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2009.11.04
カテゴリ： 読書／小説
組長の阿岐本雄蔵は、兄弟分の組長から、経営難に陥った私立高校の再建を引き受けることになった。
文化的な事業に首を突っ込みたがるオヤジの悪癖を嘆きながらも、日村たちは学校へ乗り込む。
そこで彼らが接したのは、割れたまま放置された窓ガラス、平気で煙草を吸う生徒、無気力な教師たちであった。
百戦錬磨のヤクザをあぜんとさせるほど荒廃した学園を、日村たちは立て直すことができるのか―。（「BOOK」データベースより）
任侠学園 (実業之日本社)
え～、余談ですが、
先日、ウチの近くの図書館がリニューアルオープンしたというので、
見学がてらに行ってみました(^_^)
以前は暗くカビ臭さが漂っていた館内も、ようやく明るく近代的になり、
イイ感じになってました。
ただし、蔵書のワビシさは相変わらずですが。。。(田舎なので…悲しい…)
まあでもちょっと雰囲気もよくなったので、
これからはちょくちょく利用してみようかと思います。ハイ。
いや～、めっちゃ面白かったです～～♪
前作「 とせい 」は、ヤクザの阿岐本組が倒産寸前の出版社を立てなおす話でしたが、
今回は、荒れ果てた学校を立て直しちゃいます。
ヤクザが学校を立てなおす…。
ん??
少しだけ、「ごくせん」のパターンに似てるかも…(笑)
(ヤンクミも任侠一家の孫ですしね)
ヤンクミも曲がったことが大嫌いでしたが、
阿岐本組のヤクザとしての礼儀正しさとか躾、そういう現代では廃れてきてしまった美点が、
学校にとって、そして人間としても、根本的に一番大切なんだろうなと、
すごくいい話でしたー♪
続編また書いてくれないかな～
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