April 8, 2005
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あとの2匹はクローン猫かと思うほど似ているので、今のところ見分けが付かない。

一番小さな子は“小粒っ子”と名付け、その子をメインにミルクを与えた。仔猫はミルクが冷めてしまっても、自分の体の体温が下がっても、ミルクは飲まないらしいので、ボトルを湯煎し、自分の膝の上に湯たんぽを置き、その上に小粒っ子を乗せた。ミルクを与える前には湿らせたティッシュでオシッコとウンチを促し取ってあげた。一応これで完璧なはずだが、小粒っ子は哺乳瓶の口をくわえようともしない。すぐに嫌々して、顔を横に振ってしまう。だけれども、ミルクを与えなければこの子は死んでしまうので、根気良くやらねば。正面から吸い口をあてても口を開いてくれないので、くわえタバコのように口の横にあてる。そうすると取り敢えずは口の中に吸い口は入る。しかし、吸ってくれない。そこで、吸い口のゴムを私の手でキュッキュッとつまんでミルクを出した。飲んでくれるときもあれば、「げふっ」と、吐き出してしまうこともある。実際、こぼれている量のほうが多いし、仔猫が疲れないように休憩を入れながらだと、一時間かけても2ccくらいしか飲ませられていないかも。

ある人は、飲む力のない子は死んでゆくべき。それが自然淘汰というものだからと言う。そういう考えもあると思う。でも、むくちゃんがあんなに苦しんで産んだ命だと思うと、助けてあげたくなるのもまた自然なことだと思うのです。





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最終更新日  April 11, 2005 02:29:43 AM コメントを書く


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