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2008.02.01
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カテゴリ: 読書/小説


だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。
私はそれに従って生きているにすぎない、と。
組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。
警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。<本書より>



隠蔽捜査

今野さんの吉川英治文学新人賞受賞作が、待望の文庫化です
さっそく買って、一気読み。

面白かった~!!

主人公の竜崎は、東大卒の警察官僚。
自らエリートであることを自負し、出世競争にも余念がない四十六歳。

正論を信じ行動する、ある意味理想主義者であり、
また、エリートが国を守るべきという真の貴族精神とも言える考えの持ち主ですが、
同僚からは変人扱いされ、奥さんからも唐変木と言われてしまう、なんだか憎めないキャラです

そこで起こった現職警察官による連続殺人事件と、息子のヘロイン煙草の使用発覚。

キャリアとして、そして父親として、竜崎がとった道は…。

この二つの事柄が非常にうまくミックスされ、
今野さんらしい、とてもスッキリした結末へと話は進んでいきます。

あと、同期キャリアであり、幼なじみでもある伊丹さんとの関係も、
人間ドラマに一層深みを与えていて、とても面白かったです。

やっぱり今野さんの作品って、安心して読めるからいいなあ
本書もとても読後感のいい、気持ちよく読めたお話でした

第二作目の「果断」も楽しみ♪
つって、文庫化はまだ2、3年先かなぁ。(笑)


●● 秋乃みかくの読んだ本リスト ●●





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最終更新日  2008.02.01 12:23:46
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