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 体調を崩してブログの更新を止めている間に宇治で大変な事件が起こった。私も世間並みに

『まさか塾の先生が教室で生徒を殺すとは...』

と衝撃を受けた。塾講師の常識の無さは嫌と言うほど知っているが,いくらなんでも殺すとこまではいくとは想像もしなかった。
 今回の件に関しては本当にいろいろな思いがある。加害者,被害者,被害者の母親,塾(京進),塾(その他),同志社大学,マスコミ... ただすべてのことを一気に書くには時間も体力も不足しているのでひとつずつ書いていこうと思う。まずは京進から。

 管理責任を問われるのは間違いないんだろうが,それとは別に今回の事件が起こった(防げなかった)ことについての問題点を私なりに考えてみたい。


1.何故前科もある停学者を採用したのか?

 これは仕方がないだろう。採用に際して身元調査をするのは違法じゃなかったっけ? まぁ採用担当者の目で見抜けなかったのかという批判もあるが,そこまで要求するのは酷だと思う。

2.事前の加害者の態度を見て解雇等の処置は取れなかったのか?

 これが今回の最大の問題だろう。現場の管理者(校長をはじめ社員)には,(こいつちょっとおかしいんちゃうか?)ぐらいの意識は当然あったことだろう。そうなればリスクをしょってまでその講師をかばう必要はどこにもない。加害者が校長自身の教え子である等の特別な場合はそうでもないが,今回はそんな事実はなさそうだし。
 ところが現場の管理者なんて実際それほど大きな権限を持っているわけではない。講師を変えるということは新しい講師が1人必要ということで,それはそんなに簡単なことではない。本部が一括して配当を管轄している場合は面倒がったりしてすぐには講師を派遣してくれない。それこそ,
「それぐらい現場で処理しろ。お前が教育したらいいやろう」
の世界になる。

 結局,『コスト』と『面倒』がネックになってついついそのままになってしまうのだろう。不祥事は起こるとは限らないので,どうしても対応が後手に回ってしまう可能性が高い。テスト監督を外すのは手間もかからないし,代わりも(誰でも出来るので)すぐに見つけることが出来る。

3.モニターの電源が切られたことに気づかなかったのか?

 気づかなかったのでしょう。加害者と後輩の講師(テスト監督者)しかいなかったということは講師が校舎を開けていたのだろう。普通は社員か事務員(パートの女性)が開けるのだろうが,コストを削減のために講師に権限(と仕事)をあたえていたのだろう。
 私が勤めた塾では無いことだが,京進は宇治神明校で6年生が十数名しかいなかったようだ。この人数で利益を出す構造を作り出すためにはそこまでするしかないのだろう。
 校舎に講師を1人にするというのは情報管理の面でも問題が多い気がする。社員がもっている資料で講師に見せられないものはたくさんあるはずだ。それを見られるリスクはいいのだろうか? まぁ鍵のかかるところにきちんとしまえば問題ないのだろうが。





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最終更新日  2005年12月13日 23時52分34秒
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