アダム・クーパーAdamCooper



某サイトにバレエファンへの100の質問というのがあって確かに自己紹介として最適と思い、アイディア使わせていただきます。

①あなたはアダムのどこが一番好きですか?

  syeva;背中の筋肉です。『白鳥の湖』第2幕で王子にしなだれかかる白鳥の背中にしびれました。ミケランジェロが見たら泣いて喜びそうな筋肉ですよね。決して『お尻』ではありません。『背中』です。お尻に拍手したのは私ではありません。

②あなたのアダムとの出会いは、いつ、どこで?

  syeva;すーぅごく月並みですが、『リトル・ダンサー』です。しかも公開当時ではなく、WOWOWで昨年の冬に再放送したのですが、そのときに見たのです。つまり2002年の冬、か春。映画が終了する間際に出てきたダンサーを見て驚愕した私は、クレジットタイトルを何度も巻き戻してみました。すると、“Adam Cooper”“AMP”の文字が。すかさずネットで検索、するとおなじみアダムのファンサイトの老舗が。そしてHMVで『白鳥の湖』を購入した、とこういうわけです。
 誤解なさらないでほしいのですが、私のこの作品への第一印象は『チャイコフスキーへの冒涜』「古典バレエへの侮蔑」でした。(今は違いますよ)それほど既成概念を崩すものだったということです。古典の白鳥への思い入れのまったくない私の11歳の娘は例の32回のグラン・フェッテ・アントゥールナン(AMPでは3幕の群舞)の音楽は『このテンポじゃないと、ヤダ』というし、鳥の刷り込みといっしょで最初に見たものの印象をぬぐうのはなかなか難しいものだということです。
 その中でアダムだけがひたすら美しく、素晴らしく、ひきつけてやまない魅力を持っていました。こんなダンサーがいたなんて!しかも同時代に!ヌレエフやニジンスキーのように死んでしまった人ではなく、生きているなんて!
 2幕を見て私はニジンスキーだと思いました。派手な古典バレエの男性舞踊ではない、ひたすら飛ばずに、回らずに、技を見せないで、表現する、牧神の午後のニジンスキーだと。
 おもしろいことに、あとで気づいたのですが、『リトル・ダンサー』のアダムは大きなジャンプ、そしてフェッテ、足を伸ばしたままぐるぐる回る、という超派手な、まったく実際のAMP白鳥にはない振り付けで踊ってたのです。すごい矛盾ですよね。ダルトリー監督がそう演出したのか、それともアダムが勝手にそうしたのか?
 私が思うにボーンは絶対振付けてないと思う、あそこは。
 話し戻しますが、私とアダムとのあまりにも遅きに失した邂逅、あとせめて1年早く出会っていれば…
 芸能台帳を調べてみると、なんとアダムは2001年1月25日(木)に『リトル・ダンサー』の特別試写会で来日してしかも舞台挨拶、囲みまで受けているのです。そのときもちろん芸能マスコミは熊川哲也ねらいだったと思われるのですが、1930に熊川が舞台挨拶、そして上映、2131にクーパー舞台あいさつ、2140にクーパー囲み 熊川は囲みなし、というスケジュールでした。主催は日本ヘラルド映画事業部で、映画会社のホームページにも写真がのっていて、そのときの映像やその場で見た人がいればぜひどんなふうだったか投稿お願いしますだ!
 その1年後、2002年4月9日(火)には「カー・マン」がゲネ&初日、オーチャードホールで、やはりTBS事業局の主催だったのですが、なんでそれがボーンの舞台だということを気づかなかったのかほんとに悔しい。あとの祭りとはこのこと。

③あなたが一番みたいアダムの演目は?

やっぱりボーンのシンデレラ見てないので見たい!

理想、夢のキャスティングとしては、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」ボーン版。ロミオ;アダム・クーパー ジュリアン(ジュリエット);ジーザス・パスター、ティボルト;アラン・ビンセント、マキューシオ;スコット・アンブラー ベンボーリオ;ダミアン・スターク って舞台、ボーンが作ってくれたら心臓止まっちゃう!!


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