上海から帰って来ちゃった

語学学校に行ってみた




上海に来て、まずは語学学校へ通った。


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通い始めは、上陸からちょうど1ヶ月の2005年5月27日。

自宅から徒歩圏内にある、某語学学校だ。


形態はマンツーマン。

老師は中国女性で、授業は中国語のみ。

教科書は、初級の7課から(全24課)



とはいえ、日本で初級文法はやってきているので、

教科書の「文法」と「新出単語」は、殆ど知ってる状態。


しかし、喋れない。 これが問題。



なのに

喋れないくせに、

「文法も単語の知ってるから、早く進んで欲しい」


ということばっかり、当初は考えていた。


最初の1ヵ月半は、週3回、1時間ずつだった



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週3回1時間ずつじゃ、ゼーンゼン進まないぞ!って思ったんで、

レッスンを10回過ぎたあたり(7月に入って)から、徐々に時間を増やして行く。

とりあえず、1回に2時間だ。



でも、授業の進み方が多少早くはなったけど

この頃も考えていた。


単語知ってるから、説明はいらないのに・・・

文法は知ってるから、説明はいらないのに・・・



使いこなせなきゃ、

聞いて分からなきゃ、

自由に喋れなきゃ、


「知ってる」とは、言えないのに。



そんなことも、気づかないでいた。



   +++


7月の中旬からは、1回に3時間ずつレッスンを入れた。

なかなかハードだが、進むのは早くなった。

進むのが早いってことが、自分の希望だった。


しかし、今考えてみると「使えていない」のに・・・

進むのばっかり早くなり、復習が追いついていない。


しかし、その頃の自分では満足だった。


どうしてそんなに早く進みたかったのか?というと、


  既に大学の漢語班に申し込みをしていたので、

  大学で少しでも上のクラスに入りたかったからなのだ。



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しかし、8月の初旬のことだ。

1回3時間を入れてるワタシに、語学学校の老師が「ヒアリングの練習」を勧めた。

「漢語初級听力教程」という本を使用して、3時間のうちの1時間をヒアリングにしよう、と言うのだ。


文法を進めたいが、ヒアリング練習も大事だ。

だからワタシは、二つ返事でOKした。



が! 難しいぃ~んだよね。この本。


いや。ナニが難しいって、

カセットテープに録音されてる音声がこもってて

すんごい聞き取りづらいんだよね。


でも、毎回2課くらいずつ進んでみた。



そして、9月2日で 一時お休みする。

9月5日から大学が始まるからだ。


この時点で、

 教科書は 初級 22課(24課中)

 ヒアリングは18課



   +++


で、大学に通い始めて3週間して 語学学校へ復活。


大学の授業だけじゃ、口語ができるようにならないから。


一応、週に2回、2時間ずつ。


そして10月中旬に初級の本が終わり、中級に入った。


内容は「今までに習った基本文法を復習しながら、かつ応用していく」

更に「習った語法の別の使い方を覚え、更にその語法に別の語法を加えて話す」


だから、新出単語が沢山出てくる。


しかしこの頃、大学の授業にも追われてて まぁ溺れていたと思う。


とはいえ

「喋れるか喋れないかのボーダーラインをうろうろ」

って状態なワタシは、どこにポイントを置いていいんだか分からずに、

とても無駄な勉強の仕方をしていたのかもしれない。



そして、語学学校を辞めた。

年末で最後にした。


年末最後の授業のときは、これで終わりにしようとは思ってなかった。

ただ、復活する気持ちが無くなったのだ。


その理由は、ブログに載せている。 「さよなら語学学校」



だから中級の5課で、おしまい。



今後語学学校に行くかどうかは、未定だけど

恐らく行かないと思う。






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