蘇芳色(SUOUIRO)~耽美な時間~

「リサとガスパール絵本原画展」

この絵本のシリーズが、大好きだ。
登場するリサとガスパールが文句ナシにかわいい。
最初はイヌだと思っていたのだが、イヌでもウサギでもない空想上の生き物らしい。
子ども向きの絵本だからといって、絵本は決して子どもだけのものではないことがよくわかる。
特にこの「リサとガスパール」シリーズは、大人でも十分にストーリーを楽しめるし、絵柄もおしゃれだ。
その証拠に、展覧会場の人の多かったこと。子ども連れだけではなく、若いカップルも多かった。
展示された作品を見ていると、色彩の鮮やかさが心地よく感じる。
こんな素敵な絵本を、幼い頃から手元において楽しめたら、どんなに素敵だろう。
一緒に行った子ども達よりも、私のほうが夢中になってリサとガスパールの世界に遊んだ。
キャラクター商品もたくさん欲しかったのだが、展覧会場同様に売り場も人ごみでごった返していて、満足に吟味して買うことが出来なかった。
今になって『アレも欲しかった。コレも欲しかった』と後悔することしきり。
兎も角、「リサとガスパール」のおかげで、彼らを見たとき「かわいい!」と感じ、胸が締め付けられるような気持ちが、まだ私にもあったのだと確認できて、少しホッとした次第である。

2004年2月4日~16日 大阪 大丸ミュージアム・梅田




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