サプリメントの日だまり

2006年06月08日
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カテゴリ: テレビ・映画
映画「ポセイドン」を観てきた。
いわゆる豪華客船沈没もの。
「タイタニック」と比較すると、こちらの方が脱出劇に専念している感じ。

物語の展開も早い。
主要人物をあらかた紹介したと思ったらすぐ大津波。
あっと言う間に転覆。
突然の大津波来襲に理由らしい理由はない。

このあたり、「タイタニック」とは対照的だ。
「タイタニック」は氷山にぶつかるまでが長い。


思えば、「タイタニック」は様々な要素をどっさり詰め込んだ映画だった。
ラブロマンス、人間の傲慢や愚かさ、滅びの美学……

「ポセイドン」の主人公たちはこのままでは溺れ死ぬので脱出するという明快な意図のもとに行動する。
脇役たちは自分たちは安全だという信念によって溺れ死ぬ。
この両者しかいない。

思い出したが、「タイタニック」の設計者は責任を感じて船とともに海に沈むことを選んだが、「ポセイドン」の設計者はこのままでは沈むことを知っていてその他大勢をよそに脱出組へ加わる。

結局助かるのは脱出組の数人のみ。
脱出して海に飛び込むと、都合よく救命ボートが浮かんでいる。
救命ボートに乗り込むと、すぐに照明弾発射。
光の速さで救助のヘリ登場。
余韻も感動もない。





【追記】
今月見たいと思ってる映画は「インサイドマン」。
これはかなりおもしろそうだ。





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最終更新日  2006年06月08日 16時47分47秒
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