《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2006年09月22日
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男二人、しかもダメな奴二人のロードムービーということで「スケアクロウ」

‘スケアクロウ’とは‘かかし’のことです。

さだまさしの‘案山子’とは関係ありませんが、どちらも‘かかし’を象徴として使って、上手くはまっています。

カンヌ国際映画祭作品賞、日本でもキネマ旬報賞外国映画1位と評価は高かったのですが、本国アメリカではまったく評価されませんでした。

映画の芸術的できばえと、興行成績はほとんど一致しません。

アメリカンニューシネマがそろそろ飽きられて、興行サイドが二の足を踏み出すきっかけとなった作品かもしれません。

ジーン・ハックマンとアル・パチーノという売出し中の二人の共演。

ふたりともアクターズ・スタジオ出身で、いい芝居を見せてくれます。

川の淀みに引っかかってしまった、枯葉のような人間の話。



僕の話です、もちろん。

邦画でも「津軽じょんがら節」なんかやっていて、前へ進めない感じだったなあ。

新しいものを作らなきゃって、幾筋かの光を射しかけたけど、いつのまにか元の世界に収束されていく過渡期?

なんか感傷的になっていますが、「スケアクロウ」を思い出そうとすると、気持ちが沈んでいきます。

原因は何かと考えると、ラストでアル・パチーノの精神が破綻する所にあるのかもしれない。

話を作る方は、意外な展開、破局、カタストロフィーに導いて行くのですが、結末の落としどころで作品のすべてが決定します。

「スケアクロウ」に救いはあるのか。

多感な少年に、人生の‘負’をこんなに巧みに見せ付けたら、無色でいられるわけがない。

なんか、変なウイルスに汚染されたかもしれない。

それが30年の潜伏期間を経て、いま発症したのでは。

と、最近‘心療疾患’で苦しんだ僕は思うのです。



以前、アル・パチーノはあまり好きではないと書いたのですが、この頃の僕は、パチーノとダステイン・ホフマンの区別があいまいで、「スケアクロウ」もホフマンだと勘違いしていたこともありました。

この二人絶対かぶってますよね。

でも、パチーノの映画は当たらないんです。

不思議ですよね、いい作品多いのに。







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最終更新日  2006年09月22日 07時15分57秒
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