殿上人日記

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2017年10月10日
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カテゴリ: 旅のいろいろ



家族での和歌山ドライブ旅行も最終日
となった。この日も良い天気で、自然系
旅行は、お天気の良し悪しに左右する
ものだと思いもした




朝一番に出かけたのは、熊野三山の一つ
新宮市にある「熊野速玉神社」であった
前回の旅では、一番先に出かけたけど
今回はラストとなった。無論、ユネスコの
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の
構成遺産の一つである




熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ、
伊邪那岐神、速玉之男)と、熊野夫須美大神
(くまのふすみのおおかみ、伊邪那美神)を
主祭神としており創建年代はわからないとか




すぐ近くの神倉山の磐座に祀られていた神が
後に現在地に祀られるようになったといわれ
神倉山にあった元宮に対し、現在の社殿を
新宮と呼ぶ。今回も元宮は登らなかった・・・




今回旅した熊野三山であるが、紀伊半島の南東部に
各々20~40キロの距離を隔てて位置をしており
熊野古道の中辺路でお互いに結ばれている。三社は
個別の自然崇拝が起源であるが、三社の主祭神を
相互に勧請し「熊野三所権現」として信仰をされる
ようになった




更に仏が衆生を救済する為に、姿を現したのが
神だとする「本地垂迹説」によって、主祭神が
各々「阿弥陀如来」「薬師如来」「千手観音」と
見なされた事も信仰を集めて、これらを巡礼を
する「熊野詣」の目的地として栄えたそうだ




大きなオガタマノキ。樹の説明については
↓の説明文をお読みくださいませ




その他にも境内には、樹齢千年といわれる
ナギの大樹があって、平重盛のお手植えと
伝わっているのだが見逃してしまったようだ

名前が「凪」に通じているので船乗りに信仰を
され、その葉を災難よけとしてお守り袋や、鏡の
裏に入れたりしたそうだ。また葉脈が縦方向に
のみあるので、縦方向に引っ張ってもなかなか
切れないので、葉や実が夫婦円満や縁結びの
お守りとしても使われていた




新宮市から赤い橋を渡れば、そこは
もう三重県。和歌山県ってうちからは
すごく遠いイメージだけど、東海三県
(愛知、岐阜、三重)なので、ここはもう
近場な感じだったりも。実際はすごく
遠いけど




さてさて江戸時代の話。三重県北牟婁郡
紀北町海山に、侍をやめで百姓になった
権兵衛さんは、見よう見まねで農作業を
やっていたが、種を撒いても横から烏が
食べてしまう有様で、みんなに笑われて
いたそうな




それでも懸命に農作業に励み、村一番の
農家となった。狩猟の腕もピカイチだそうで
お殿様が褒美を与えようとしたら、それを
辞退し、村の年貢を免除して貰ったので
村人らに慕われたそうだ




馬越(まごせ)峠に大蛇が出るというので
大蛇を退治しようと、権兵衛は山に入り
見事に大蛇を仕留めたものの、大蛇の
毒液を浴びて程なく亡くなってしまった
そうである




そんな権兵衛のいた里を過ぎて、やって
きたのは、お伊勢さん。内宮へと向かう
門前町である「おはらい町」で、今日も
沢山の人たちで賑わっていた。古くから
皇室にも所縁のある由緒さる伊勢神宮
であるが、江戸庶民もお伊勢参りをする
のがブームとなった




当時、庶民の移動(特に農民)は厳しい
制限があったのだが、伊勢さんへの参詣は
殆ど許される風潮であったそうで、参詣を
終えたら京都、大阪へ観光に出かけたりも
していた。中でも数百万人規模のブームが
数十年サイクルで起きたそうである




そういった大規模な集団参詣をお蔭参り
(豊作も商売繁盛も神様のお蔭であるから)と
いい、その中でも1650(慶安3)年、1705
(宝永2)年、1771(明和8)年、1830(文政
13∥天保元)年の4度が有名だそうだ




おはらい町の郵便局。20年ほど前にここで
お土産代わりにイラストの入ったハガキを購入
したのがきっかけで懸賞を始め、次の週には
テレビ局のプレゼントに当選。3ケ月でその時に
出かけた、伊勢のスペイン村がらみのスペイン
ペア旅行が当選と、まさに神様のお蔭だった




毎年は行けそうにもないが、数年に1度は
お伊勢さんに出かけて運気アップ。今年も
実は家族ですが成果らしきものが速攻で
出てますわ。銀行もおはらい町ではこんな
感じだ




ウィキペディアより

>伊勢神宮(いせじんぐう)は、三重県伊勢市に
>ある神社。なお「伊勢神宮」とは通称であり、
>正式名称は地名の付かない「神宮(じんぐう)」
>他の神宮と区別するため「伊勢の神宮」と呼ぶ
>こともあり、親しみを込めて「お伊勢さん」
>「大神宮さん」とも称される。神社本庁の本宗
>(ほんそう)である。




>伊勢神宮には太陽を神格化した天照坐
>皇大御神(天照大御神)を祀る皇大神宮と
>衣食住の守り神である豊受大御神を祀る
>豊受大神宮の二つの正宮があり、一般に
>皇大神宮は内宮(ないくう)、豊受大神宮は
>外宮(げくう)と呼ばれる




>内宮と外宮は離れているため、観光で内宮
>のみ参拝の人が多いが、まず外宮を参拝
>してから内宮に参拝するのが正しいとされて
>いる。(中略)伊勢神宮は皇室の氏神である
>天照坐皇大御神を祀るため、歴史的に皇室・
>朝廷の権威との結びつきが強く




>現代でも内閣総理大臣及び農林水産
>大臣が年始に参拝することが慣例と
>なっている。また、式年遷宮が20年に
>一度行われる。祭主は第一皇女黒田清子
>大宮司は小松旧侯爵家当主小松揮世久




五十鈴川は
>倭姫命が御裳のすその汚れを濯いだと
>いう伝説があり、御裳濯川(みもすそがわ)
>の異名を持つ。神路山を源流とし皇大神宮
>(伊勢神宮内宮)の西端を流れており、
>御手洗場(みたらしば)が作られている




2013年に式年遷宮で新しくなった内宮
御正殿は、石段の下までなら撮影が出来る
下宮の御正殿も板垣があり、その内側では
撮影が出来ない決まりだ。今回は時間も
少なく内宮のみの参詣となった




内宮の御正殿には天照坐皇大御神(天照大神)と
相殿(あいどの)に天手力男神、萬幡豊秋津姫命を
祀っており、ここでは天下国家レベルのところ
なので個人的な願いはせず、日々の感謝などを
すると良いようです。この写真は別の社殿です




では個人的なお願いをどこですれば良いかと
言えば、内宮で正殿の次に尊いとされる別宮の
天照坐皇大御神の荒御魂(新しいパワーを
起こすような状態の魂)が祀られた、荒祭宮の
石段に4つに割れて「天」の字のように見える
石があり踏まぬ石と呼ばれている




この石を避けて通らなければならないとされ
天から降って来たという伝説があるが、隕石
ではなく水成岩だそうで、その起源は定か
ではない。写真は撮り忘れました




四至神(みやのめぐりのかみ)とは御神域の
四方を守護する神様で、社殿や御垣はなく
石畳の上に祀られている。最今はパワー
スポットと勘違いして、手をかざす人がいる
ようだが、神様がおいでになるので通常の
二拝、二拍手、一拝による作法で参拝をする




ではでは参詣も終えたので、先ほどは
早足で素通りしたおはらい町をゆるりと
立ち寄ってみましょうか。まずは酒蔵へ




伊勢神宮では1年365日、朝夕の2度に
神様の御饌をお供えする.日別朝夕大御饌祭
(ひごとあさゆうおおみけのまつり)が行われ
ているが、そこに使われる御料酒を造って
いる酒蔵である




有料試飲でその御料酒がいただけ、お猪口に
なみなみとつがれお酒が盛り上がっているし!
娘と二人で頂戴した




今度は伊勢萬内宮前酒造場に行って、日本酒
おかげさまの原酒に、大台町の柚子果汁などを
ブレンドしたものを娘と二人で飲んでみた




こちらでは、お酒のおつまみなども安い
価格で用意してあった




こちらはすぐ脇にあるグルメなスポットの
おかげ横丁で、気軽に食べ歩きが出来る




そんな訳で8月のお盆時のトップシーズンに
出かけた和歌山&三重の2泊3日の家族で
ドライブ旅行は無事に終え、夕刻には名港
トリトン。帰りにもまたついつい写真を撮り
たくもなる




今しがたの電話。NTTのカスタマーセンターから
来月から料金設定が変わるので・・・的な事を
いうが、そゆうのは封書でくるだろっ! しかも
今まで7000円してたのが数千円になるって
「既にうちは5500円位なんですが」というと
集合住宅ですか?って。怪しすぎる~




こっちの今の契約状況もわからず、完全に
代理店のネット契約の電話だったんだろうな
以前は太陽光や電気関連の勧誘電話が
多かったが、最近はネットが多い。どんな
名簿を使って電話をしてきてんだろっ!




サービスエリアにあった東海地震の防災
強化地域のマップ。地盤の関係なのか
中津川は飛び地みたいに強化地域に
なってるし




そして豊田にある最後の橋。これもお気に入り
行きの時はカメラの電源がうまく入らず写真が
撮れなかったが帰りはばっちりだ




和歌山のお土産は三段壁に立ち寄った
時に500円以上のお買い上げで駐車料
無料というお土産屋さんに置いたので
そこで梅とかりんとう。みかんは新宮の
熊野速玉神社脇の柑橘系のお店で購入
他に那智大社の門前で駐車料が無料に
なる土産店では会社の土産を買っていた




そしてお伊勢さんでは伊勢の定番中の
定番の赤福餅と、私が子供の頃から好きな
アコヤ貝の貝柱を使った真珠漬。これを
つまみに日本酒を飲むのは最高だ




   平成29年8月16日に和歌山、三重県で撮影

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最終更新日  2017年10月19日 08時42分32秒
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