FOREVER PRINCE

< 新しい記事

新着記事一覧(全3675件)

過去の記事 >

December 2, 2006

THE FAN梨大店サイン会レポート

テーマ：チャン・ヒョクさん(497)

カテゴリ：チャン・ヒョク

今日は昨日に引き続き、ＴＨＥ　ＦＡＮのサイン会レポートをお伝えしたいと思います。

梨大店で行われたサイン会は、色々なことがありました。その日は土曜日の午後ということもあり、仕事帰りの方や半日で学校の授業が終わる中高生もたくさん集まってしまい、店舗の前には多くの人が集まってしまいました。おまけに当日はＴＨＥ　ＦＡＮの担当者のＫさんが出張中で現場にいなかったため、代理の方が現場を仕切ることになっていたので、もしかしたら混乱するかも知れないなという嫌な予感がしていたのですが、私の悪い予感は見事に的中してしまったのです。

当日、日本のファンは早い時間から交代で並び、一番前を陣とっていました。最初だからきっとゆっくりサインをもらえるだろうと思っていたのですが、逆にそれがあだとなってしまう結果になってしまったのです。

実は当日の時間と場所を考慮し、現地では事前に混乱を避けるためいつもとは違う警備員を何人も配置していたようだったのですが、その警備員の言動がサイン会に参加したファンの間で問題になりました。例えば、最初にお店に入った私たち日本ファンに絶えず韓国語で”早く早く”という言葉を連呼し急かすのです。私は早くサインをもらって店から出るように通訳をしていたのに、その警備員さんは私たちに向かってしつこいくらい”早く早く”と言っていたので、思わず”早く終わらせるために通訳しているのだから少し黙っていてください。皆に声が聞こえなかったら困るでしょう”ときつい口調で文句を言いました。すると警備員さんだけではなく、店内にいたお店のスタッフさんや、ヒョギの事務所のスタッフさんたちが、何故か大笑いしていました。

実はその時、マネージャーさんからも”今日は時間がないので早めにお願いしますね”と現場で声をかけられてしまったので、私たちは仕方なく慌ててサインをもらうことにしました。そして、店内ではもちろん写真とビデオの撮影は禁止、サインをもらったらすぐに外に出てくださいと言われていたので、几帳面で真面目な私たち日本人はその約束を忠実に守り、まるで追い出されるかのごとくすぐに外に出たのです。

しかし、私たちの後に入った中華圏のファンたちは、なんと平然と店内のビデオ撮影をし、ゆっくりサインをもらっているのです。そのあまりの待遇の違いに驚いた私は、サイン会の後マネージャーさんに苦情の電話を入れました。”何故、私たちには駄目だと言ったのに、中華圏のファンには注意しなかったのか？”と聞いたところ、マネージャーさんは”言葉が通じない相手に何を言っても仕方がないから”と言うのです。私たち日本人の中に、もし韓国語が出来る人間がいなければ、中華圏のファンと同じように約束を破っても怒られなかったのだと思います。その時私は韓国語を少しでも理解出来る自分がとても口惜しかったことを記憶しています。

そして、そう思ったのは私だけではなかったようで、日本のファンの中に”私たちだって時間とお金をかけてわざわざ外国から来たのに、なんであの人たちには怒らないの。みんな同じように対応して。差別しないで！”と大声で叫んで泣き出してしまうファンもいました。大声を出して泣いてしまった方がいたため、周囲には人が集まってきました。でも、その人の言葉は日本語だったので、たぶん日本人以外に意味は伝わっていなかったように思います。

そんなこともありましたが、なんとかサイン会は終了し、私たち日本から来たファンには、お土産としてＴＨＥ　ＦＡＮの皮の手帳が渡されました。これ、実はＴＨＥ　ＦＡＮのＫさんが、自分が不在だというので、わざわざ準備してくれていたものなのです。事前に何人くらい参加しますかと聞いてくれていたので、だいたいの人数を伝えていましたが、当日急遽参加した方もいたため、個数が足りず、事前に参加表明をしていなかった方にはじゃんけんで手帳を渡すことにしました。そして、その場で解散ということになりました。

後から聞いた話によれば、その日現場にいた警備員さんは、韓国のファンに対しても酷い態度をとっていたそうです。確か”この狂ったおばさんおとなしくしろ”などという暴言を吐いたため、苦情のメールをＴＨＥ　ＦＡＮの担当者に送っていた方もいたと聞いています。その話を聞いて、私は”早く”と言われ続けストレスを受けただけで済んだので、まだましだったのかなと思いました。

それと、その日お店の周辺には大勢の人が詰め掛けてしまったため、近所のお店の方があまりの人の多さに自分のお店のガラスが割れるのではないかと心配していました。私たち日本のファンは一番最初にサインをもらってしまったので、そのお店の方のご好意で店内に避難させて頂き、お店の中からサイン会の様子を眺めていたように思います。

結局そのお店のガラスが割れることはありませんでしたが、人が多かったので周辺の道路に車や人の往来が出来なくなってしまい、近所の方々がかなり迷惑していたようでした。やはり、土曜日の午後に梨大という繁華街でイベントを行うのは無謀なのかなと思った私は、イベント後にＴＨＥ　ＦＡＮのＫさんに”土曜日の午後に行うのはやめてください”とメールしたところ、”平日の午後ではいけないという方もいるのでそうしました”という返事が届きました。その返事を読んで、”イベントで全員の希望をかなえるのは難しいのだな”思いました。

そうそう、確かその日、日本から来たファンで私たちの列とは一緒に並ばなかった方が４人ほどいたので、サイン会の最後に”外国から来たファンなのでなんとか入れてほしい”とお願いして、私が通訳として一緒に店内に入ったように記憶しています。彼女たちはなんとかサインをもらえることになって焦っていたのか、チャン・ヒョクさんが彼女たちの名前を聞いているのに全く聞き取れていませんでした。そこで私が”名前を書くので名前を教えてくださいと言っていますよ”と通訳してあげたところ、皆さん自分の名前を告げ持って来たお土産を渡して無事にサインをもらってお店の外に出たように思います。日本から来たファンが、なんとかサインをもらえて本当に良かったです。

あ、そういえばこんなことがありました。確か福岡から参加された方が、通訳をしてくださる方にお世話になるのでお礼ですと言って、九州限定のじゃがりこのめんたい味をお土産に持ってきてくださったのです。サイン会で通訳をしても、当たり前のように思っている方も多い中、きちんと感謝してくれたその気持ちがとても嬉しかったのを今でもよく覚えています。あの日お土産をくださった福岡の方、どうもありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

以上、なんだかまとまりがありませんが、大混乱の梨大店でのレポートでした。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう