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2022.03.08

殿様釣りを好む老釣り師

カテゴリ：カゴアジ釣り

そこは満潮時はウエーダーが必要になるため簡単な装備では入磯できないのと、もしエビ網が入ったら投入ポイントが狭くなるので今回も単独釣行です。

タイトルに書いたとおり私は占有釣りが大好きな人間だ。
単独或いは友達と２～３人だけでその釣り場を独占したいタイプなのだ。
特に誰でも入れる堤防やメジャーな釣り場で「隣りいいですか？」と来られるのはどうも好まない。
狙うポイントを制約されるのが嫌いなのだ。
だから、例えそこがあまり釣れない場所や入磯困難な場所でも好んで釣行している。
今回の場所も、近くに駐車場もなく一般釣り師は入り難い場所なのだ。

日没が遅くなったので１３時半頃我が家を出発。

理由は、最近メタボ気味でここ半年ほど毎日４キロのウォーキングをしているが、釣りの日はそれができないのでその代わりです（笑）。
ウエーダーを履いて１５キロほどの荷物を背負い、両手にはチャラン棒、竿、タモ、コマセetc…。
結構な体力が必要です。

こんな入磯困難場所のため、日中はたまに釣り人を見かけるが夜釣りまでする釣り師はまずいない。
帰りはお化けでも出そうなほど鬱蒼とした山道をフータラ、フータラ息を切らせて登る。
お化けは恐くはないが、どこかで首でも吊っている人間がいるんじゃないかと背筋が寒くなることがある。
「マムシ注意」の看板もあるほどの藪道だから、ヘッドランプは獣道だけを照らし、あまり周りは見ないようにして帰るのだ（笑）。

１７時には釣りを開始した。
波は穏やかで風も微風。釣りには快適だ。
ここは、いつも正面にエビ網を入れられて、そのブイが邪魔になることがあるが今回はお休みらしい。
エビ網を入れるということはその辺に根や溝がある証拠で、魚の付き場でもあるため釣りのポイントとバッティングするのだ。

暗くなったら入れ喰いと思いきや、そこは海中は真冬。ポツリポツリが続く。
型も小さく、２０ｃｍ以下のリリースが結構多い。
前回同様、２１時近くなってから尺オーバーが喰ってきたが、後が続かず２１時半で見切りをつけた。
結局持ち帰りは２０ｃｍ以上だけ１７匹。
ま、束の間のストレス解消にはなったかな？（笑）。

釣果
マアジ　２０～３３ｃｍ　１７匹（他に小型４匹をリリース）

使用タックル等
竿　　　　　　がま磯　レセプターR　３号-５３TypeS
リール　　　　ダイワ　ブラスト４０００H
道糸　　　　　ＰＥ２.５号１５０ｍ（リーダー１０ｍはＰＥ５号）
ウキ、カゴ　　自作１０号、渚の遠投師カゴ１０号
天秤　　　　　自作天秤１.５ミリクッションゴム付き
ハリス　　　　シーガーグランドＭＡＸ　ＦＸ２.５号
針　　　　　　漁師アジ針９号（がま磯玄人アジ針１１号相当）
コマセ、餌　　コマセ=アミ+オキアミ+グレベスト　　餌＝赤イソメ

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