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2012年06月08日
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カテゴリ: 患者さんとの交流
いつの間にか、100万アクセスを突破しておりました。
思えば。。。辛い時、もう辞めたいと思った時、これは数え切れないほどありますけども、その都度、ブログなんか始めた以上、100万アクセスまでは頑張るかぁ・・・
と自分を叱咤していました。
まだまだ、ずっとずっと遠い数字でしたからねぇ。

今はまぁ、米村先生が現役中はとにもかくにも頑張るかな・・・って感じです。


悲しい話は嫌~よの方はスルーしちゃってください。
私のポリシーは真実を語る中で、治療の選択の材料にして頂きたいことと、常に

 「アナタなら、どう生きますか?どう生きたいですか?そして、どう逝きたいですか?」

を問いかけているつもりです。

順調に生きていれば、死を意識して生きなければならない時が来るから。


先日の話の続きです。

退院早々に大学病院を受診している最中、奥さんからメールが届きました。


 睡眠不足だから、眠りたいのに気持ちが高ぶって眠れません
 安定剤を飲めば、眠れるのでしょうけど、
 夫のトイレの時に目が覚めないと困るし・・・
 私が今、倒れるわけにはいかないので、
 休める時に休もうと、夫が点滴を受けている今、
 車に戻りましたけど、眠れないものですね


奥さんも相当お疲れのご様子でした。
そりゃそうですよね、出来ることなら、1日中、寝ていたいくらい疲れが溜まっている筈ですもの。

翌日は、かかりつけの病院に行って、大学病院での報告を兼ねて、この日も点滴を受けました。
食べると吐いてしまうことから、栄養も水分も点滴でまかなっていましたが、どうにも脱水症状が改善されません。
呼吸が常に荒く、入院中より状態が悪くなったように見えますとの連絡がありました。

この晩、夜11時過ぎに、メールが届きました。

以前、私が伝えていた注意事項に血圧があったのですが、これが80を切ったので救急車を呼びますと。

2011年のGWの頃だったと思います、家庭用の血圧計を買うように薦めました。
この方、その時に購入されていたんです。
血圧と同時に、脈拍も計れますからね。

救急車騒動となり、お世話になっている大学病院に搬送となりました。
この時、酸素飽和度は100近くありました。

顕著な脱水症状は、電解質異常が原因だったようです。
しばらく電解質の点滴で経過観察となったのでした。
入れた分だけ、排泄されていて、やっとこさ天秤につりあいが取れているような状況でした。

しばらく様子をみて退院となりましたが、これだけ排液が出てしまう状態では、点滴を止めるとまた脱水症状を起こしてしまうので、在宅での医療体制を整え、在宅で点滴を続けました。

こういう点、この方は地方都市にお住まいの患者さんですが、かなり整備されていることがわかりました。
私の感覚で言うと、それこそ、紹介状を片手に患者さんのデータを持参して、病院をあちこち歩き回って探さないと、在宅医療の体制は作れないものだと思ってましたからねぇ。

ネットで大まかな病院をピックアップして、電話をかけまくって、実際に病院を訪れる・・・
これはかなり苦労な話です。

ですが、この患者さんの場合、この点、とんとん拍子に話がまとまって、往診に来て下さる医師、定期的に来てくれる訪問看護師の確保、並びに、入院が必要な時、何らかの処置が必要な時の病院、そして、治療は大学病院という形がまとまったんです。

しばらく24時間の持続点滴で様子を見ていましたが、改善見られず。
大学病院を受診した際に、人工肛門を外してみてはどうか?という提案がなされます。
この患者さんの場合は、手術で人工肛門となりましたが、一時的な人工肛門であって、何れ外す予定でした。
その時期を少し、早めたらどうか?との提案です。

そして、人工肛門を外す手術の為、あの「命がけの帰宅」から1ヶ月ちょっとでしたでしょうか、また、元の病院、米村先生の元に舞い戻ることとなったのでした。


次回に続く





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最終更新日  2012年06月13日 20時27分32秒
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