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2007年01月07日
テーマ： 吐息(401)
カテゴリ： Essay
本来なら、今朝は七草粥を食べるところだけれど、いつしかそういう習慣は我が家から消えた。
そういえば昨日、スーパーで店員が大声で七草粥セットを勧めていた。
春の七草は、なんだったけ？
「セリ、ナズナ。ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ。スズナ、スズシロ」
昔覚えた七草を、まるで呪文のように唱えてみた。
大丈夫だ、まだ言えた。
朝日が部屋の奥深くまで射し込んでいたのに、段々と短くなってさっき届かなくなった。
１２月のはじめに慌しく越して来て、ようやく一月が過ぎた。
最後のダンボールは昨日、片付いた。
三連休の真ん中を、光と戯れる白いカーテンを見ながら、こうして過ごせているわたし。
とっても幸せ。
どうかこの幸せが続きますように。
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