鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
327956
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
バックパッカーの旅Ⅰ(東京~アテネ)
宿代、3日分の小包
荷物が重く、多すぎる。
今日は、不要なものを日本に郵送すべく、小包を作ることのした。
日本に無事到着するかどうかは、神のみぞ知るところだ。
それでも送らなければ、身体がもたない。
シンタグマSQの近くで、文房具やを見つけた。
ガムテープ・・・・・75DR(600円)
紐・・・・・・・・・25DR(200円)
油紙・・・・・・・・9DR(72円)
のり・・・・・・・・28DR(224円)
ペン・・・・・・・・40DR(320円)
合計・・・・・・・・177DR(1416円)
なんと文房具だけで、宿泊費三日分だから驚かされてしまう。
これが現実なのだ。
後でわかった事なのだが、購入したペンは日本製、このペンで記録をつけて
いるわけ。
購入の仕方が実に複雑怪奇。
レジが一つで、まず購入したいものを見つけると、店の人に見せる。
すると、店の人がメモ用紙に値段を記入し、品物と渡されたメモ用紙を持っ
てレジに行き、料金を支払うのである。
そして、そこで貰った領収書だけを持って(品物はその場に置いておく)、出
口近くにあるカウンターに行って、品物を受け取ると言う実にややこしいこ
とをしなくてはならない。
どうなってんの?
盗難が多いから?
よくわからないが、その国のやり方に従うしかない。
*
二時間ほどかかって、小包を作りあげ、"Post Office"へ持って行く
が、どうやら小包専用の”Post Office"があるらしく、教えてくれるのだが
なかなか見つけることが出来ないで居ると、親切な地元の人がうろうろして
いる俺を見て、案内をかってくれたではないか。
この親切、ただではなさそう。
案内してくれた後、盛んにBarに誘うではないか。
巧みな日本語で話しかけてきて、”俺の事務所が近くにあるから、ちょっと
寄って行かないか?”と誘ってくる。
俺「辞めとくよ。」
彼「Why??」
大げさに、悲しそうに訴えてくる。
俺「I don't like a girl! & I habe a no maney!」
両手を交差させて、何度も断るのだ。
市内を歩いていると、何度も声をかけられる始末。
いつもは少し話をするだけで、笑って別れるのだが、中には大げさに大きな
声をだして、握手を求めてくる野郎も居る。
こうしたギリシャ人が、ここ"Syntagma Sq."には多い。
パースル・ポスト・オフィスと書かれた事務所を、実にわかりにくいところ
に見つけることが出来た。
事務所に入ってがっかり。
大金をはたいて買った、紐も紙も・・・・なんとここにはすべてが揃ってい
るではないか。
三日分の宿代が、無常にも・・・・なんお意味もなさなかったと言うこと
だ。
そして、不幸は続く。
小包を計量すると、5150グラム。
何ということだ、5キログラムを150グラムオーバーしているではないか。
この150グラムがなんとも痛い重さなのである。
5キログラムを境に、料金が全然違ってくるのだ。
今さら苦労して作った荷物を解き、作り変えるという気持ちにもならず、悔
し涙を流しながら料金を支払った。
そして料金は、船便の書留で・・・・・何と437DR(3496円)。
一週間分の宿代が消えていった。
もちろん書留にすると、割高になるのではあるが、無事荷物が日本に到着す
る確立が高くなるから仕方がないのだ。
それでも到着すると言う保証が得られないのだから・・・・日本と言う
国のありがたさがわかろうと言うもの。
一週間もの宿代と引き換えに送った小包、無事日本に到着して欲しいと願い
ながら支払ったのだ。
日本に到着するのは、二ヵ月後だとか。
船便の悲しさだ。
*
一度部屋に戻ってすぐ、ジョセフ・ハウスを訪ねるが、誰も居らず再
度部屋に逆戻り。
どこで手に入れたか忘れたが、夏目漱石の「行人」と言う本を手にし、夢中
になって読んでいた為か、外が闇に包まれていたことに気づかず、同室のも
のが部屋に戻ってきてはじめて、六時近くになっていることに気づき、我を
取り戻し再度ジョセフ・ハウスへ行くことにした。
サーチ・ライトだろうか、・・・・暗闇の中の公園から、鮮やかに遺
跡が浮かび上がっている様を見る事は、一種異様でもあり怪しげな美しさを
かもし出していた。
静かな、不気味な公園の散歩も良いものだ。
公園の中に入り込むと、空に輝く星も建物も・・・何も見えなくなってしま
う。
それ程高い木が鬱蒼と茂っているのだ。
ただ、今自分が入ってきた入り口と、これから目指す出口だけが小さ
な光を放っているように見えるのは、不思議な光景だ。
人の気配を感じると、決まってアベックだ。
潜むようにして、抱き合っている。
この公園は、こうしたアベックと同性愛者たちの夜の営みをずっと見守って
きた場所らしい。
*
公園を通り抜け、ジョセフ・ハウスの8号室を訪ねる。
異国の地でこうして、人を訪ねることもこれからは無くなる事だろ
う・・・・そう思うと、変に感傷的になっている自分に気がつく。
部屋に入ると、食事が終わった後らしく、食器などがベッドの上に散乱して
いた。
もうあの楽しかった日々が、随分と昔のことであるかのように静まりかえっ
ていた。
時が止まったような寂しい余韻が漂っている。
夜、八時を過ぎていたが、手紙のことをテッシンから聞いていたの
で、会長を訪ねることにした。
手紙は、玲子ちゃんが大使館から取って来てくれたもので、何でも”分厚
い”手紙だったとの事。
現金でも入っているとしたら、なんとも心細い大使館ではないか。
*
ドアをノックすると、和智会長の奥さんの声がしてドアが開いた。
部屋に入ると、早速預かってくれていた手紙を渡してくれた。
俺「ありがとうございました。」
夜も遅いので、礼を言って部屋を後にした。
中には、300$(≒9万円)の小切手と、スポーツ新聞が入っていた。
俺「200$と言っていたのに・・・・300$とは・・・
ありがたいことだ。」
新聞は、17日のもので、巨人優勝の記事が大きく報じられていて、異
国の地で見る、日本文字の氾濫に狂喜するのだ。
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
大好き無印良品
流行りの無印良品から高級のベルト✨
(2024-11-26 21:07:04)
*雑貨*本*おやつ*暮らし*あんな…
【2025 WEB限定福袋】トリンプ公式よ…
(2024-11-29 11:37:02)
断捨離、実行中!
【ゆるゆる断捨離】気がつけば宿泊客…
(2024-11-29 12:07:37)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: