ポプリローズフィールド From 真名 耀子

ポプリローズフィールド From 真名 耀子

Italy trip 「VENEZIA」



次はヴェネツィアです

またまたEuro starに乗って移動です。目指すはヴェネツィア。
花の都から、水の都へ、というわけです。

水路が道路替わりのこの町は、行ってみないと想像がつかない。
パパが取ってくれたホテルはリアルト橋のすぐ目の前運河沿い。ホテルの
部屋からの眺めも期待できそう。楽しみだなぁ。

Euro starがサンタルチア駅につくとさっそくヴァポレットという、ボートで
リアルト橋に向かいます。
ヴェネツィアでもローマのときのROMA PASSと同じようにヴァポレット48時間乗り放題のチケットを買っておく。
(他にも12時間有効、24時間有効がある)
1回券でも60分有効だから場合によっては往復にも使えるから自分の行動に
応じてまとめたり、毎回買ったりにすればよいでしょう。

目の前からくるのがヴェネツィアの足となってくれるヴァポレットです。

ヴァポレット

ヴェネツィアにあるホテルはどこもこぶりでかわいい。私たちの泊まったところもこぶり!とおもったんだけど、横にどんどんひろがっていくつくりで、
壁を取り壊し、増殖していった感じ。
単純に縦に伸びた建物ではないので、これが迷路みたいでエレベーターは
中2階までしか使えない。ほそい階段を上に登り、横の通路を渡り、また
1階のぼり、また横の通路を渡り、登って・・・なんて具合。
4階だったわけですけど、部屋に行くだけで息切れします。
ヴェネツィアには体力あるうちにどうぞ(苦笑)

部屋からの眺め

この写真は部屋からですが、写ってないけど写真の右にはリアルト橋があるのです。ゴンドラが行きかうのがよ~く見えるお部屋。
ヴェネツィアらしい景色が見えるってなんかいいです。
と思っていたら、ドンドンドン!ノックの音。
開けたら、ベルボーイが息を切らして、「It's for you!!」と
ボトルを差し出した。

シャンパンのサービス♪

ハネムーナーです、と言ったのがきいたのかな? シャンパンのサービス
がありました。
部屋にはシャンパングラスも用意されていました。
わ~い♪
と喜ぶのは私だけ。パパはお酒を飲みませんからね~。あとでいただこ~うっと。

さっそく街に出てびっくり。どこからこんなに人が湧き出たのか??
というほどの混みよう。せまい路地がそんなだから大きな広場とも
なるとこうなる。

とにかく、ひとひとひと

ここはサンマルコ広場。この広場には96.8mの高さの
カンパニーレという鐘楼があり、エレベーターで昇れる。
上からの眺めはこの通り。

サンマルコ寺院

マンマルコ寺院と煉瓦色の屋根が続く向こうにアドリア海の青。
水が太陽の光できらきら輝いています。
ほんとにイタリアはどこもかしこもフレームに収めたくなるような
景色でいっぱい。

ヴェネツィアの街散策は楽しい。どこも似たような路地が続き
道に簡単に迷ってしまいそうなヴェネツィア。
だけど、どこも風情があって、フレームに収めたくなるところばかり。

奥の細道

行き止まりの路地に入った時はちょうどそこにあるアパートから出てきた
住人のおばさんが、「No exit」(出口ないわよ)
と教えてくれた。あ、そうなんだー。と思ったら「どこに行くの?」
と聞いてきてくれて目的地を言うとぺらぺらぺら~と、イタリア語で
返してその最後に「・・・を右(righit)」と英語で返してくれたおかげで
会話がなりたった。

肝心なところさえ共通語ならば何語でもつうじるものだ。
フィレンツェでも土産物やさんのママが、ぺらぺらぺら~とイタリア語で
説明したところどころに「いっぱい色ある(many colors)」
と英語が入り、
またぺらぺらぺら~とイタリア語になり、
「さわってもよい(you can touch)」
とまたまた英語が入り、わたしたちは、見て触って商品を吟味して
記念になる土産物が買えたってわけだ。

伝えようと思えば、自分の言葉でいいもんだな~と改めて思う。
文法だのなんだのと考えるのは本筋をぼかしてしまう可能性があるものだ・・
奥の細道で思うのだった。

奥の細道を行くと、たびたびこんな光景に出会う。
水路には小さな橋があちこちにかかり、そこからゴンドラに乗る中睦まじい
恋人たちを眺めると映画のワンシーンのようです。
何かの映画でなかったっけ?
ゴンドラが橋をわたるときにくちづけると二人は永遠に結ばれるとか。
ゴンドラが行きかう

このゴンドラ。ガイドブックによると案外料金は高い。そりゃあ観光客
しか乗らないもんね。
代替80ユーロから100ユーロといわれていますが、
いろいろな公共料金が最新ガイドブック掲載料金よりも値上がっていることを
考えると・・・いかほどになるでしょう??
ただし、この料金は、一艘のお値段。6人ほど乗れるのでたくさんでのれば
一人頭は安くなる。
ガイドブックには、乗る前に値段を交渉して乗るべしとあるけど、そんなことをしている人を見なかった。
みんな「ゴンドラどうですか?」とゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎ)の
客引きに「じゃ、おねがい」の一言で乗っている。
定かじゃないが、ゴンドラ協会で、フラットレートとかあるんではなかろうか? 
そして「誰かこちら二人なんですけど、相乗りしませんか~?」などという人もみない。二人連れは、二人で乗るのが常のようだった。

私たちは、これは記念なので高かろうがゴンドラに乗る!というのが一つの目的ではあったんだけどいいものを見つけた。
ホテルでチケットを売っているんだけど、ゴンドラセレナーデとかいうもので、歌うたいさんの乗るゴンドラに乗り、1時間ほどで一人40ユーロ
というもの。
これならいくらか分からないのに乗るだとか、破格な料金を払うことになっただとかそんな心配はない。
他にチケットを買った人と乗るので二人っきりではないが、それは構わない。

乗船時間は6時半と7時半。真昼に1時間乗るのは厳しいからちょうどよいし、ディナー前にもってこい。

彼がうたいます

私とパパはゴンドリエーレのすぐ近くの赤いベンチに座った(クッションつき!)わーい。あこがれだったのです。
して、同じゴンドラに歌うたいさんが乗り込んだ。
サングラスのおじさんんこそカンツォーネというのかなんというか歌を
立ち上がり、歌うのです。アコーディオンの伴奏がまたいいのです。

歌うたいさんがいるもので、小さい水路の橋の上からまたは運河を渡る
ヴァポレットから注目されます。
ということで、皆がよこまるたちの乗るゴンドラを注目していたわけでしたー。(注目されたのは歌うたいさんですが、この旅行記ではよこまるたちということにしましょう)

よこまるたちを撮る観光客さんたち

とうとう乗っちゃった!

「みんなが注目しているよ!」
「ま、ねー。ぼくたちワールドワイドだから」よこまる


ヴァポレットに乗ってすぐのところにムラーノ島というところがあります。
ヴェネツィアの工芸品にはガラス細工があり、ヴェネツィアングラスなどが
有名です。そこの本場のようなところですね。
ここ行くと驚きます。
ある店、ある店、すべてガラスやさん。それ以外のお店は食べるところのみ。
そこまで徹底しているのもすごいです。
ムラーノに降り立つとすぐに「ここから左、橋渡ったところでガラス作りの
デモンストレーションやってまーす!」呼び込みがあったので、
あてもないもので、さっそく工場に行ってきました。
ムラーノ島ガラス工場
ガラス職人

デモが終わると自然と皆は工場の横にあるショップに流れることに
なっている。
何か旅行の記念を買おうと思っていたので気になるものを見ていたら、
「こいつ買うぞ!」と思われたのか
「それが気に入ったのでしたら、20ユーロ引きますよ」とお店の人から
値引きを申し出てきた。
ムラーノ島に来る前にヴェネツィアのみやげもの屋さんで相場は大体
つかんできたつもりだから、お徳だきっと。
私たちは家宝となるお皿を買った。

ガラスショップばかりが

新婚旅行記念にいかが?

また歩いていると高いからあきらめていた素敵なタンブラーがあったので
(タンブラーの相場は70ユーロから100ユーロくらいだった!)
ペアで購入。これも家宝となる。

家宝を手に入れ、ゴンドラに乗るを叶えてくれたヴェネツィア。
お食事は、奥の細道に迷い込みガイドブックに載っていないレストランへ。
そこで、ベスト!のティラミスに出会う。

やったーティラミス!

実はイタリアでおいしいシジェラートには毎日出会えても、おいしい
心底おいしいドルチェには出会えてなかった。
日本は世界各国からおいしいものをすぐに取り入れるからねぇ。
日本ですでに知っているものはかなりハイレベルともいえるのです。
ドルチェにはすこし拍子ぬけしていたところだったので、
感動もひとしおです!

エスプレッソももちろん最高!
ローサにはまだそのおいしさがわかるには早いかな?

お薬の時間?

「にがいです・・ママさん・・」ローサ

ロマンチックなヴェネツィアの次は、都会のミラノへ。
ここは、NYに近いのかな?
NYに帰る前にはここで中和されてちょうどよいかしら?

中世のヨーロッパを去るのはちょっとさびしいな~

お客待ちのゴンドラ

チャオ!ヴェネツィアン!

あそこがリアルト橋ですよ、みなさん。

すっかりヴェネツィアンになったこどもたちなのでした。


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