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2015年06月04日
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カテゴリ: 日々の仕事雑感
 ここ一カ月の間に、70代後半の男性と80代前半の女性がそれぞれ一泊入院の白内障の手術を受けて、お二方とも視力が驚くほど回復されて、それぞれ生活そのものが一気に改善している。

 男性の方は40代の患者さんのお父上。たばこ、酒、仕事は板金の自営業をされて熟練工だったようで一つの注文の仕事を受けて仕上げると月に数百万の売り上げだったとか。食道がんの手術の後に息苦しさが酷くなって呼吸器内科の診察を受けたら間質性肺炎を指摘されステロイドのパルス療法を受けた後は呼吸困難が少しずつ回復され、日中に昼寝をしなくても良くなり食欲も出てきて体重も食道の手術の前に戻ってきた。

 白内障の手術を受けた翌日、病室に迎えに行った妻に「オォ! 美人だったんだねぇ」とお声をかけたとのこと。
 手術の後からは、滅法明るくなり、妻に当たり散らしたりすることが無くなって、すこぶる調子がよさそう。


 80代の方は、10時間近くの大腸の手術を受けて早5年たって、大学病院の定期診察が終了となりもともとかかりつけだった内科の診察を2カ月に一回受ければいいことになった。敗戦の年に高校生で、余りにも世の中が変化し「これから自分はどう生きてよいか分からない」という理由で公立大学の経済学部を卒業したとのこと。親に言われるままに結婚して夫を支え5人の子供を育て上げ、夫の借財も働いて返却して、などなどスーパーウーマン。

 一昨年に脳梗塞になり、右不全麻痺や言語障害があったがリハビリを必死に取り組み、今では微かな症状があるだけになった。視力が低下してきたとは聞いていたが、本人は眼鏡を作り替えるつもりで眼科受診をしたのだけれど、白内障の手術を勧められて先月左右の手術を受けた。

 手術前は、想像力が逞しい方らしくあれやこれや心配の数々。挙句の果ては「私が手術をしたいといったわけではないのに、手術を受けなくってはいけないなんて」と嘆いていた。それが術後に訪問したら、「○●さんのブラウスの柄や色がはっきり見えるのよ。白衣姿の人が女性か男性かも見分けたつかなかったけど分かるのよ」と嬉しそうに話す。
 TV画面の色がはっきり見えるし、薬瓶の内容の記載も読めるし、飲み物の賞味期限も分かるようになったし、シーツにこぼした味噌汁の後も見えちゃうし掃除をしたくってしたくってたまらない」という。

 そんなに物が見えずら買ったのに、不便とか怖いとかなかったのかと尋ねると、エアコンのリモコンはどの順序で冷房とか暖房とかになるかとか全部記憶して生活していたとか。




 視力も聴力も、そのほかの感覚障害も治療して改善するものなら積極的に受けるものだとつくづく思う。

 本人は少しずつ視力が低下していくので、なかなか自覚しにくいだろうが、廻りの物が生活の様子を見ながら視力障害や聴力障害を疑い、治療が可能かどうか診断を受けることが大事だと思う。





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最終更新日  2015年06月04日 20時30分47秒
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