殿上人日記

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2005年11月28日
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カテゴリ: 韓国旅行

自由の橋の柵

   共同警備区域(JSA)で有名な板門店は、なんだか
   勇気が無くて、行く気持ちにはなれなかったので
   臨津江(イムジン河)のすぐ向こう岸に、北朝鮮の村が
   見れる「オドゥ山統一展望台 」は、規制やチェックも
   無くって、簡単にいけるというので、オプションで
   参加をすることにしました

自由路

   ソウルから、板門店に向う「自由路」は、将来は
   韓半島が統一された暁は、板門店から開城、そして
   平壌へつながる主要道になる事を、想定して
   いるそうです

   韓国において、朝鮮という言葉は李氏朝鮮などを
   のぞいては使用はしないそうで、朝鮮半島ではなく
   韓半島、北朝鮮ではなく北韓、朝鮮戦争でなく
   韓国戦争と言うそうです


臨津閣全景

   南北朝鮮戦争の休戦時に決められた、休戦ラインの
   南北2km内のエリアであるDMZ(非武装地帯)は
   一般人は立ち入りができない為、入るには厳重な
   チェックが行われています

   臨津江(イムジン河)の手前側、韓国の人たちが
   自由にいける「臨津閣」に最初に立ち寄りました


臨津閣の望拝壇

   朝鮮戦争において、北から南に来た人たちが
   帰ることが出来ない故郷を偲び、先祖を供養を
   する為に、大きな碑が建てられ、美しい故郷の
   レリーフが描かれていました

望郷の碑

   映画「JSA」の女将校の父親は、北の出身者
   でしたが、ガイドさんの父方もまた、北からの
   移住者だそうです。数え切れない人たちが北と
   南に分かれることになり、故郷に訪れ墓参りも
   親族に会うことも許されず、引き裂かれたままで
   あるという事を、ひしひしと感じるました


自由の橋

   「自由の橋」は、朝鮮戦争当時に、戦時捕虜が
   「自由万歳!」と叫びながら、この橋を渡って
   きたことから、名づけられたそうで、橋の北端は
   フェンスでさえぎられており、南北統一を願う
   旗などが、数多く掲げられていました

臨津閣からの鉄道

   臨津駅から、DMZ(非武装地帯)のすぐ手前の
   都羅山(トラサン)駅へと向かう列車が走る橋が
   ありました。右側には、朝鮮戦争で破壊をされた
   橋げたが、そのまま残されています

非武装地帯からの韓国の列車

   都羅山駅に、一日に3本運行をされているそうで
   偶然、その列車が通りかかり、ガタンゴトン・・・と
   イムジン河の向こうから、どんどん大きくなる
   列車の音は、暗く、重々しく感じました  


北朝鮮の村1

   漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)が
   合流をする風光明媚なオドゥ山に、統一展望台が
   作られ、川向こうに北朝鮮の開豊(ケプン)郡の
   農村地帯を見ることができます

   写真ではこの程度ですが、肉眼ではさらに近くに
   見えて、有料の20倍の双眼鏡を使えば、もう
   建物も大きく見えて、人間さえも見えました

北朝鮮の村2

   井筒監督が映画「パッチギ!」で、京都の鴨川を
   このイムジン河に見立てて、在日朝鮮人の学生と
   日本人の学生を通し、相手に近づき、相手の立場を
   理解をする事の難しさを、語っていましたが
   この「イムジン河」は、北の人が作った歌だそうで
   韓国では、あまり語るのは喜ばれません


北側出身者の祖先の碑

    イムジン河 水清く とうとうと流る
    水鳥 自由にむらがり 飛び交うよ
    我が祖国 南の地 想いははるか
    イムジン河 水清く とうとうと流る

    北の大地から 南の空へ
    飛び行く鳥よ 自由の使者よ
    誰が祖国を 二つに分けてしまったの
    誰が祖国を 分けてしまったの

    イムジン河 空遠く 虹よかかっておくれ
    河よ 想いを伝えておくれ
    ふるさとを いつまでも忘れはしない
    イムジン河 水清く とうとうと流る

北の書籍

北の学校

   南から故郷を思うように、北からもまた
   故郷を思う人がいると思います。しかしながら
   国家体制も、思想も違った、南と北が統一を
   する道は、長くて険しいものであるでしょう

北の服装

   南北の歴史や、北朝鮮の生活や、産業などが
   様々な展示品によって勉強が出来るように
   なっています

北朝鮮のお酒

   売店では、北朝鮮の生産品を、韓国側が輸入を
   したというお酒を売っていたので、購入を
   したのですが、飲むのも勇気がいるなぁ~

南北統一を願う旗など


   そして、オプションのお昼ご飯は、プルコギでした
   肉や野菜に味噌をつけて、葉っぱに包んで
   食べるのは、カルビと同じ。肉汁は、ご飯にかけて
   混ぜ混ぜして食べるのが地元風らしい

   午後、ソウルに戻ってからは、南大門市場に
   連れて行ってもらっての、お買い物タイム!

プルコギ


   崇礼門(南大門)は、1398年に創建をされ
   1448年に改築された、韓国で最も規模が
   大きな城門であり、そして最も古い木造建築物で
   国宝1号にも指定されたソウルのシンボルです

南大門

   600年もの歴史を誇るソウル最古の市場である
   南大門市場は、キムチや海苔、高麗人参などの
   韓国食材、そしてメガネ、革製品、アクセサリー
   時計、子供服、お土産・・・生活感のある市場です

南大門市場

   ガイドさんに連れられて、無事にひまわりチョコも
   韓国のりも、ゆず茶もゲットできました♪ 姉は
   帽子が素敵だといわれ、25000ウォンを
   ガイドさんが値切って20000ウォン。帰りの
   飛行機の中でよくよく見たら日本製! そりゃ
   品質が良いわけだ

   で、日本の量販店で買った2000円均一の
   カットソーは、やっぱ韓国製なのでした(笑)


南大門市場2

   ホテルにもどったら、まだ4時前。こりゃ、まだ
   ホテルにしけこむ時間でもないし、南大門市場で
   買い込んだ荷物を降ろし、街に繰り出すぞ~!

          続 く  ・・・





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最終更新日  2005年11月28日 20時10分05秒 コメント(46) | コメントを書く


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