2011年01月10日
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METライブビューイング「ドン・カルロ」Part1

完売です!
いや~びっくり
人気なんですね。

いや~一言。
フェルッチョ・フルラネットがすばらしかった!!!
言葉では説明できないぐらい。

こういうUPのカメラで仰角でぐいぐいくる映像で彼の演技がますますよくわかって
まるで映画みたい。


ここからもう本物のドロドロドラマに入っていった感じ。

演技に関してはフルラネットとキーンリーサイドのがっぷりよつで実に見ごたえがありました。

しかし「ドン・カルロ」、やっぱり主役はフィリッポ2世だった。
フルラネットの独壇場だったな~

アラーニャさんはやはりスーパースター!
明るくて陽気でちょっぴり脳天気。
アラーニャ・ワールド炸裂でした。
ああロベルトだわ~という感じ。

それにアラーニャのいまだにおとなになりきれず少年のように感じさせる部分などがカルロのキャラにはまっている。カルロの愛は、自分勝手に押し付ける愛、一直線に突っ走る愛。自分の望みがかなわないとすぐにおおげさに嘆いてがっくり落ち込む単純さ。多分社会の荒波にもまれていたらこんな軟弱な青年にはならないはずなんですけど…。

私もSardanapalusさんといっしょで最初のカルロがフランス語版のカルロスで、アラーニャさんだったんで刷り込まれているのかなあ(笑)。

サイモン・キーンリーサイドは言うまでもなく、

死ぬシーンの断末魔は、奇しくもアラーニャと共演した「ファウスト」のヴァランタンを思い出させるが、あれほどエキセントリックでない。
ジョヴァンニの苦悶とも違う。
あくまでもロドリーゴという理想主義者のヒロイックな死だった。
目は剥いていなかった。目は閉じて死んでいた。

そして彼は常に観察し吟味し、状況分析している。そういうロドリーゴ。まさに彼だけのオリジナルなロドリーゴ。



※内容にふれますのでご注意ください

第1幕
フォンテンブロー
カルロとエリザベッタの出会い。

カルロは自分の肖像画をエリザベッタに渡す
これは!
僕がカルロです~♪
笑うしかない展開。

アラーニャは初日の出来とは雲泥の差。
よかったです。
さすがライブインHDでははずさないアラーニャ。
しかし1幕のポプラフスカヤとの二重唱ではいまいち合っていませんでした。

しかし愛を確認したすぐ後に来た悲しい報せ。
エリザベッタは父フィリッポに横取りされてしまった。
せっかくレルマの一行に紛れ込んでフランスにまで来たというのにぃ~

カルロが一人取り残されて幕が下りるとそこはもうスペインになっている。
カルロは絶望の中倒れている。

こういう展開は見事だが、1回目の休憩までがすごく長い!(1時間40分)ワーグナーじゃないんだから勘弁して!と言いたくなる。

カルロが立ちあがると
幕が上がり、カルロ5世の墓所の中である。
この墓が美しい!大きな天使が上に乗っていて大きな文字でCARLOS.
つまりカルロ5世の血がこの主人公のドン・カルロとつながっている存在であることが示される。
しかもこの墓は可動する。
墓が移動すると大きな柱が3本上から降りてくる。

修道僧(カルロ5世)の歌唱はカットしてほしかった(長い!

やってくるロドリーゴ。
キーンリーサイドは左利きなので剣を自分の右側に挿している。
その長い剣が邪魔そうでしょっちゅう束を握っているサイモン。

なんと王子!

ロドリーゴ!

友情を確かめ合う。

悩みがあるなら言ってみそ!とロドリーゴが指でカルロの左肩をちょこんと突く。
これに吹き出しそうになる私。

カルロが母を愛していると告げると、顔色が変わる。
セリフにない言葉をぶつぶつつぶやくサイモン。
出たよサイモンのつぶやき。

ロドリーゴはカルロを力づけ二重唱。

母と父がやってくる。

ロドリーゴは「コラッジョ!」とカルロを2人の前に押しやる。
フィリッポは無視。エリザベッタは振り返りつつ去っていく。

ロドリーゴは柱の陰から手を伸ばしてカルロの手を握る。
彼らが幼馴染で昔からロドリーゴがカルロ君をフォローしていたことが演技で示される。

墓所の中庭

扉から入ってくる女性たち。

アンナ・スミルノヴァのエボリ。黒いドレス。
黒いヴェールを使った歌。
テバルドがからむ。
このテバルド、すごい美人~
Madokakipさまのデータではレイラ・クレアという人だそうです。
美人なのでこっちに釘づけだった。
「ヴェールをとったら王妃だった」というところで現実を思い出したのか暗い雰囲気になるエボリ。
テバルドはエリザベッタの小姓のくせに「美女の」エボリにメロメロであることが演技で示される。

エリザベッタ登場。

ポーザ候の登場。
ロドリーゴは秘密の手紙を渡す。
そしてフランスからの書状を渡すが、エリザベッタが気を取られてなかなか受け取らないのをロドリーゴがじれる、という演出をしているのだと思うが、ポプラフスカヤの演技がわかりにくいので「?」というシーンになっている。
テノールとソプラノで演技がすごくうまい!という人ってあまりいないよね。
カウフマンだけは別格だけど。

ロドリーゴは嗅ぎ回るエボリの気をそらすために女たちの群れの中に入っている。
しかし視線はエリザベッタへも行く。

エリザベッタは読む「この者は信用できます…」

褒美をとらすぞ

私のためにはいりません

じゃあ誰のお願いごとなの?

エボリが勘づく。

ロドリーゴは仕方なく

王子です。
王様とのことで相談が
会ってあげてください

いいです。呼びなさい。

カルロがやってくる。

女官たちとロドリーゴすべてはける。

ここからのシーンは見事だったな~
やはりカルロスはヴァルガスのような「草食系」では体現できない。
カルロスは情熱を持ってエリザベッタに迫り拒否されて怒り
愛を確認して興奮し、失神しなければならない。
熱い男でないといけない。
やはりアラーニャはぴったりだ。
アラーニャワールド炸裂だ。

テバルドが走りこんでくる

王のおなり!

冷やかなキングが入ってくる。
フルラネットさすがの存在感!

王はおつきの女性をくびにする。
憎しみを隠しもしないエリザベッタ。
これがポプラフスカヤのエリザベッタ。
彼女は若いので相当熱い!
フリットリの秘めた苦しみのエリザベッタとはまったく違う!
子供なのだ。
フィリッポとは孫娘のようなほど年が違う。
王に抱く感情は怖れと憎しみしかない。
こういう妻を得た王も気の毒だ。

王は前もってレルマにロドリーゴを引きとめるよう命じていた。
レルマが通せんぼし、
王は後ろを向いたままロドリーゴに「残れ!」と命じる

王は堂々とわたりあう男に好感を持つ。

しかし「墓場の平和です!」とロドリーゴが言い放つと
ぐいぐい近寄って行ってにらみつける。

ロドリーゴは打ち首を承知で進言しているので自分の剣を王に差し出す。

王は拒否する。

側近になるよう命じる。

大審問官に気をつけろ

というと振り返って戻ってきていきなり心中を吐露し出す。
2人の間を探ってほしい

思いがけずのチャンスにロドリーゴは喜ぶ

ひざまずくロドリーゴ、王に手を差し出すが
王はその手をとらず頭をさわろうとするが逡巡し去っていく。
ここが寄りになっていないのでよくわからないのが残念。

1回目の休憩

Part2へ続く





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最終更新日  2011年01月10日 21時32分08秒


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