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ゆうゆうきかく

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2006.09.24
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山道を歩きながら、先頭の富樫さんはときどき立ち止まっては解説をする。ちょうど20~30分歩いた頃だった。「ここまで歩いてきて何か変わったものを見つけましたか?」富樫さんがカラマツ林の中で立ち止まり、みんなに声をかける。

そこでワタシはこれまでの行程を思い出す。鉄分を含んだ小川があった。山道が細くなったり太くなったり…。植林したカラマツ林の中を歩いてきた。

参加者が声をあげる。
「道がところどころ掘り返されていた」。
「登山道の真ん中に溝が掘られていた」。
「炭焼窯の跡があった」。

「へえ?」。ワタシはそんなことなんて気にもとめずに歩いていたのに、みんなは山の様子を細かく見ながら歩いている。

最初の道路の掘り返しはイノシシがエサのミミズをさがした跡だった。この後、登山道を登ると無数の堀跡が見られた。
溝は、小諸市が雨などによる登山道の崩壊を防ぐためにした手入れのあとだった。


炭焼き
「そこに積んである石は炭焼窯の跡です。窯の前にカラマツの木が生えています。この太さからするとカラマツは植えて40年くらい。ということはこの窯が使われなくなって40年くらい経過したと考えられます。飯縄山(長野市)では、石が貴重だったので、その炭焼窯の石を持って次の場所に行ったけど、ここでは石が豊富なので至るところで炭焼窯の跡が見られます。」

「炭焼窯は里山の利用の歴史で、かつてはここがミズナラの林で炭焼き山だったことの証明です。ちょうどいい幹の太さになるのには萌芽して15年。かつてはそのくらいの間隔で木の伐採を続けてきましたが、戦後の木材の需要にあわせて、この山でもミズナラを伐採してカラマツを植林したと考えられます」

炭焼窯とカラマツの木からそんなことまで分かるのか?なんだか推理小説みたいだね。





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Last updated  2006.10.04 06:29:06
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