臨時教員を考える 加藤ブログ
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2ヶ月間の小学校での4年生の担任としての臨時教員の仕事を終えた後、本当は小学校の仕事を続けたかったのですが、残念ながら次の仕事は中学校でした。半年間の雇用対策事業として採用され、ふたたび中学校で英語を教えることになったのです。 しかも、正規の教員の補助として一緒に教室に入って教えるTT(ティームティーチング)という形態です。 最初は教室の後ろに立っているだけで生徒たちからは「背後霊だ」とか「何でここにいるの?」等と言われ、学校に行くのが本当に憂響でした。TT(ティームティーチング)は私にとっては不本意な立場に思えました。 でも一人でも私が教室にいることを喜んでくれる子がいたらいいと自分を納得させ、授業についていけない、わからない生徒になるべく声をかけるようにしました。そのうち私が教室に近づくと「来たぞ!」と喜んでくれるようになり、「うるさいな!」と言いながらもやる気を持たなかった生徒がノートに書いたり、本を読んだりと前向きに授業に臨むようになりました。 いろんな子どもに対応しなければならず、教師の仕事はとても大変だと思います。でも子どもの心と向き合い一緒に成長していこうと思える時、子どもは心を開き、どうしたらいいかわからない私に答を出してくれます。私が勇気を持って子どもたちを信頼し、子どもたちに向かっていったならきっとそこから子どもたちとの良い関係が作られていくと思います。 子ども達から自分も教わり成長できる教師という仕事に、私は誇りと人間としてのやりがいを感じるようになりました。そして、できればずっとこの教師という仕事を続けていきたいと思うようになったのもこの頃からです。加藤ブログを読んでいただいてる皆さんへ、 私、加藤は私自身や私と同じような状況に置かれている他の臨時教員(特に私のような非常勤講師のような立場)の身分、待遇を少しでも改善するための会議や運動に出来る限り参加することを信条としています。今、続けてUPしている加藤ストーリーに加えて、その時々の会議、その他の状況報告についても掲載していきたいと考えています。 教育基本法を生かし30人学級を実現する スタート集会に参加しての私の発言内容 私は、S市の少人数サポート臨時教員として勤務しています。仕事の内容は、1年生、2年生、3年生の算数のT1・T2として授業を担当しています。 勤務時間は、8時30分から2時15分までの5時間です。給料は、時給1,210円です。 3年生の算数は、T1として主で授業をしています。そのために、授業のためのプリントを作ったり、子どもたちの授業ノートを見たり、担任の先生と授業等の打ち合わせをしていると毎日のように下校が4時とか5時になりサービス残業をしています。でも、子どもたちから「分かりやすい授業だった」と言われると、教師としての喜びとやりがいを感じます。 しかし、収入が低く、私の生活は大変厳しく生活保護を受けながら仕事をしています。同じ立場の中学校のAさんは、学校が終わると別の学校へ行くダブルワークやトリプルワークをしながらこの仕事を続けていますが、来年からはこのような形の仕事は止めたいと思っています。Aさんは、今はやむなく限られた時間の中でやるしかないと中途半端な気持ちでこの仕事に関わっています。来年こそは、T1でできるもっと待遇の良い仕事を探すと言っています。 いずれにしても、職員会議にも出られず学校行事にも参加できず子どもたちのために頑張りたいと思う気持ちを全う出来ないで、その矛盾をサポート教員は常にしわ寄せに感じています。 一方、S市教委が少人数学級を実施しない理由として、市議会で繰り返し説明していることは「サポート少人数指導教員を学校に配置しているからです」と言っているのです。 私たちとしては、本当に子どもたちや学校での教育活動を充実させるためには、30人学級を実現し正規の教員を増やすという課題とつなげて、私たちの待遇改善の運動をもっともっと拡げていかなければならないと思っています。 その第一歩として、今私たちは、勤務時間を現在の5時間から当初の7時間、さらには8時間にさせることと時給を1,210円からもっと引き上げて欲しいという署名活動に取り組んでいます。
August 2, 2006
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