殿上人日記

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2007年06月29日
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カテゴリ: 長野、山梨の旅

初夏の松本7

   旅の途中の武塔神(むとうのかみ・スサノオ)を
   蘇民将来(そみんしょうらい)が、家にとめて
   もてなしたお礼にと「疫病が流行をしたら
   茅の輪を腰につけると難から免れる」と教わった

   後に疫病が流行した時に、蘇民将来の子孫らは
   茅の輪をつけて災から免れられたのに、その他の
   者はことごとく死に絶えたそうだ


初夏の松本9

初夏の松本8

   6月30日の「夏越の祓」(なごしのはらえ)で
   神前に建てられた茅(かや)を巻いた大きな輪を
   「水無月の夏越しの祓する人は千歳の命延ぶと
   いうなり」という古歌を唱えつつ、左まわり・
   右まわり・左まわりと、八の宇を書くように
   三度くぐり抜けると、疫病や罪穢が祓われると
   いわれ、夏以降を無事に乗り切れるという


初夏の松本2

初夏の松本4

   ウィーンで開かれた万国博覧会をヒントにして
   明治6年に、松本城で博覧会を開催し、その収益で
   民間に売却をされていた、松本城天守を買い戻した
   というゆかりから、松本市制施行百周年を記念し
   特別展「ウィーン展~松本城を救ったウィーン万博
   ハプスブルグの皇帝たち~」を見物してきた

   エリザベートやテレジア、アントワネットなどの
   華やかな女性のゆかりの品々もあってゴージャスだ


初夏の松本5

   城と言えば、街にはこんなかわいい天守(?)が


初夏の松本10

初夏の松本11

   カエルがシンボルとなっている、縄手通りでは
   「縄手カエル祭」が開かれ、カエルの格好をした
   ハロウィンならぬケロウィンが行われ、あちらでも
   こちらにもピョン、ピョンとカエルがぴょん

   偶然だったが「あ、私もフロッグカラー」などと
   娘もぴょん


初夏の松本1

   松本では八月七夕であるのだが、人形に厄を託し
   風の通る軒下に吊して飾って、風で厄を吹きはらう
   厄落し(厄ばらい)をして、子供に着物を着せる
   風習があるという。体調も崩しがちな夏場を
   昔の人なりに、工夫をして乗り切っていたのだろう


初夏の松本6

             平成19年7月1日午後撮影





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最終更新日  2007年07月03日 11時05分38秒 コメント(39) | コメントを書く


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