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2005年01月24日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay
 家族とか夫婦とか、そういう単位で出会ったとき、わたしはぼんやりと眺めている。

 それは、ごくごく当たり前の風景だったけど、遠目で見ると素敵だなーと思う。

 不覚にも、目が潤んだ。
 いけない。こんなことで泣いてたまるかと、目をこすった。
 涙が止まらなくなった。
 原因は、今朝のメールだ。
 「あとどのくらい生きられるのかなー」

 わたしの中に、思いを残さないでよ。
 歯を食いしばって上を向いたら、オレンジ色の朝日が、妙に優しくて暖かだった。
 わたしは、しばらくそのままで空を仰いでいた。
 目を閉じたまま……。
 これがわたし達の、壊れてしまった夫婦のかたち。
 喉の奥が、ぐぐっと鳴った。






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最終更新日  2005年01月24日 13時39分16秒
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