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2006.10.17
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カテゴリ: 読書/歴史系
今回は第6話「ライヴァル、ジェノヴァ」です。

イタリアの四大海洋国家といえば、ヴェネツィア、ジェノヴァ、ピサ、そしてアマルフィ。
といいつつ、この本を読むまではアマルフィなんて知らなかったんですけどね。。
早く衰退してしまったので(栄えたのは10~11世紀くらいの百年間だけ)、
歴史上にはあまり出てこないんですかね。

この四つの国家に共通して言えることは、土地が狭かったこと、資源がなかったことなどから、
海へ飛び出していくしか生き残る道がなかったということでしょう。
しかしアマルフィ、ピサは衰退し、次第にヴェネツィアとジェノヴァの戦いとなっていくのです。

この本を読んでいると、いかに商売つまり経済が政治と密接に関係しているかがよくわかります。

ライヴァル同士であるヴェネツィアとジェノヴァは、相手をなんとか追い出して、市場を独占しようとしのぎを削るワケです。
ここらへんは読んでると非常に面白いです。

で、結局ジェノヴァが先に衰退し、ヴェネツィアの方が長く生き残るわけなのですが、
これはやはり組織力の勝利ではないでしょうか。
ジェノヴァ人は「共同歩調をとるくらいなら死んだ方がまし」くらいの勝手な人々だったようで、
国内では内ゲバに明け暮れ、外へ出ても同国人といえどライヴァル同士とみなして、常に戦っていなければならなかったのですから。
それじゃあ疲れますよね。。

個人としてはジェノヴァ人の方が上だったのかもしれないけど、
やはり長い目で見ると(波に乗ってる時はいいけどその逆になった時は特に)、
組織がしっかりしている方がいいということでしょうか。

ドラマをつくるとしたらジェノヴァ人を描く方が面白いに決まってるけど、

ハイ。





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最終更新日  2006.10.18 09:33:01
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