでようやく林道に出るが、待っているはずの小型バスが1台もいない。

しまった!先に帰るはずが置いて行かれた。来た林道はちゃんとチェックしていたので、いつかはキャンプ場までたどり着ける。後は時間との勝負だ。

携帯電話を取り出し何度かかけてみるが圏外で届かない。野沢温泉、志賀高原の分岐点まで出た。カヤノ平まで6kmの看板。1時間もすればみんなのところへ帰ることができる。

そぼ降る雨に濡れながら「探しにきてくれるやろか?」と半分期待して歩く。残り3,4kmの所まで戻っただろうか。ようやく探しに来てくれた自動車。

営林局の人は恐縮していた。私も申し訳ありませんと頭を下げた。同時に最後まで歩かなくてよくなったのでホッとしていた。

大滝へ向かう森の道で、行くときには分かりやすかった分岐点だが、鋭角に曲がっていたので帰り道から分岐点は見えにくい位置にあった。しかも標識ははずれて地面に落ちている。急いでいたので尚、見つけにくかったようだ。

管理棟にたどりついた。みんなは先にキノコ汁を食べていた。私にとそそいでくれたキノコ汁を食べる。暖かいスープに冷えた体がよみがえる。歩いている内に、昨日の膝裏の痛みも忘れてしまった。午後1時に予定していた次の会場には2時半についた。会合が終わる前になんとか間に合ったので、これもやむなしか。




スケッチは九州旅行の久住高原コテージでの ばんさん。 つぎから次へとおいしい料理がでてきた。





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Last updated  2004.10.06 06:10:36
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