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2009.08.12
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負け戦の最前線で、生死の境を体験した一兵士はペグーの山河で何を見たのか。
雨にさらされ、シッタン平野を血に染め、飢えと病魔におかされ、
裸足であるいた敗残の日々を克明に描いた感動の戦記。
現代の若人に語り伝えたい戦場の実相。



ビルマ最前線 (光人社NF文庫)


ビルマ(現ミャンマー)に出征した一兵士の体験記です。

著者の方が岡山県出身ということで、ちょっと身近に感じながら、なんとなく読んでみました。

戦記というのは、ほとんどどれもそうですが、ホント悲惨で言葉がありません…。
まさに地獄とは、こういうことを言うのでしょうね。。。

特に南方戦線では、
「 ルソンの谷間 」や「 地獄の戦場ニューギニア戦記 」などでも読んだように、


このビルマでも同様で、たくさんの兵士が飢えやマラリアで歩けなくなり、
途中で脱落してしまったり、あきらめて自決したりと、
なんだか生きている方が不思議なくらい凄まじい転進という名の逃避行をしています。

結局、ビルマに送られた日本軍兵士33万のうち、19万が帰らぬ人となったということですから、
怖ろしい数字ですよね。。

そしてその亡くなった19万人うち、12万人がマラリア関係で亡くなったのではないかと
著者は推測されています。
そうだとすると、マラリア対策をとらなかった軍というのは、あまりにも杜撰すぎますよね。。

こういうものを読んでいると、人の生死を分けるものは何なのかと考えてしまいますが、
結局行き着くところ、『運』なのかな、と思ってしまいます。

無事生き残って帰られた著者も、幸運だったと思われる場面が何度もありました。



亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。。。





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最終更新日  2009.08.12 12:21:39
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