16日、これだけ周囲が見えれば、まあまあの山行でしたよね。雪渓もずいぶん小さくなったように見えます。
行くわ、行くぞー、この霧の中へ、この花の中へ…。待っててねー。

山そのものの中では、揺れは大地が吸収してくれるから感じないのでしょうか。
小屋という人造物があると、吸収しきれない?
地震はもともと大地の動き、余計なものがなければ、地震はごくごく自然の営みなのでしょうね、きっと。 (2007.07.18 08:46:01)

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2007.07.16
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●爺ヶ岳(2669.8m)大町市
8青空
コースタイム (9時間48分:休憩含む)4人パーティ
(往路)扇沢爺ヶ岳登山口(柏原新道)6:20→7:02八ッ見ベンチ→7:29ケルン→8:12一枚岩→8:41石ダタミ→8:53水平道→9:04石ベンチ→10:01種池山荘10:30→11:25爺ヶ岳中峰
(帰路)爺ヶ岳中峰11:50→12:00南峰12:30→13:00種池山荘13:30→14:06石ベンチ→14:14水平道→14:20石ダタミ→14:37一枚岩→15:15ケルン→15:31八ッ見ベンチ→16:02爺ヶ岳登山口


北岳登山あきらめ隊は、登山道への状況と台風4号の影響を考え、日をずらして16日、爺ヶ岳登山隊と名を改めて日帰り登山に挑んだ。

集合時間の6時前に扇沢に到着するとすでにHさん、Kさんは到着。間違えてトロリーバスの発着場まで遠征していた河野さんがもどってくるのを待って扇沢登山口を出発。台風一過の快晴を期待したが梅雨前線が居座って天気予報は一日中曇り。

1登山口
軽くストレッチをしてから歩き出す。Hさん、Kさんは10年近くの山のキャリアがあるが年1回のアルピニスト。2人の足取りを見ながら河野さんが先頭を歩き、ワタシが後方を歩く。

ガスは山をおおい。展望はすぐれない。重たくたれこめた空はときおりポツリぽつり雨の滴を落とすが降り続くことはない。何とか降らずにいてくれよ!ワタシの住む町では前日ほとんど雨は降らなかったけど、このあたりではそれなりに降ったみたいで道ばたの草が塗れ、登山道はところどころでぬかるんでいる。


爺ヶ岳への柏原新道はかつてはなく、厳しい直登の道だけで種池山荘、冷池山荘の人たちが苦労してひらいたという。今はその登りやすい道を我らが中高年が闊歩する。

2晴れ間


4がレ場
連休の最終日、天気もすぐれないとあって登山者は少ない。それでも2組のパーティとすれ違った。話を聞けばずっと雨で昨日は小屋泊まり。せっっかくたてた計画だからと都会からの山行は中止が難しい。せめて北アルプスの花たちには出会えただろうか。

4雪渓
Hさん、Kさんの足取りが重くなる。爺ヶ岳にはポイントごとに表示板があるが、表示板ごとに休憩が入り、景色のいいところで休憩が入る。ときおりのぞく花はゴゼンタチバナ、オオカメノキ、キヌガサソウ。コイワカガミは季節が終わったのかほとんど花が散っている。


5小屋
ガレ場を越え雪渓をわたり、空には次第に青空が広がってきた。景色とともに元気がよみがえる。山小屋直下の最後の急登。ナナカマドが白い花を咲かせている。秋には真っ赤に色づくだろう。

周囲のお花畑はシナノキンバイの黄色、コバイケイソウの白色が目を誘う。種池山荘の前のベンチでひとやすみ。ピンバッジを買うために山荘に入っていたHさんが山荘の玄関の戸をあわただしく開いた。

「今、揺れなかった?山荘の中は随分揺れたよ」
「えっ本当?」ワタシたち3人は何も気づかずに休んでいた。
爺ヶ岳に向かう。山から下りてくる人が「新潟、長野に地震が襲ったそうですよ」と教えてくれた。携帯電話を見るといつもはそんなに連絡のない大阪の姉からの着信履歴。
自宅に電話をするとかみさんの声「すごい地震やったよ。庭に出ててんけどゆらゆら揺れててん」。地震の後、親戚からメールや電話が引きも切らず届いているらしい。大阪の姉に連絡を頼んで電話を切った。


1山頂
ところどろこで雲が晴れ青空が見える。針ノ木岳あたりはときおり顔をのぞかせるけど、鹿島槍はなかなかその秀峰をあらわさない。爺ヶ岳から鹿島槍を見たいと期待して来た河野さんは残念そう。

6山頂
やっと最高峰の中峰に到着。展望がよければ360度の景色が楽しめるのだけど、雨が降らなかっただけでもラッキー。山頂にはキアゲハが舞っていた。カメラを向けると空を飛び、あきらめるとやってくる。しばらく休んで昼食をとったあと雲に包まれた中峰をあとに南峰へと移動。ここからは雪渓を抱いた赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳が雲の合間に浮かんで見えた。

7下山
種池山荘でも十分な休憩を取ったあと下山。大町温泉郷薬師の湯で汗を流した。


山と高原地図37(槍ヶ岳・穂高岳)昭文社発行
北アルプス自然図鑑 山と渓谷社
高山植物ポケット図鑑 新潮文庫
新・山野の鳥 日本野鳥の会

□参照サイト

信州山歩きマップ
信州山学ガイド





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Last updated  2007.07.18 06:01:24
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Re:梅雨の晴れ間の爺ヶ岳(07/16)  
takanebiranji  さん

Re[1]:梅雨の晴れ間の爺ヶ岳(07/16)  
takanebiranjiさん
視覚も揺れを感じるのに大きく影響しているのではないでしょうか。建物の内外の違いを感じました。でも外に出ていたのが感じにくい人たちだったとも言えるかも知れません。

ガスの向こうのあの山がワタシに「タカネさんは?」と聞いてきました。元気になるまで待っていてくれるそうです。 (2007.07.18 20:23:08)

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