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2007.09.29
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カテゴリ: 読書/歴史系
古代ローマの歴史には多くの魅力的な人物が登場するが、もう一つ、忘れてはならない陰の主役が、インフラストラクチャーである。

現代社会にとっても欠くことができないこれらのインフラは、すべてローマに源を発している。
豊富なカラー図版も交え、ローマの偉大さを立体的に浮かび上がらせる。<本書より>




現代人からも「インフラの父」とさえ呼ばれる民族であるローマ人。
2000年以上も前から、ちゃんとインフラの重要性を知っていたというのはスゴイですね!

まずは、街道。
ローマ人は、領土内を網の目のように街道を敷いていきました。

街道の建設そのものの目的は、軍団の敏速な移動の実現であったわけですが、
一般人も利用可であるため、人や物の交流も盛んになり、それによって経済も活性化し、
人々の生活は向上。
さらに、郵便制度なども充実。


ローマ人がその土地を征服するとたちまち街道を通し、
昨日までの敵も加えて運命共同体化していった、ということが一番の要因なのでしょうかねぇ。
スゴイぞ、街道!!
偉いなぁ。

カルタゴのハンニバルがイタリアに攻め込んできた時、
首都ローマの包囲を試みもしなかったのは、したくても出来なかったというのは目からウロコです
街道を建設し、ローマの男たちを殖民させ、まわりの敗者を同化させていたことにより、
首都ローマを包囲戦で孤立無援にするのは不可能になっていたから、というのがその理由。

なるほど~!!
道と人が、ちゃんと防壁となっていたんですねえ。。

他にもイロイロ目からウロコなことがたくさんありましたが、


生活にも密着しているインフラ面からローマ史を見るというのも、非常に面白いですね♪

ところで、「はじめに」で書かれていた、塩野さんの助言を無視した
「将来の首相候補と世評の高かった日本の政治家」って誰??(笑)

★お気に入りの言葉★

「かつて、ホメロスは謳った。大地はすべて人のものである、と。ローマは、詩人のこの夢を現実にしたのである。(…中略…)しかもそのうえ、帝国全域のための防衛体制を確立し、人種が違おうと民族が異なろうと、共に生きていくに必要な法律を整備した。これらのことすべてによって、あなた方ローマ人は、ローマ市民でない人々にも、秩序ある安定した社会にいきることの重要さを教えたのであった」(アリスティデス)


ローマ人の物語(27)


●● 秋乃みかくの読んだ本リスト ●●





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最終更新日  2007.09.30 11:36:07
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