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2005年01月26日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay
 「もしもし?」
 携帯電話の表示は、懐かしい友からだった。
 「紫苑ちゃん、大丈夫?」
 「大丈夫だよ」
 わたしは答えながら、ブログを読んで心配してくれていることに気がついた。
 「読んだのね?」
 「読んだよ」
 やはり、心配をかけたんだ。
 「でも平気だよ。もう大丈夫だから」

 でも精一杯、さりげなく振舞いながら、実はかなりマイっていた。

 死と対峙している元夫のことを思うと、心は千千に乱れる。
 愛だの恋だのという感情ではなく、二十数年人生を友に歩んできた同士というか戦友というか。
 縋る彼の手を振り解いてしまう自分が、ものすごく非情で冷血人間のような気がして、自己嫌悪に陥ってしまうのだ。
 このことは、誰かに示唆されるのではなく、わたし自身にしか解決できないことを承知しながら、苦しくてたまらなかった。
 だから何度も反芻し、わたしは自分の内面と向き合っているのだけれど。

 でも電話は嬉しかった。
 友の声は懐かしかった。





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最終更新日  2005年01月26日 23時35分20秒
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Re:電話(01/26)  
ちゃんと声を送って下さるお友だちがいらっしゃるんですね
私は 何年も電話でだけ励まして来た友人がいました
でも一番大切なときには 助けられずに時間をすごしていたんです
だれか・・・・と思ったときの一言 大事ですね (2005年01月27日 19時18分50秒)

心配かけてごめんなさい  
☆まるしあんさん

みんなから電話をもらってしまいました。
駄目だなぁ>わたし。

でも、嬉しかった。
とっても、とってもね。 (2005年01月27日 23時46分45秒)

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