医師が病気になったとき-特発性大腿骨頭壊死-

医師が病気になったとき-特発性大腿骨頭壊死-

いよいよ手術です


11月24日に入院しました。入院した日は、天気がよかったなと記憶しています。午前中に病院に着いて、しばらく待って病室に入りました。前の日にあったこと。看護師長さんの挨拶。リハビリテーションの先生の診察、麻酔科の先生の診察と麻酔についての説明、そして、最後に主治医からの手術についての説明でした。
 私がいちばん気にしていたことは、術後のことでした。この病気のことでいろんなホームページを見ると、術後の安静時間が1-2週間であり、その間トイレはベッド上ですることになります。私は、いろんな痛みや病気の不安には耐える自信がありますが、術後、うんこの世話を若くてきれいな看護婦さんにお願いしなければならないのは、耐えられませんでした。その点を主治医にうかがったら、北里大学では、手術の翌日に腰椎麻酔(硬膜外麻酔)の管が抜けたら、すぐに車椅子にのせてトイレに行ってもらうようにしているとのこと。それを聞いてとても安心しました。現場の医療は少しづつではあるけれど進歩してゆきます。北里大学整形外科の地道な努力を見る思いがしました。そんなこともあって、私は安心して手術を受けることができました。医者とはいえ、はじめての手術です。緊張しないといえば嘘になります。でも、なんとか手術を受けることができたのは、北里大学スタッフの方々のおかげと思っています。

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