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2006.08.27
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長野県環境保全研究所

参加者は24人、そのうち18人が岡谷市の長地薬草愛好会の人たち。主催者の川上さんは、自然ふれあい講座としてはひさびさの盛況と話していたけどこの会によるところが大きかった。川上さんが植物の説明をしながら先頭を歩く。

研究所敷地内の山を散策。ところどころの木に、むかし学校で用務員のおじさんが始業、就業を知らせるために使っていたようなベルがぶら下げてある。これで人間が来たことをクマに知らせる。チリンチリンとベルは高く心地良い音をたてる。一行は研究所内から飯綱スキー場へと向かう。

このあたりにはトウモロコシなどの農作物で育ったクマが棲息しているという。自分で自然から得たエサをとったことのないクマが成長しているので、山に帰しても生きていけるのか、人とはち合わせして危害を加えなければ良いがと研究所の人は心配している。


草地が減少している。日本は雨が多いので、草地は放っておくと樹木が育ち森林になる。そこに人の手が入ってこそ草地として維持できる。草地は森林と比べて格段に植物、昆虫の数が多くなる。

スキー場は人の手が入るために草原としての環境がのこっている絶好の場所で、特有の生物やチョウが住んでいる。草地は動植物が豊富にあるためイヌワシなどの猛禽類の狩り場としても活用されていた。草地が無くなってきたことがイヌワシたちの生息を困難にしている面もある。草原は食物連鎖の広場でもあったのだ。


スキー場から研究所にもどり、午後からは研究所敷地内で採集した植物を使っての標本づくり。ワタシはハルニレの木。


草なら根っこから採集し、木なら枝のわかりやすい部分を採集する。採集するのは多くの情報を集めるためで、葉は表だけを上にするのではなく、ある部分は裏を向ける。随を斜めに切り取り断面を見せるなど。

タブロイド(標本の国際規格だそうです)の大きさに切り取った段ボールの上に植物をのせ、テープで固定する。その上に新聞紙をのせ、植物を乾燥させる。新聞紙を取り替えて3日、標本づくりは完成。つくった標本には、採集場所、採集日時、植物の名前などをカードに記入し添付しておく。






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Last updated  2006.08.29 23:14:25 コメントを書く


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