2002年02月16日
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テーマ: 中国旅行記(62)
カテゴリ: カテゴリ未分類
栽培管理方法や防除についていろいろ質問しているうちに5時になった。ホテルへ帰って呉さんと明日のスケジュールの打ち合わせをして夕食。初めて個室に案内された。昼までは別のお客さんが個室を使っていたそうだ。

丸いテーブルを囲むように椅子が配置されている。私は入り口から一番奥の席を勧められた。よく見るとグラスに飾られているナプキンの折り方が、その席だけ違っている。凝った折り方で他の席に比べて目立つようにしてあるのだ。なるほど、ここがVIP席なのか。

中国に来てから毎回珍しい料理が出てくるのでついつい食べ過ぎてしまう。私の飲み物は、すっかり専用になった「チェンリンバォ」。なくなるとすぐに新しいのを持って来てくれる。劉さんは2カ国語を駆使するのでかなり疲れるようだ。ビールをコップ一杯飲んだだけで、後は断っていた。

夜は趙さん、運転手のルーさん、建陽市の熊経済作物站長、藍園芸副場長、李さん達とカラオケに行く。中国のカラオケは初体験なので、これも興味深々だった。お店はホテルから歩いて5分くらいのビルで、階段を上がった二階にあった。部屋に入ると赤い絨毯が敷かれた広いホールがあり、片側一列につい立で仕切られたボックスが5つ並んでいる。1つのボックスには6人くらいが座れる。ボックスの対角の隅にステージがあり、カラオケはここで歌う。歌う人用にはモニターテレビ、聴く人には正面の壁に映像が大きく映し出されるようになっている。

この店は中年の夫婦が経営している。ボックス席にはビールやお酒、コーラなどの飲み物と、フルーツ、ナッツなどの盛り合わせが出てくる。このあたりは日本のスナックと変わらない。主人の方は曲を流す機械の操作専門のようだ。

しかし驚いたことに、中国ではカラオケを歌うだけでなく、ここでダンスを楽しむのだ。カラオケ屋さんには、専属のダンサーが2人待機している。趙さんとルーさんは早速、お嬢さん達とペアになって歌にあわせてダンスを始める。またそれがとてもうまい。カラオケ屋のお嬢さん達も歌はうまいし、ダンスも上手だった。

私も勧められたので、日本の曲を探したのだが「北国の春」、「竹田の子守歌」、「蛍の光」くらいしかなかった。字幕は中国語表示なので、歌詞は記憶に頼って歌わなければならない。しかし、どうせ日本語は誰も分からないのだから少々違っていても全く気にならない。テレサテンは中国でも人気があるようでたくさんの曲があった。カラオケ・ソースは全部VCDなので、よく歌われている歌は画像が乱れる。歌の本は、題名を字数で引く方式で、なかなか捜すのに苦労する。日本の歌は題名が原題とは違っていて、たとえば「竹田の子守歌」は「祈祷」だし、「時の流れに身をまかせ」は確か「今我唯愛ニー(ニンベンに称の右)」だったと思う。社交ダンスは全くダメなのだが、ディスコ・タイムには参加して踊った。7時半から11時まで、本当によく弾んだ。

ホテルへ帰って劉さんがシャワーを浴び、次に私がシャワーから出てきたとき劉さんはもう寝ていた。







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最終更新日  2002年02月17日 13時16分49秒
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